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自覚の足りない邪神さんは、いつもどこかで迷走しています  作者: デブ(小)
第十六章 邪神さんとデスゲーム
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03 告白

――ユノ視点――

 今日の予定は、朝食を食べたらすぐに海水浴へ。


 海水浴場までは徒歩十分くらい。

 歩いて行けない距離ではないけれど、人数も多いのでバスで移動。

 ついでに、バスが更衣室代わりにもなるし、BBQの材料や機材も運べるしね。



 なお、行きは海へ直行だし、旅館には特にドレスコードはないようなので、着替えは部屋で済ませている。

 もちろん、旅館やバスの中で泳ぐわけでもないのでラッシュガードを羽織っている――私だけではなく、女子はみんなそうだったのだけれど、男子の反応が微妙だった。


 あれか。

 水着を褒めるとか、何らかの心の準備をしていたら出端でばなを挫かれたとか?


 そういえば、妹たちから「男の子は、女の子の服やら何やらを褒めるのが作法だ」と教え込まれていたけれど、女性になった今はどうすればいいのだろう?

 褒められるだけでいいの?

 いや、今は男女――に限らず、いろいろと同権だとか平等がさけばれる時代なので、不利益や矛盾が発生しない程度に合わせておく方が賢明か。

 特に拘りがないことについては事なかれ主義が一番だ。




 さておき、湯の川より汚くて、人が多くて活気がある海水浴場に到着すると、特に男子たちのテンションが爆上がりしていた。

 海には人を惑わせる何かがあるのだろうか?

 というか、山とか川でもこうなる気もするし、大自然に触れると野性が目覚めるのかもしれない。


 それはそうと、精神年齢まで下がっているのか、子供っぽくて少しばかり微笑ましい気持ちになる。

 いきなり飛ばしすぎて後でバテなければいいのだけれど。




 ひとまずBBQ可能なエリアを確保すると、諸々の設営を人間に化けた悪魔に任せて私たちは海へ。


 その際、ラッシュガードを脱いだのだけれど、頂いたのは月並みな評価ばかりだった。

 というか、「大胆だね」はともかく、「足長いね」とか「色白いね」とかは水着の感想ではない。


 まあ、すぐ横でスリーピーススーツの強面の人が、パラソルを立てたり浮き輪を膨らませたりしている方がインパクトが強かったのだと好意的に解釈しておこう。


 それはそれとして、私もしっかり無難な評価を返しておいた。

 腹筋が割れているとか、身体のバランスがいいとか――あ、水着の感想じゃなかった。

 取り繕うべきか悩んだけれど、真由とレティシアの目が「余計なことはするな」と語っていたので諦めた。



 さて、海で遊ぶといっても、「これ」といった目的はない。

 なので、浮き輪で漂ってみたり、ボールで戯れてみたりと、その場のノリと勢いだけで行動している。


 ただ、私の水着姿は思春期や青年期の少年少女には少し刺激が強かったか、どうしても視線が泳いだり及び腰になったりと挙動不審になることがある。

 海水浴に来て視線を泳がせるとか、なかなか洒落が利いているね。


 しかし、いい歳をした大人もガン見していたり、こっそり写真か動画を撮ろうとしている人もいるので、年齢的な要因ではないのかもしれない。というか、後者は性的姿態等撮影罪に抵触するおそれがあるので止めた方がいいと思う。

 まあ、悪魔たちの目もあるし、私を撮影する分には白飛びして何だか分からなくなると思うけれど。



 とにかく、海にも「ゲレンデマジック」のように人を惑わせる何かがあるのだろう。

 そうであれば、そういったものに対する免疫がない少年少女が挙動不審になったり空回ったりするのも致し方ない。



 だからなのか、連れがいると分かっているはずなのに、声をかけてくる人たちがいる。

 あるいは「旅の恥は掻き捨て」気分なのかもしれない。


 その行動力自体は賞賛するけれど、水上バイクやボートを持っているというアピールでは、「友達作り」という目的を超えることはない。

 というか、私は既に戦艦とかも持っているし、何なら人魚や海竜に乗せてもらうこともできるので、そんな物を提示されても今更感が強い。

 筋肉や資金力なんかを自慢されても、異変を察すると飛んでくる悪魔に「消え失せろ」されて排除される。

 聞きわけが悪いと海にぶん投げられたり、砂浜に垂直に埋められたりする。

 悪魔たちも海を楽しんでいるようだ。




 そんなこんなでお昼時。

 BBQとなると私の腕の見せどころである。


 といっても、ただ串に刺して焼くだけの物はみんなにお任せ。

 ウナギ屋さんには「 串打ち三年、裂き八年、焼き一生」という言葉があるそうだし、一番難しいところを私が担当するのは理に適っているといえる。



 とにかく、私は専用の鉄板を用意して、食べ盛りの少年少女たちのために焼きそばやお好み焼き、オムライスやガーリックライスなんかも作る。

 もちろん、ここでもいろいろと世話を焼いてくれている悪魔たちにも請われるままに作ってあげる。

 先日のホテルで得た知識と技術が早速活きたね。



「すごい……! 鉄板の上で食材が躍ってるみたいですわ……!」


「ヘラが奏でる音が耳に心地いい……。こんなことまで達人級とは……ジュルリ」


「こんな感動的な鉄板焼き見たの初めてなんだけど?」


 私のヘラさばきに綾小路さんたちの口からも賞賛が漏れる。

 よだれも漏れそう。



「焼きそばってこんなに感動できる食べ物だったんだ……」


「オムライスのハートマークいいよね。アツアツで、ハートまで火傷しそうだわ」


「生きてて良かった……! 俺はこの瞬間のために生きてたんだってはっきり分かるんだわ」


 もちろん、味の評価も上々。

 というか、過剰。



「この味はワシが育てた」


「真由ちゃん、何言ってるの? でも、美味しいよね」


 真由とレティシアも喜んでいるようで何より。

 でも、貴女たちを育てたのは私――いや、ふたりを育てることで私も成長したと考えると合っているのかな?



「美味しすぎる……! でも、今日は水着だし、昨日みたいに食べすぎるわけには……!」


「食べすぎだって分かってますけど、手と、口が止まらない……!」


「ガーリックライスの後の臭い消しに、リンゴジュースまで絞ってくれる心遣いと握力! とっても素敵ですわ!」


 姫路さんたちも、明日以降のダイエットが大変だなどと言いつつ、1日の摂取カロリー目安を大きくオーバーしている。

 もっとも、みんな若いし、この後も運動すればきっと大丈夫。

 私は何をどれだけ食べても太らないし、運動しても筋肉がつかないので、保証は無いけれど。


◇◇◇


――第三者視点――

 ユノがその可愛さと女子力でチヤホヤされていた頃、密かに決意を固めている者たちがいた。



 まずはユノの身内である真由とレティシアである。


 先日の姉とアルフォンスによるカルト教団襲撃の件は、ふたりにも伝えられている。

 もっとも、その件自体は公安による情報操作などもあって、ふたりには関係の無いことだ。


 しかし、その場に綾小路たちがいたとなると詳細な情報が欲しくなる。



 姉妹は、彼女たちに対しても何度も洗脳などを行っている。


 ふたりの基礎能力は非常に高く、それこそ魔術師相手に洗脳を仕掛けて気づかれないレベルではあるが、ろくに術の理論などを知らないせいで今ひとつ自信が持てない。

 基本性能でごり押しというのは往々にして最適解となるのだが、ユノを見ていると不安になるのも仕方がない。


 したがって、まずは洗脳などの干渉が露見しているか、若しくは疑念を抱かれていないかの確認、及び今後の方針を決定しなければならないと考えていた。



 それにはユノの異世界での生活をサポートしている悪魔たちから話を聞ければ早いのだが、ふたりの方から悪魔とコンタクトを取る方法が無い――わけでもないが、心理的なハードルが非常に高い。

 悪魔の住むマンションに乗り込むとか、電話で呼び出すなど、まともな感性を残しているふたりには難しい。


 悪魔たちにしてみれば、ふたりとの接点を持つのはユノとの接点を増やすことにも繋がるためむしろウェルカム状態だが、それはそれで腰が引ける。



 そもそも、ふたりの担当しているサポート範囲が「学校内」及び「可能な範囲」であるため、困難なら全部悪魔に投げてしまっても問題は無い。

 しかし、根が真面目で、決してユノのことが嫌いなわけではない――責任が発生しないなら大好きな彼女たちにとって、「何もしない」というのは心苦しいものだった。




 そうして始めた綾小路たちへのアプローチだが、彼女たちもまた姉妹に興味があり、警戒もしていた。

 なにしろ、先日ユノの――実際には朔の言葉で、ネコハコーポレーションが御神苗の系列だと明かされたばかりなのだ。


 ただ、片や人間離れした能力を有していて、片や魔術が使えても、両者ともに「腹の探り合い」では素人である。


 傍目にはとても拙い心理戦や情報戦でお互いにボロを出しまくり、話さなくていいことまで話してしまい、むしろそのおかげで仲良くなっていたが、やらかした分の報告は必要になる。


 姉に話すか、悪魔に話すかを考えれば前者一択だが、今更改まった態度を取るのは少し気恥しい。

 話すのはタイミングをみて、最悪は旅行が終わってからアルフォンスに話そう――そう決意したふたりは、全力で姉の手料理を楽しむことにした。




 もうひとり、稲葉も静かに決意を固めていた。


 それは、いつもは人一倍周囲に気を配り、リーダーシップを発揮してみんなを牽引する彼が、緊張して口数も少なく気もそぞろな様子から、ほかの者たちもそれとなく気づいていた。

 ――彼はこの旅行中にユノに告白する気なのだと。


 しかし、いくら学校(いち)のイケメンである彼でも、世界を飛び越して宇宙(いち)の美少女が相手――しかも、既に婚約者候補が多数となると、アドバンテージなど何も無い。


 むしろ、彼自身も「確実に玉砕する」と理解しているが、想いに蓋をしておくことができなかった。

 旅行の雰囲気や、着実に前に進んでいる伊藤の姿に感化されたところもあるが、決して軽い想いではない。



 その勇気に、同性からは賞賛が、異性からはその結果を想像して憐憫と、一部には傷心の彼にアプローチをかけようかと考えている者もいたが、邪魔をしようと考えている者はいなかった。


◇◇◇


 そうして御膳立てされた告白シチュエーション。


 旅館からほど近い小さな神社まで、二人一組での肝試し。


 道中に何の仕掛けも施されていないが、明かりの乏しい鎮守の森を歩くだけでも雰囲気が出る。



 当然、組み分けのくじには細工がされていて、ユノと稲葉のペアができる。

 それ以外の組は消化試合のようなものなのでサクサクと決められ、あるいは不参加が表明されていき、本命ペアの出発を敬礼で見送った。




 ユノには、「友達を作る」という目的があったため、突発の肝試しの誘いも断ることはなかった。

 そして、稲葉とのペアが決まった時も、「友達」に男女の区別がなかったため、特に思うところはない。


 しかし、いろいろなものが見えている彼女にとって、ただ暗いだけの道で恐怖を感じることはない。

 むしろ、明かりをつけて、それに寄ってくる虫の方が怖いまである。


 ただ、それ以上に、非常に不安定な状態になっている稲葉の精神の方が気になっていた。



「稲葉くん、何か悩みでもある? あるなら聞くよ?」


「えっ、いや、なんで!? そ、そんなことないよ?」


 ユノはそんな稲葉を気遣って声をかけたが、少々ポイントがズレていた。



「そう? 結構前からそんな気がしていたのだけれど……。進路とか、交友関係とか、大したアドバイスはできないけれど、聞くだけならできるから、気が向いたら言ってね」


「……うん、ありがとう」


 むしろ、違う方向に的確すぎたというべきか。


 稲葉には、ユノの言ったとおり、悩み――というよりは諦めていることがあった。

 誰にも指摘されたことがない――少なくとも話したこともないそれに気づかれたのは驚きであり、それ以上に、それだけ深く見られていたことに喜びもあったが、この場面では素直に喜べない。



「――――実は、俺――――」


 それでも、この流れのままでは告白どころではない。


 本来の予定では、神社の境内で、満天の星の下、「月は見えないけど、星が綺麗だね」などと切り出すつもりだった。

 新月だったのは残念だが、それは彼の力ではどうしようもない。



 しかし、この「悩み相談」のような雰囲気は打破しておかないと、現在進行形で天然な彼女のこと、ポエミーな告白は微妙な間を作るだけになりかねない。



「君のことが好きなんだ! 俺と付き合ってほしい!」


 ただ、少し雰囲気を変えられればよかっただけのところ、可愛らしく微笑むユノの魅力にやられた稲葉が暴発した。


 それを「迂闊うかつ」というのは酷だろう。


 相手は、本来であれば神や悪魔もたぶらかす邪神である。

 当然、彼女が地球で平穏に活動するため、神や悪魔、そして人の手によって様々な工夫がなされているが、彼女の魅力を低減させることは能力的にも心情的にも不可能だった。


 そうした所属や種族を超えた協力の結果、現在は彼女を中心にした「精神活動を緩慢にする結界」が展開されている。

 ただし、それは現地魔術師に察知されない程度のもので、そうでなくても、彼女のふとした仕草で貫通することもある。

 したがって、こういった至近距離での暴発を防ぐことはできない。




 思わぬ形で告白してしまった稲葉だが、その想いは真剣なものだった。

 そして、ユノはそういった想いに対しては誠実に向き合う性分だ。



「ありがとうございます。私も稲葉くんの陰で努力しているところとか、誰にでも誠実なところは好ましく思っていますよ。けれど、お付き合いはできません」


 自身でも予期していなかった暴発に慌てる稲葉を落ち着かせるように、ユノは穏やかに、そしてきっぱりと答える。



「これは稲葉くんに理由があるわけではなくて、私がこっちにいるのは期間限定なことや、私自身の特殊な事情によるものですので、基本的にそういった期待に応えることはできないんです」


「……そう、うん、分かってた。……でも、『基本的に』ってことは、例外もあるってこと?」


 そうして稲葉の真剣な想いに可能な限り応えようとしたが、そのせいで付け入る隙を与えてしまった。



「……まあ、そういうこともあるかもしれません。ただ、そのために犠牲になるものも多いと思いますし、それに見合うものかも分かりませんので、あまり簡単に考えないでくださいね」


 可能性を大事にするユノとしては、それを「言葉のあや」で片付けることもできず、だからといって、本当のところを話すわけにもいかない。


 後は、稲葉の解釈や行動次第――だが、彼にその機会は与えられなかった。




「うーん、微妙なとこだけど、安全策採っとこうかー。お姉ちゃんにしてはよくやった方だと思うけど」


「フラグになっても困るしね、稲葉くんには悪いけど、理由の方はぼかさせてもらうね」


 暗闇から現れた真由とレティシアの判断と洗脳スキルによって、稲葉の意識が薄れる。



「何かまずかった?」


 彼女たちにとって、こういった経験は初めてではない。



「うーん、後半のフォローみたいなのは要らなかったかなあ? 刃物出されるとかよりはマシだけど」


「稲葉君はそんなことしなさそうですけど、行動力がありそうですし」


 ユノに告白した者は、これまでも多くいた。

 中には諦めが悪い者や、錯乱して暴力に訴えようとする者もいたが、それで事態が好転するはずもない。

 当然、後々問題になるようなものは、今回のように対処されている。



「ほかのみんなは?」


 次いでユノが気にしたのは、ここにいないクラスメイトのことだった。



「そっちも対応してるよ――っていうか、やっぱ人の心が分かってないなあ」


「?」


「さっきの今で、情緒がないってことですよ。告白した人が可哀そう」


「?」


 ユノの切り替えの早さは彼女の美徳のひとつだが、感情的な視点では薄情に見えてしまうことも多い。

 なお、彼女としてはその場限りのことではあっても誠実に対応しているつもりであり、責められている理由が分からない。


 真由とレティシアがそんな彼女に苦言を呈するも、当の本人は首を傾げるだけ。

 これもいつものことだが、姉に人の心を理解してもらおうというふたりの試みは終わらない。



「それより、今思い出したのだけれど、これ、私が異世界に行った日に拾ったの。またふたりに会えたら土産話にしようと思って」


 そして、切り替えの早いユノは、隣で呆けている稲葉を意識の隅に追いやり、妹たちに緑がかった灰色の塊を手渡した。



 覚えたばかりではあるが、こちらの世界でも辛うじて使えるようになった《鑑定》スキルを使用したふたりの目に映るそれの情報は、「ワイバーンのトゲ」。


 状況次第では、土産話とともに受け取ったかもしれない。


 しかし、この状況では反感が勝った。



「そういうとこだよ! 本当にもう!」


「こんなこと思い出す前に、稲葉君のこと思い出してあげなよ!」


 真由は受け取ったトゲを藪の中に投げ捨てると、レティシアがユノに詰め寄る。



「ええっ、どういうこと? せっかく思い出したのに……」


「あ、綾小路さんたちに関係バラしたんだよね? こっちからもフォローしといたから!」


「えっ?」


「ほら、あんまり時間ありませんし、神社まで行きますよ! 稲葉君もついてきてくださいねー」


 さらに、真由が機とみて綾小路たちに彼女たちの関係を明かしたことを告白し、レティシアが考える時間を与えないようにユノの背を押す。

 こういう切り替えが早いところは姉妹でそっくりだった。


 そうして、諸々の問題を切り替えの早い彼女にとって「終わったこと」にしてしまうと、日常へ復帰するための工作に精を出す。


 ふたりの腹の探り合いや魔法はまだまだ未熟だが、姉の扱いだけは熟練の域にあった。



 なお、稲葉は緊張のせいか記憶に曖昧なところがあるものの「ユノに告白したものの、オーケーされなかった。ただし、望みが残るような展開だった」と認識している。

 そうして、それまで――ナンパも含めてバッサリ斬られる者が多かった中で、健闘を称えられていた。

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