Day2:彼は華麗にカレーで活躍! ...しない!!! NAME: ― 主人公は異世界で華麗(カレー)に無双する――わけがない ―
タイトルムズい...
そして、昨日せっかくブースト来たのに寝落ちてブースト逃してしまったのは痛すぎる...
とりあえず、前々回の奴はタイトルを見てこれのレビューしたい!って思ったので、他作品の初回投稿日が2週間前なことを確認して、「まあ、これなら新人として成り立つだろ!」と思ったのでレビューしました!
あ?30万字書いてるって??明らかに書き貯めてるけど初投稿が2週間前なら立派な新人なんだよぉ!!
勇者も格好つけたい時がある。というか、何なら常時格好つけていたい。そんな彼が思いついたのが、華麗に生きるということだった。今回はそんな勇者を紹介をすることにする。今回紹介する五人目の勇者は、鈴木コウ先生の『主人公は異世界で華麗に無双する――わけがない』だ。
この作品は、有り体に言ってしまえばコメディーである。ぶっちゃけ、タイトルの時点でそれは透けてはいるのだが、序盤からアンジャッシュをしているのだ。(このご時世にこれは禁句かもしれないが、そこは甘んじて許して欲しい…)
また、地の文が割と説明気味なのだが、この説明気味の文章とコメディー部分とのギャップが、よりコメディー部分の面白さを生み出しているのである。
そして、この作品の最大の特徴は、あらすじにもある通り、異世界転生のいわゆるお約束、あるあるを頻出させて、それを否定しているという点である。例えば、お米。いわれてみれば、たいていの異世界転生系で元日本人はお米を見つけている気がする。そんなテンプレを皮肉ってコメディーにうまく落とし込んだのが、この作品なのである。
後、個人的に気になる点は、あるあるや神話系、ゲームやアニメなどの元ネタがわからないときに一気に面白さが減ってしまう点である。例えば3話で「D&D」というTRPGについて語る場面があるのだが、内容を知らないと、どうしてもふぅーん。くらいの薄いリアクションで返さざるを得ない。少しくらいならその部分を流し読み(実際、3話は流し読み状態でした)するだけで済むが、この知らない部分が多かった場合、面白さ・楽しさが減ってしまうというのは気を付けていただきたい部分である。
最後に、この作品は完結してから投稿されている。つまり、絶対に死ぬことはないのだ。この企画において、この事実は何にも代えがたい最強の能力である。そんな最強の能力を持った彼の、独特な構えから繰り出される妙技の数々。これをあなたは1か月間受け止めきれるのだろうか!それでは、このほとんど華麗要素(カレー要素)が出てこない気のする勇者のこれからの活躍を心から期待する。
やっぱりユージオ好き
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