25. 実は『美少女、バストカップ数測定スクリプト』を作ったのは私でしたという話 Bカップ
【第25回 2021.1.1】 実は『美少女、バストカップ数測定スクリプト』を作ったのは私でしたという話 Bカップ を配信
二次元ヒロインのブラジャーサイズを予想する、コンテンツの元祖――『美少女、バストカップ数測定スクリプト』を、創ったのはわい(板皮類)だったという衝撃?の事実を、明らかにしたわけですが。今回は、その続きの話。
いうまでもなく、二次元ヒロインのスリーサイズは、ただの数字の羅列ではなく、男たちの妄想を膨らます魔法の情報です。
しかし、『測定スクリプト』を、公開した2007年当時。
業界における、フィクションのスリーサイズの設定方法は、超アバウトでした。
『公称、バスト90cm(Gカップ)のグラビアアイドルがいたから、この娘のブラジャーもGカップ!』 という根拠でもあればまだ、マシな方。
『とりあえず、胸が小さなヒロインから機械的に、A→B→C→D→Eカップにしてみました』 などと、おっぱいに対する責任感も、リビドーも感じられない作品もある始末!
ケシカランけどケシカラしくない!
そもそも、ブラジャーのサイズは、アンダーバストと、トップバストの差で決まります。
よって、背が低くて、胴回り(アンダーバスト)が細い娘は、
【例】
身長148cm
スリーサイズ:86/(Fカップ)54/82
みたいに、バストが90cmに届いてなくても、ザ・ロリ巨乳になれる、資質があるわけで……。
……ただね、そんな私の考えは当時、異端中の異端。
上の【例】のキャラ設定を、上司のディレクターに提出したら、リテイクを食らうことでしょう。よしんば発売にこぎつけられたとしても、ユーザーさんに【この設定不自然だよ!】と、逆にツッコまれる可能性も……。
じゃあ、どうすればいいんだろう?
そうだ! 正しい(?)美少女のスリーサイズの知識を先に、世の中に定着させちゃえばいいんだ!
無い知恵絞って、ひねり出したのが、『美少女、バストカップ数測定スクリプト』のアイデアだったのデス。
(次回に続く)
【自己紹介 板皮類 学名:ニョロリマス・オパーイスキー】
ばんぴるいと読む。美少女ゲーム業界で14年。
その後、一瞬だけソーシャルゲーム業界にいた、元企画屋&シナリオライター。
毎週、新作エロゲを300円で8週間連続発売するなど、コンフォートゾーンから飛び出す、変わり種企画が持ち味だった。




