はじめに。
オリエンタル(Oriental)
-「東方の」「東洋の」「東洋風の」の意。 (広辞苑より)
辞書を引くとこんなような内容が記されている。なるほど、その通りだ。カタカナ語の中でも割とポピュラーな言葉だと思う。似たような言葉で、「オリエンタリズム」(ヨーロッパ人が主として、オリエントの風俗や事物に好奇心を抱く趣味のこと)や「オリエンタリスト」(東洋学者のこと)などもあるようだ。そしてこれらの言葉は全て「オリエント」という言葉から来ていると思われる。
オリエント(Orient)
―(日の出の地oriens〈ラテン〉に由来)東洋。東洋諸国。 (広辞苑より)
私はこの言葉がおもしろいと思った。なぜって、まるで日本そのものを表したような言葉みたいだから。もちろんそんなことは全然ないし、日本も東洋諸国に含まれているんだけど、なんだか日本という国にぴったりだと思った。
「日本」の意味は、「日出づる処」らしい。英語にすると「rising sun」。なんかかっこいい。これって、「日の出の地」っていう意味にぴったりだと思った。だから私はこの言葉が好き。おもしろいし、響きもなんだかきれい。
さて、話は全く変わって、少し私についての話をしよう。
ペンネームは読んでくださっている方はご存知であろう。小野詠都。本名は明かせないが。十五歳、女子、高校生、日本人。因みに背丈はミニサイズ。ここまでは割とどうでもいい情報だけど、私はこの十五年という短い人生の三分の一を南米、ブラジルで過ごした。そして私の両親は二人揃って旅行好き。二十カ国くらいは行ったと思う。あんまり覚えてない国もあるのが残念だけど。
だからだろうか。世の女子高校生がみんなこんなものなのかは知らないけれど、日本が好き。日本ってきれい、日本っておもしろい。興味が尽きない。
そういう訳で、十五の私がこんなエッセイを書いていいものかよくわからないけれど、日本の好きなものや美しいもの、おもしろいもの、反対に嫌いなものとかを、このエッセイに詰めこんでいこうと思う。何人の人が共感してくれるかはわからないけれど。
それでは、よろしくお願いいたします。
小野詠都
お粗末さまでした。
遅筆ですがよろしくお願いいたします。
詠都