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自覚の足りない邪神さんは、いつもどこかで迷走しています  作者: デブ(小)
第十一章 邪神さん、魔界でも大躍進
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08 お父様が見てる

――ユノ視点――

 懲罰房での監禁生活が終わったと思ったら、魔王城での軟禁生活が始まった。


 とはいえ、私の分体――というか、能力全般は、距離とか時間には縛られない。

 なので、懲罰房にいた時と変わらず、アイリスやルナさんのサポートに影響はない。



 あえて問題点を挙げるとすれば、「楽して問題を解決する」というコンセプトで開発した能力が、単純に問題と仕事量を増やしているだけの状況だろうか。


 もちろん、その気になれば、何もかも無かったことにすることも可能だろう。

 しかし、それによって生じる歪みや、多くの人たちの積み重ねてきた努力まで無かったことにされてしまうと思うと、おいそれとはできない。


 少なくとも、普段から「頑張っている人が好き」などと言っている私が、この程度のことでやっていいことではない。

 むしろ、分体を出している分だけ頑張っている人を見られるチャンスが増えたと、ポジティブに考えよう。




 それに、方向性や尺度は違えど、頑張っている人というのはどこにでもいるものだ。


 ここでは、特に大魔王であるルイスさんと、学長先生のルシオさん――少し名前を混同しそうになるふたりがそうだろう。



 彼らは、動機までは分からないけれど、少しでも魔界を良くしようと、本気で考えて行動しているようだ。



 しかし、元日本人であろうルイスさんは、魔界の人たちとの価値観の差や社会性の低さに四苦八苦しているようで、よく愚痴を聞かされる。


 私に聞かせてどうしようというのか。

 もっとも、やる気を殺がないように、「大変ですね」「無理はしないでくださいね」と、無難に答えておいた。


「お前のために頑張るぜ!」


 などと言われても困るけれど。

 どうせなら、自分のために――百歩譲って、奥さんとかに言った方がいいのではないだろうか。



 学長先生の方は、やる気と理屈だけが先行して若干空回りしているようではあるけれど、効率や正誤はさして重要なことではない。


 むしろ、根源の階梯を上げるという観点でいえば、偶然の成功より、様々な可能性を模索して失敗する方が良いように思う。


 ただ、私にあれこれ相談されても困る。

 これも、「貴方の信じるようにされるのがいいと思いますよ」と返すくらいしかできない。


「そうだな! マ――君が信じてくれている私を信じて、この命を懸けてやってみよう!」


 何を言っているのか分からない。

 それと、大袈裟。

 そんなことばかり言っていると、JAR〇が来るよ?




 何にしても、多様性こそが彼らの最大の武器ではないかと思う。


 先日の聴聞会でも、乱闘に発展したかと思えば、終わってしまえばラグビーのノーサイドのように、後腐れなくお互いの健闘を称え合っていた。

 ある意味では、肉体言語で真正面から真摯(しんし)にぶつかり合っていたともいえる光景に、議会政治の新たな姿を見たような気がした。


 もっとも、元々の議題であったはずのデーモンコアの件を綺麗に忘れていることを思うと、階梯が上がるのはまだまだ先のことだと思うけれど。




 さて、今でもデーモンコアの件を忘れている彼らが、なぜ私を軟禁しているのかといえば、私の料理魔法についての調査研究が主たる目的らしい。


 まあ、忘れたという点については、私も他人のことを言える立場にないのだけれど、それでも揃いも揃ってというのは、魔界の将来は大丈夫なのかと、要らぬ心配を抱いてしまう。



 とはいえ、デーモンコアより私の料理の良さに気づいたのだとすれば、その着眼点は悪くない。


 私からすればゴミに等しいデーモンコアでも、彼らが手にすれば、今の何倍にも強くなれる代物だろう。


 しかし、それは彼らが強くなったとか成長したということではなく、デーモンコアの能力を借りているだけにすぎない。


 もちろん、道具は道具でしかないので、一概にそれを否定するつもりはない。

 しかし、自前であろうと借り物であろうと、力の行使にはそれに応じた因果がついて回る。


 デーモンコアが成長することはない以上、それを上回る因果が巡ってきたときに、彼らに何ができるのか。



 それに対して、私の料理で得られる力は、デーモンコアと比べれば微々たるものだろう。


 ごくまれに若返ったりするなどの例外はあるものの、基本的に効果は一時的なものだ。


 その一時的な効率の上昇で、レベルアップや進化が捗るだけのことで、それらをなした主たる要因は本人の努力によるところが大きいはずだ。


 もちろん、その程度で簡単にデーモンコアの能力を超えるようなことはないけれど、私としては、「いずれ」という可能性の方が好みである。


 人間の個人的な視点では「そんな悠長なことを」と思うかもしれないし、個人レベルの成否や生死は諦めてもらうほかないけれど、次代以降に託すという意味では、失敗も必要なことなのだ。


 私の料理は、そんな人たちをほんの少し後押しするとか、やる気スイッチを押す程度のものなのだ。

 多分。




 とはいえ、私が魔界に来た理由を考えると、望まれるままに料理を出してあげるというわけにもいかない。

 ある意味、「食糧難」という魔界最大の問題における解決策ではあるけれど、それは悪魔族が解決するべき問題である。

 それは、優しさではなく、甘さ――むしろ、無責任とでもいうべきことで、彼らの成長の機会を奪う最低の行為である。

 本当の意味で救済するつもりなら、彼らが成長できる余地を残しておかなければいけないと思う。


 もちろん、それは私が干渉する場合の話であって、ほかの人にまで強制しようとは思わないけれど。



 とにかく、私は、アナスタシアさんからの依頼を受けて、アイリスをサポートするため、ついでにアルのお願いを叶えるために魔界に来ただけなのだ。


 ルナさんとか、一部の人を応援してあげたい気持ちはあるけれど、魔界を救いたいなどと傲慢なことは思っていない。



 それに、アイリスが、アルからの――いや、アナスタシアさんからの依頼を受けた理由が、異世界の様子を見ることができる魔法を教えてもらうためだった。

 しかし、それは主神たちとの繋がりができたことで、最早大した意味を持たない。


 この目で確認したわけではないけれど、父さんから、真由とレティシアは無事だと聞いているし、向こうの世界での時間経過も、私が消えてから一か月くらいらしい。

 それに、父さんの配下や母さんの仲間――亜門さんや三上さんには話が通っていて、ふたりのサポートをしてくれているそうだ。



 それならいっそ、ふたりが高校を卒業するまでお願いできないだろうかということで調整中だったりする。

 もちろん、だからといってアナスタシアさんとの約束を反故(ほご)にするつもりはないけれど、彼女に忖度(そんたく)して魔界を良くしようなどという可能性は小さくなった。



 それに、大空洞でデーモンコアの代わりに置いてきた世界樹の苗や、月で少しだけ手を加えたシステムのおかげで、結界の強度は以前の数万倍、瘴気浄化能力も数倍になっているので、瘴気で結界が破綻する可能性は無い。


 つまり、ある意味では、もう救いの手を差し伸べているといえなくもない。


 そんな彼らに今必要なものは、力ではなく自制心である。



 主神たちの試算によると、魔界内での争いが現在の三割程度に抑えられれば、およそ二百年で魔界全域が生活可能な環境に戻るそうだ。

 なので、しばらく大人しくしているだけで、問題の大部分は解決する。


 これ以上の手出しは野暮というものだ。




 そんな事情もあって、料理魔法を行使するためには条件が必要だと(うそぶ)いて、彼らのおねだりをのらりくらりと躱している生活を送っている。




 しかし、向こうも「はいそうですか」と素直には引き下がれないらしく、いろいろな手段を講じてくる。


 もちろん、こちらもそんなことは織り込み済みで、大抵のことは、朔が事前に対策を講じてくれている。




 まず最初に提案されたのが、ルナさんやアイリスを魔王城に招くというもの。


 もちろん、人質とかそういうことではなく――そういう面もあるのかもしれないけれど、私がストレスなく力を貯められる環境を作ろうとしているのは間違いないようだ。



 しかし、彼らが私とアイリスを分断していると思っている状況の方が、私たちにとっては都合が良い。


 いわゆる、アリバイというものだ。

 なので、その条件を呑むわけにはいかない。



『主人はこういった場所は苦手でして、表面には出さないでしょうが、いろいろと溜め込んでしまうでしょう。そんな状況では、私の力も貯まりません』


 そんな感じで丁重にお断りした。



 それに、現状では、ルナさんに固執していた層はデーモンコアに、デーモンコアを入手した体制派の興味は私に向いている。

 つまり、ルナさんやアイリスに対する監視や圧力は、かなり低減しているのだ。

 なのに、わざわざ監視が厳しい私と合流するメリットがない。


 それどころか、万一エカテリーナさんまでついてきて、迂闊な言動をされると困ったことになる可能性もある。



 エカテリーナさんは、頭が悪くて他人の話を聞かないけれど、いつも素直に全力で生きている姿には非常に好感が持てるし、決して悪い子ではない。

 ただ、妙なところで勘が鋭かったり、後先を考えずに突っ走るところがあるので、権謀術数(けんぼうじゅっすう)渦巻くところに連れてきてはいけないのだ。




 私に料理を出させるためには待つしかないのだと、彼らがすんなりと理解してくれたのは少し意外だった。


 それでも、私を解放することが最善だという設定も理解しているはずなのだけれど、目の届かない所でこっそり出されるのではないかという懸念から、それは認められないという。


 私を放し飼いのニワトリか何かかと思っているのかと疑うところはあるものの、ここで私が監視対象になっていることで、ルナさんたちの負担を減らせると思えば好都合である。




 しかし、理解はしていても、ただ待つだけというのはつらいらしい。


 そこで、「駄目元でもいいので」と、メイドさんを数人つけられて、彼女たちに料理魔法の手解きをすることになった。


 具体的には、メイドさんにバケツを被らせたり、振らせる指導をしろということらしい。

 正気か?



 以降、魔王城内では、バケツとの親和性を高めるためにと、私に倣ってバケツを被らされているメイドさんが散見されるようになった。


 もちろん、彼女たちには私のような認識能力はないようで、あちこちにぶつかりまくって(あざ)だらけになっている。


 一応、《魔力感知》などの、視覚に頼らなくても周辺状況の把握ができるスキルも存在するそうだけれど、ルイスさんのような強大な魔力を持つ人が多くいる魔王城内では、情報量過多で混乱して、乗り物酔いのような状態になってしまうそうだ。



 そして、訓練場では、兵士の皆さんに交じって、メイドさんがバケツの素振りをしている。

 普通に考えれば、それで料理が出るはずがないのだから、適当に流せばいいのに本気以上でやっているせいか、血豆が潰れていたり、手の皮が擦り切れたりしている。


 そんな彼女たちを見ると、申し訳なさで居た(たま)れない気持ちになる。



 一応の救いは、習得の可能性がゼロではないことだ。


 ただし、朔の見立てでは、「物質変換」だとか「確率操作」といった、難しそうな能力に高い適性があることや、膨大な魔力を有していることが前提になるそうだ。


 もちろん、バケツの素振りで身につく能力ではない。

 それと、その習得は、どう考えてもメイドの仕事の範疇(はんちゅう)を超えている。


 そう指摘してみたところ、ルイスさんや学長先生たちまで、時間をみつけてはバケツを振るようになった。

 魔界の未来は大丈夫だろうか?



 というか、私がそんな小難しいことに適性を持っているようには思えないのだけれど、「確率操作」とやらは、朔にもできるそうだ。

 なので、ギャンブルなどでは稼ぎ放題らしい。


 すごいね。


 魔界には金銭を賭けるギャンブルはあまりないので役に立たないけれど。



 そして、その朔が言うには、私の能力は、そんな朔や主神たちにも解析できない、もっとヤバい何かなのだそうだ。


 私を自粛させるために大袈裟に言っているだけだと思うので、話半分で聞いておく。




 さておき、そこまではいい。

 いや、メイドさんたちには悪いと思っているけれど。



 私の扱いは国賓レベルで、飽くまで魔界ではという条件の中ではあるけれど、贅沢な暮らしをさせてもらっている。



 私に与えられた部屋は、恐らく客間の中でも最上級のもので、独りで使うには大きすぎるものだ。


 もちろん、湯の川の私室とは比較にならないけれど、リアクションの無い私を見て勘違いしたメイドさんたちが、私が寂しさを感じないようにと、城内にある唯一のオブジェ――様々なポーズをした父さんの像や絵画をこれでもかと運び込んできた。


 賑やかしのつもりなのかもしれないけれど、更にリアクションに困る。



 父さんのことは大好きだけれど、魔装《暴体美隆》状態の、しかもちょっと盛られ気味の父さんの像に、四方八方から見詰められているというのは落ち着かない。

 正直なところ、外見上は知らないおじさんだしね。



 しかし、戸惑う私に呼応するように、父さんの像が気のせいレベルではなく萎れるのだ。


 最早嫌がらせにしか思えない怪奇現象だけれど、悲しそうに萎れる父さんは見たくないので、気休め感覚で拭いたり磨いたりしてあげると、以前にも増してムキムキになった。


 もちろん、賓客に掃除などさせてはいけないと、すぐにメイドさんたちに仕事を奪われたのだけれど、父さんの像はそれでも少しずつムキムキになり続けた。

 そんな節操のない父さんの姿は見たくなかった。


 というか、私の世話のほかに料理魔法の訓練までさせられて、更に掃除という名のセクハラまでさせられているメイドさんたちには、申し訳なさでいっぱいである。




 そんな感じで、基本的に平穏な生活なのだけれど、時折、私の噂を聞きつけた、空気を読まないボンクラ貴族が詰め寄ってきたりもする。


 内容は、「俺に仕えろ」とか、「俺の嫁になれ」とか、ありきたりのものが多い。


 たまに、「俺のムスコから毒を吸い出してほしい!」とか、「()れたアレを挟んで止血を!」とか、「この座薬を入れてほしい!」と、病院と間違えてくる人も来る。


 しかし、そんな時には、衛兵さんが大魔王さんの名において、若しくはルイスさん本人が責任を持って排除してくれている。



 そんな彼も、彼の奥さんである王妃【イングリッド】さんや御母堂(ごぼどう)の【エヴァ】さんに追い返されている。



 彼女たちとは、聴聞会のすぐ後にお茶会に招かれて、そこで知り合った。


 そのお茶会で、流れ的に断りきれずに、お茶菓子を――もちろん、人数分出したのだけれど、それが当然に好評で、一方的に知己を得られた。


 言葉の使い方がおかしいような気もするけれど、とにかく、「身分や年齢など関係無く仲良くしましょう!」と、大変に気に入られてしまった感じだ。


 もちろん、断れるような内容のものではないので、控え目に肯定するに止めたのだけれど、それから、ほぼ毎日、お茶の時間になると押しかけられるようになった。



 それからは、私の許にルイスさんやほかのお偉いさんが来ても、彼女たちが一緒にいると、威嚇して追い返してくれている。


 仮にも大魔王の扱いがそれでいいのかとは思うけれど、よくよく思い返せば、グレモリー家も奥さんの方が当主だったり、この辺りの祭神がヘラ――アナスタシアさんの前身だったり、相対的に女性が強い社会なのかもしれない。


 それか、ルイスさんに多少の無茶を受け止めるだけの器があるだけか。


 そのあたりは確認のしようがないし、そもそもどうでもいい。



 なお、身分の差の方は、そもそもが実力主義の魔界では、貴族という肩書は人間社会のそれほど大きな意味は無い

 もちろん、ノブレス・オブリージュ的な意識も薄い。


 現大魔王のルイスさんは、そのあたりのことも含めてきちんとした組織化とか制度化したいようだけれど、そういった概念も無ければ教育も受けていない人ばかりの魔界では難しいようだ。




 さておき、イングリッドさんとエヴァさんが頻繁に訪ねてくるのは、私の出すお茶とお茶菓子、そして、私自身が目当てだろう。



「今日のお茶も美味しいわね。ところで、私の妹にならない?」


「今日のお菓子も最高ね。ところで、私の妹にならない?」


 というか、隠す気など全くないようなので、疑問を差し挟む余地もない。



 なお、彼女たちの言う「妹」というのは、息子の嫁や旦那の側室に来いというようなことではなくて、義姉妹的な何からしい。


 もちろん、ルイスさん以外の男性への当たりは更に厳しいもので、番犬代わりの彼女たちのおかげで、私は当初の予想よりは平穏に過ごせている。



 いや、それはどうなのか……?


「私ね、ずっとユノのような妹が欲しかったの。こうしてお茶をしながら他愛ないお喋りをしたり、一緒にお散歩をしたり――余命僅かなお婆さんの、ささやかなお願いをかなえてくれないかしら?」


 嘘である。

 古竜たちのように、嘘を見抜く竜眼を持っていなくても分かる。


 エヴァさんの目は、ささやかなお願いをしているそれではなく、獲物を狙う肉食獣のそれである。

 アイリスも時々そんな目になるので、よく知っている。


 そもそも、悪魔族は寿命が長くて、全盛期でいられる期間も長いため、余命僅かどころか女盛りといっても過言ではないくらいに若々しい。



「私もね、ユノのような可愛らしい子ネコちゃんに、あんなことやこんなことをしてみたいって、ずっと夢に見てたの」


 舌なめずりをして(よだれ)(すす)るイングリッドさんに至っては、欲望を隠そうともしていなかった。

 あんなことやこんなことというのがどんなことなのかは知りたくもない。



『申し訳ありませんが、何度も申上げましたように、私と特別な関係になるためには、神様の審査というか試練があるかと思われますので――』


 というか、私には、神からの監視や干渉があるので早まった真似はしないようにと、このふたりだけではなく、ルイスさんたちにも(うそぶ)いているのだけれど、誰も真面目に聞いてくれない。



「疚しいことは何もありませんので、大丈夫ですよ。うふふ……」


「先っちょだけならセーフです。ふひひ……」


 このように、諦める様子が全く無いのだ。


 ヘラの名にそこまでの影響力がなかったのか、悪魔族だけに神への信仰心が足りないのか、私の可愛さがそれらを凌駕しているからなのか――神の名を出せば退くだろうと、甘く考えていた私たちには大誤算だった。


 せっかく良い設定を思いついたというのに、役に立たない神である。

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