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ヒトとして。セイとして。  作者: こぎ。
2/2

好きにも沢山種類がある【2】

昨日、私たちは付き合って1年の記念に沖縄へと旅立った。


「知輝!見て!あれがかな達が乗る飛行機じゃない!?」

「うん、そうだねきっとあれだ」


お互いの実家が離れている私たちは11時に成田空港で待ち合わせをし、13時発の飛行機へ乗ろうとしていた。


初めて飛行機に乗る私からしたら格安飛行機特有の狭さも高ぶる気持ちと少しの不安から全く気にならなかった。それよりも私が気になっているのは「今夜」についてだ。

今日の私は胸元が空いたキャミソールにピンクのシースルーシャツを羽織り、下は白のミニスカート。髪型は知輝の好きなウェーブ巻き。普段より少し大人っぽく、でも可愛さは忘れない我ながらなかなかあざといコーディネートになった。

付き合って1年経ったがお互い実家暮らしなこともあり、お泊まりは実質これで2度目。前回は私がまだ19歳だったこともあり特に何も無く健全にお泊まり終了。

さすがに今回は20歳にもなり、付き合って1年も経つ。何があるだろう。むしろあって欲しいという下心を全てこのコーディネートに詰め込んできた。

そんな下心が隠されているとも知らず、彼は無邪気に飛行機の窓の外を眺めている。


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