ガラスの靴は、もう履かない。
親に敷かれたレールを歩いてきた僕は、親の力の及ばない地方の病院に移動してきた。親は、有名な病院の医師。僕は、医者にはなれず、親の病院を継ぐためにリハビリ師の資格をとり、親の病院で働いていたが、嫌気がさし、地方の病院に逃げてきていた。その病院で、僕は、車椅子の女性、莉子と出会う。彼女は、転倒したのが、原因で、硬膜下血腫を発症していた。夫が出張の間に、転倒し怪我をしたのだ。発見したのは、夫の元、恋人であり、莉子の友人。転倒は、事故なのか。僕は、リハビリを行ううちに、彼女に魅かれ始める。僕には、親の決めた恋人がおり、莉子には、夫がいた。莉子の夫、架は、一時はピアニストを目指していたが、家業で右手を負傷し、家の為に莉子との結婚を受け入れていた。支えてくれた恋人の綾葉とは、結婚後も関係が続く。莉子の友人の心陽は、コンクールで優勝するピアニスト。莉子を通して、架と知り合い魅かれていくのだった。転落した日、そこには、心陽がいて・・・僕は、莉子と出会い、自信を持って自分の人生を生きる勇気を知った
踊り手は、鮮やかに咲き誇る
2024/02/24 21:31
歪な愛が先走る
2024/02/25 09:20
霧の中の老婆
2024/02/25 14:58
ステージに咲くのは、紅い華か。
2024/02/26 21:05
自分の居場所を求めて
2024/02/28 21:01
君の歩く道
2024/02/28 21:02