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ヒトとして。セイとして。  作者: こぎ。
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好きにも沢山種類がある



「出会いがあれば別れもあるんだよ」


まさか1年記念で行った旅行の帰り道にそんなことを言われるなんて思いもせず、気づけば彼の手を握り必死に目で訴えかけていた。


「ごめんごめん、そんなつもりで言ったんじゃないよ。だって今のは犬の話でしょ?香菜に言ってないから笑」


そうだった。今のは私が犬を飼いたいけど死んでしまうのが悲しいから飼うのを躊躇っているというなんともくだらない話に対して彼が返した言葉だった。


1つ1つの彼の言葉。行動。表情全てが自分の頭の中でネガティブに変換されていく。私がA型で心配性なのもあるかもしれないがきっとそれだけが理由じゃない。今こうして普段通りの雰囲気で話しているのが不思議なくらいな、とても重く、綺麗で、残酷な昨日の話し合いが私のネガティブさを悪化させたのだと思う。

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