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正反対な少女たち  作者: 楪。
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小さな苦しみを抱える少女

こんばんは、楪。というものです。

初投稿となります。

小説自体書くのが初めてで、まだまだ至らない所も多いですが、どうか暖かい目で見守っていただけるとありがたいです。

ー誰も居なくなった教室、そこで私は…ー


「…ほっといて下さい。こんな関係も終わりです。…今までありがとうございました。宮原先輩。」

もう、耐えられそうになく私はそう先輩にそう告げた。

「梛ちゃ…!」「さようなら。」

先輩が言いかけた言葉を遮って私は教室を駆け出した。遠く、独りになれる場所を探して。

決して相手を見ることなく、俯きがちだったのは、泣きそうな顔を見られたくなかったから。だって、本当はー


気が付けば私、葉月 梛がこの蒼凛女子中学校に入学して、2年立っていた。

私は小学校時代に、"無愛想" "感じ悪い"などと自分でもわかりきっている事を散々言われ、いつも一人だった。

だから、この学校に行くのも乗り気ではなく、正直言って行きたくなかった。

新学期になって人と合わせるのが苦手、話すのもさほど得意ではない私は、案の定友達なんて1人も出来ず、独りぼっちのつまらない日々を送っていた。

そんな日々を少しでも楽しく思えるようになったのは、先輩が現れてからだった。


"宮原 陽毬" いつも笑っていて、他の生徒の評判も良く、いわゆる 人気者 だった。


人に囲まれている先輩を見る度、私は嫌悪感を抱いていた。いや、ただ単に羨ましかっただけだったのかもしれない。

沢山の人に好かれ、いつも輪の中心で楽しそうに笑っている先輩は私とは全く違くて…。

独りぼっちの私と比べると、私が凄く惨めに思えてきて、凄く、凄く嫌な気分になった。


ある日、何を思ったのか帰り道に先輩が声を掛けてきた。

凄く驚いてしまって。ただでさえ声を掛けられないのに、声を掛けられた。しかも、あの人気者の先輩に。

驚いて固まってしまった私に、先輩は驚いた顔をした後、私に優しく微笑んで言った。

「急にごめんね、驚かせちゃった?」と。

私はあんなに苦手だったから、嫌そうな顔をしてしまったと思う。それでも先輩は、私に優しく声を掛けてくれた。

その日から私と先輩は会話をするようになる。今まであんなに苦手だった先輩が、少し安心するような存在に少しずつ変わっていった…。

お話はあと少し続きます。

アドバイスなどありましたらどうぞご意見をお聞かせください…!

参考にさせて頂きたいと思っております。


それでは後もう少しお付き合いください。!

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