表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
嫉妬で狂った女の子  作者: 黒咲 蕣花
1/5

普通の日常

こういう日常っていいよね~

うらやましいょ~

全部あの子が悪いんだよね?

あの子がいるからアナタは変わってしまったんだよね?

あの子さえいなくなれば元のアナタに戻るよね?

私たちの関係も.....すべて元通りになるよね?

あの子なんて消えちゃえばいいんだ。

ううん。私が消しちゃえばいいんだ。

.....なんで?アナタが私を否定するの?

私を否定するアナタなんて私の知ってるアナタじゃない。

私の知らないアナタなんて消えちゃえ。死んでしまえ。

私があの子と一緒に殺してあげる。


*ー*ー*


「ひろー、帰ろー」


私は佐伯さえき 千夏ちなつ  高校2年生


「あー、はいはい。」


こいつは私の幼馴染の宮原みやはら 広人ひろと 同じく高校2年生

私は広人の事を”ひろ”呼ぶ。


~帰り道~


「で、今日はどこ行くんだ?」


「ん?」



「どーせ寄り道するんだろ?」


「うん!今日はね~。

 これ行くの!これ!」

と私はチラシを見せた。


「ケーキバイキング?」


「そう!2時間食べ放題!しかも940円!

 安くない!?今日だけだよ!今日だけ!!」


「俺いーわ。」


「え!なんで!?」


「ケーキだろ?

 なんであんな甘ったるいものいっぱい食べなきゃならないんだよ。」


「えー、行こーよー!」


「やだね。」


「お願いー!」


「やだ。」


「ねぇー。」


「行かない。」


「どうしても行ってくれないの?」

と私はうつむいて泣く。


まあ、泣くといってもフリだけどね。

泣く真似!


「ば!ばか!そんなことで泣くなよ!」


「だって.....。」


「おい、泣きやめ!」


ひろはかなり焦っていた。


「じゃあ、行ってくれる?」


「い、行くから!だから泣くな!!」


やった。引っかかった。

ひろが騙されたwwww


「ホント?」

と私は聞き返した。


「あぁ!」


「やったー!じゃあ、さっそく行こー!」

と私は泣き真似を止めいつも通りに接する。


「ちょ、お前泣いてないじゃん!

 涙全然出てね....!」


「はいはい。気にしないのー。

 そんなことはいいからー。早く行こー。」

と私はひろの腕を引っ張った。


「そんな事って.....。」


「もー早くー。ケーキなくなっちゃうー!」


「わ、わかったから腕引っ張るなー。」


私たちはケーキバイキングをやっている店へ行った。


「よーし、いっぱい食べるぞー!」


「お前どんだけ食う気だよ。」


「いーからいーから。」


~2時間後~


「ふぅ~。もう食べられない。お腹いっぱーい。」


「お前どんだけ食ったんだよ。

 よくあれだけ食べれるなー。もう俺気持ち悪いよ。」


「あれだけで気持ち悪いとか言ってたら大食い選手権にでれないよー?」


「いや、最初っから出る気ないし。 

 第一ケーキ大食い選手権てどんな選手権だよ。」


「ケーキをいっぱい食べる!」


「そ、そのままじゃん。」


「えへへ~。」

と笑ってごまかす。


「笑ってごまかすな。」

と言ってひろに頭を叩かれた。


「もー、痛いなー。」


「絶対痛くねーだろ?」


「まあね。」


「もう暗いし帰るぞ。」


「うん!」


~家の前~


「今日はありがとね~。」


「あぁ。

 まあ、毎日の事だけどな。」


「えへへ~。

 明日もどっか寄り道して帰るつもりだからよろしく。」


「はいはい。」


「じゃあ、また明日迎えに来てね。」


「なんで迎えに来る前提なんだよ。

 まあ、隣だからいいけど。

 じゃあ、おやすみ。」


「うん。おやすみ~。」


私は家の中に入った。


今日が2人っきりで過ごす最後の日だった。





見てくれてありがとーん♪

まだ続きますょー♪♪


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ