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10 英雄の凱旋

――アルフォンス視点――

 上を見れば、一面の空の青。

 下を見れば、やっぱり何処までも続く海の青と、白い砂浜。

 正面を見れば、スケール感の狂う巨大な樹。

 頬を撫でる、海の匂いが混じった、少し甘い香りのする優しい風。



 そして、凱旋を笑顔で迎えてくれている大事な家族。


「おかえりなさい、アルフォンスさん、シズク。貴方たちのことですから心配はしていませんでしたが、それでも無事で安心しました」


 真っ先に声をかけてきたのは、一応正妻ポジションにいるアンジェリカだ。

 個人的には順序なんてつけたくないんだけど、貴族という立場だとそうもいかない。

 貴族にはいろいろと面倒な(しがらみ)も多いのだ。


 アンジェリカは筋金入りの貴族なので、滅多なことでは人前で感情を露わにしたりしない。

 子供の頃はそうでもなかったけどな。


 それが今じゃ、凛とした態度で、「当然、私は信じていましたから、心配など微塵もしていませんが」とでも言いたげな雰囲気がひしひしと伝わってくる。


 でも、付き合いが長いせいか、本心じゃないのはよく分かる。

 実際はみんなと同じように――それ以上に心配していたことは容易に想像がつく。


 ただ待つことしかできないのがどれほどつらいのか、少し想像力を働かせれば莫迦でも分かる。



 心配が必要無いのは、ユノみたいに絶対的な力を持っている奴だけだ。

 あれは心配してもどうにもならん。

 

 いや、違う意味で心配になるけど、それもどうにもならん。

 何も知らずに敵に回したオルデア共和国には、心の底から同情する。



「ただいま、みんな。心配させて悪かった。でも、もう終わったから」


 俺は、ユノみたいに絶対的な力を持っているわけじゃないから、心配も掛けるし、迷惑も掛ける。

 みんなには、これからの行動で穴埋めしていくしかない。


 本当は魔界の方は終わってないんだけど、アイリス様に行ってもらっているし、ユノもついてるからきっと大丈夫――信頼してないわけじゃないけど、心配になるのはどうしようもない。

 だって、人間だもの。


 でも、俺が行くにしても、後方支援に徹するにしても、まずは状況を確認しないとな。



「まあ、ユノちゃ――ユノ様がついてるし、心配はしてなかったけどね。あ、でもまた新しい嫁連れてくるかもって、違う心配はしてた」


「うむ。アルフォンスはふらっといなくなったと思ったら、嫁を連れて帰ってくる習性があるからな」


 あれ?

 久々の再会なのに、エリーとジーンが辛口だ。

 照れ隠し――って雰囲気じゃないんだけど?



「いえ、それもきっとユノ様のおかげです。オルデアの総督――シェンメイとかいう女、あれは状況と展開次第でどうなっていたか分かりません。ただの勘ですが、そういう空気を感じました」


 シズクまで!?


 いや、確かにシェンメイさんは綺麗でスタイルも良くて頭も良い――非の打ち所の無い女性で、言い寄られたりしたら満更でもないし、非常に困ったかもしれない。

 しかし、そんな雰囲気は全然なかったと思うし、きっとシズクの気のせいだと思う。



「そ、それでその女は……?」


「ユノ様に(たぶら)かされました」


「なるほど。天然女誑しのアルフォンスも、超常の存在には勝てなかったのね。まあ、私も妹のことをお願いしに行った時はヤバかったし、気持ちは分かるけど」


 リリスまで……。

 さすがにあれと比べてどうこういうのはナンセンスだと思う――と、思いながらユノの方を見ると、結構離れた位置でリリーたちの相手をしていた彼女と目が合った。


 容姿だけじゃなく、目や耳も良いあいつのことだから、自分の話題が出ていたことに気がついたのかもしれない――にしては、何だか少し様子がおかしい。

 いつもならすぐに目線を外すか、ずっと見続けているかのどちらかなのに、今回に限っては、視線を外したり合わせたり忙しない。


 いや、ヤマトにいた時から――正確には、どさくさに紛れてキスした時くらいからずっとおかしいような気がする。



 もしかして、異性として意識されてる?

 そういう可能性もあったりする?


 ――いや待て、あいつのことだから、人知れずまた何かをやらかしたのかもしれない。


 どっちにしても、しばらくは要観察だ。

 チャンスなら仕掛けるためにも。



「おかえりなさい、父上」


「「「おかえりー」」」


 嫁たちから少し遅れて、息子のレオンと、その異母兄弟たちが挨拶にやってきた。


「ただいま。みんな、母さんたちの言うことを聞いて、良い子にしてたか?」


 いつもどおりのお決まりの台詞で返したけど、尋ねるまでもないことは一目瞭然だ。


 いつもと同じ、憧れの籠った目で俺を見上げているけど、いつもと違って先を競って押し寄せるようなこともないし、一斉に話を始めたりもしない。

 みんな以前までとは別人のように落ち着いている。


 特に、親の七光りと、優れた能力と、長男という地位に自惚れて、天狗になっていたのが心配だったレオンが、弟妹たちを従えるんじゃなく――それぞれに合わせて上手くまとめているというか、お兄ちゃんしてるというか、想像以上の成長を遂げている。


 湯の川に来て、早々にリリーちゃんに鼻っ柱を折られて、目を覚まさす切っ掛けになったのは知ってる。

 さらに、その後のいろいろな種族の人たちとの触れ合いで、世界が広がったのだとしたら思惑通りなんだけど。

 何にしても、いい傾向だ。



 まあ、元々の原因は、あまり家にいられなかった俺なんだけど――もちろん、嫁たちの教育が悪いなんて言うつもりもない。


 ただ、俺たちの能力や功績が突出しすぎていたせいで、俺や嫁たち――後はテッドとほか数名の大人以外を軽んじてしまうのも仕方のないような、「英雄の子」という特殊な環境で育ったのだ。


 俺が教えてあげなきゃいけなかったんだけど、忙しさを理由に、時間が解決してくれればいいな――なんて先延ばしにしていた――あれ? やっぱり俺の責任じゃね?



 とにかく、ユノや湯の川のおかげで、人間にはどうしようもないことが沢山あるとか、世界にはいろいろな考え方の人がいるんだと学ばせることができたなら嬉しい限りだ。


 その点については、湯の川に連れてきてよかったと思う。

 何でかレベルがめっちゃ上がってるのが不安だけど。



「もちろんです! 父上が安心してお仕事ができるよう、ユノ様や母上たちの言うことをしっかり聞いて、勉学や訓練に励んでいました!」


「そうか。その調子で頑張れ」


 ああ、でもめっちゃ良い子になってるし、大丈夫か。

 大丈夫だよな?



「はい! 私も早く父上くらいに強くなって、ユノ様のために働きたいと思います!」


 あれえ!?

 家は継いでくれないのぉ!?

 いや、湯の川ジョークだよね?



 ……とにかく、みんなの顔を見ると我が家に帰ってきたという感じがする。

 といっても、グレイ辺境伯領じゃなく湯の川だけど。

 でも、ここは俺の第二の家――引退後は本宅になる所なので、間違いではない。


 むしろ、今すぐにでもグレイ辺境伯領を王国に寄贈して、爵位も返上してしまおうかと本気で悩んでいるレベルだ。

 既に家族全員で何百年も遊んで暮らせるくらいには稼いでいるし、これからもアクマゾンとの契約でがっぽり稼げるだろうし。


 まあ、本当に領地を投げ出してしまうと、テッドやその家族、それに領民たちも困るだろうし、ユノにも軽蔑されそうなので、円満早期引退を目指して頑張ろうと思う。

 ……誰か継いでくれるよな?


◇◇◇


 湯の川に帰ってきて、真っ先にやることといえば――そう、宴会だ。


 カンナさんやカムイ、レオンとシロさん、それと、トシヤとユーフェミア姫という新しい仲間の紹介とすることが目的というか建前だ。


 まあ、美味い料理と酒、それと、誰もが認める美女がいれば話も弾むし、打ち解けるのにそう時間はかからない。


 いつの間にか大魔王とか神様が増えてる気がするけど、その程度のことで狼狽(うろた)えていてはこの町ではやっていけない。

 初対面の相手でも、「ゆのかわ」言っとけば大体何とかなる。

 それがこの湯の川なのだ。


 もっとも、そんなことをするまでもなく、なぜか彼らから過大な賞賛を受けることになって、今後の期待をされてた。



 恐らく――いや、間違いなくユノ関連のあれこれだろう。

 どれのことかまでは正確には分からない――ってか、思っていた以上に大事になってしまって、ちょっと焦ってる。


 最初はただの遊びのつもりだったのに――それでも、王国内で2、3回ライブをやればいいかな程度に考えいたし、神様とか悪魔まで巻き込むとか思ってなかったし。

 そんなの予想できるはずがないだろ。


 それでも、原因は分かってる。

 ってか、誰だって分かる。


 ユノが規格外すぎるのが全ての原因なのだ。

 本物の神様だって測れてないことを考えれば、むしろ、俺は善戦してる方だと思う。



 そのユノの周りには、多くの人が群がっている。

 いつもの光景だ。


 仕事をしてる(振りをしてる)最中のユノの邪魔をしたくないと考えている人が多いのか、平時は遠慮する人が多いみたいだけど、そういう配慮の要らない場では、ここぞとばかりに寄ってくる。


 それでも、我先にとか、独占しようという感じはなくて、むしろ、神様や魔王までもがみんなお行儀良くしているのを見ると、感動より恐怖が勝る。

 ……誰とも分け隔てなく真剣に向き合う(ふうに見える)、ユノの人柄によるものだと思っておこう。



 いつものように多くの人に囲まれて、麻薬以上にヤバい何かを振り撒いているユノだけど、いつもとは違って、俺と目が合う回数が多い。

 確実に気のせいでは済まないレベルで、何かがあるのは間違いない。


 その様子からして、衆人環視の下では話しにくいことに違いない。

 その内容が良いことなのか悪いことなのかは分からない――けど、期待してしまう。

 悪いことでもよくあることで済むけど、良い方だとひゃっほう!


 期待するなという方が無理だ。



 ちなみに、ユノは心の嫁で別枠なので、浮気にはならない。

 ノーカンだ。

 嫁たちには事後承諾でどうにか……いや、きちんと話して後顧の憂いを断とう。


 今日のところは、様子を探るくらいにしとくか。




 こういう場では、ユノの周りから人がいなくなることはない。

 つまり、ただ待っているだけだと、ユノの用件を聞くことはできない。


「ちょっと夜風に当たってくるよ」


 そんな感じで、宴会を抜け出すことにした。


 俺が人気の無いところに行けば、ユノなら分体を使って接触することもできると踏んでのことだ。

 ユノの察しの悪さ的には不安もあるけど、本当に重要な要件なら察してくれるはずだ。



「――ご武運を」


 なぜかアンジェリカから激励を受けた。

 っていうか、アンジェリカ以外も同じ気持ちなのか、励まされたり、無言で頷かれたりした。


 いや、まあ、俺が気づく程度の違和感に、俺なんかよりよっぽど勘の鋭いみんなが気づかないはずがない――けど、なぜ激励なのか。

 しかも、ヤマトに向かうとき以上の――もしかして、そういうことなのか!?

 しかも、公認!?


 マジか。

 やっべ、ドキドキしてきた。


◇◇◇


 人気の無いところを求めて彷徨っていると、いつの間にか世界樹の麓まで辿り着いていた。


 いつもはここに大量にいる精霊や妖精たちも、みんな宴会の方へ行っているのだろう。

 人気は全く無い。


 ってか、よっぽど浮かれていたのか、道中の記憶が曖昧なんだけど、どんだけ歩いてるんだって話だ。



 それはおいといて、湯の川のシンボルにもなっているこの世界樹は、常に良質で濃厚な魔素を生み出しているらしくて、近くに寄れば寄るほど、その恩恵を実感できる気がする。


 ……実際には魔素濃度は一定らしいけど、視覚効果とか、気分的なもので。

 っていうか、そういう気分的なものはあると思う。

 テンション高い時の方が回復してる気がするし。



 とにかく、世界樹がすごいのは間違いない。

 俺も世界の全てを知ってるわけじゃないけど、今まで見てきた聖地とか龍脈とよばれる場所より、よっぽど魔素に満ち溢れてると思う。


 それでも、ユノに直接触れている時ほどじゃないけど。

 トランザム、めっちゃヤバかった。


 それは別格として、その濃密すぎる魔素が、この地に惹かれてきた数多くの精霊と反応して、それぞれの精霊の齎す恩恵を更に強化している。


 それで、良質で濃厚な魔素の一部が良質な自然性の魔力に変換される。

 そうやって、常人でも見えるレベルで可視化された魔力の輝きが、世界樹をより一層神秘的に演出している。

 つまり、元から色取り取りの花が咲いてるのに、色取り取りの魔力の光がそれを照らしてて、感動で涙が出そうになるくらいにキラキラしてる。

 昼間でも輝いてるのに、夜になったらもっと輝いて見える。

 ロマンティックが止まらない!

 毎夜クリスマス――いや、クライマックス!



 世界樹の麓から少し離れた所にある公園なんかは人気スポットだけど、今日は町でも城でも宴会が開かれているからか、誰もいない。

 警備の巡回すらもない。

 絶好のチャンス!


 伝説の樹の下、ロマンティックな雰囲気、鍛えに鍛えたステータス、積み上げたフラグ。

 がはは、勝ったな。




 にやけそうになる顔を必死に抑えて平静を装いながら、喧騒を離れて夜風に当たっている大人の男を演じていると、視界の端にユノが現れた。

 意識や焦点を合わせなくても分かる存在感。


 しかし、ここでがっついてはいけない。

 心の中でガッツポーズしつつも、現実では気づかない振りを続ける。


 なぜかって?

 そんなの俺にも分からん。

 強いていうなら、その方が格好いい気がするからだ!



 ユノが無言で、ゆっくりと近づいてくる。

 暗殺者も真っ青なほど足音も気配も無いけど、バケツを被ってないユノの存在感は規格外だし、世界樹とは違う良い匂いもする。



「いい夜だな」


 さすがにこれ以上気づかない振りをするのも不自然かと、大人の余裕(精神強化魔法重ね掛け)を持って振り返って、ユノと正面から向かい合う。


「ん……。そうだね」


 珍しくユノの歯切れが悪い。


 ってか、射干玉の髪に世界樹の輝きが映り込んで、まるで満天の星空のようで、上目遣いで見上げてくる深紅の瞳も、少女漫画かってくらいにキラキラしてる。

 プライベートな時間のはずなのに、女神ルック――露出とか隙間の多い服装も相まって、俺の下心にクリティカルヒット。

 世界樹以上のよく分からん感動で胸が苦しい。

 精神強化してなければやられていたかも――この先の展開を考えると、更に強化しておいた方がいいかもしれない。



 口籠るユノに、(心臓がパンクしちゃうよおっ)という内心は悟らせずに、ただ彼女が口を開くのを待った。

 男の俺から言うべき――というのは、男女平等の観点からはどうなのかと思うけど、それを抜きにしても、俺は俺の気持ちをストレートに口にしたい派だ。

 前世は後悔が多い人生だったから、今回の人生は後悔しないように生きようって決めたんだ。

 そしたら嫁がいっぱいできたけど、後悔はしてない。


 それでも、その点はユノもきっと同じだと思う。

 ここではユノの決意と意思を受け止めるのが俺の役目だと思う。

 理由は分からんけど、そんな気がする。



 それに、ユノのことは好きだけど、普通の恋愛とか親愛の感情とは違うところもある。


 そう、尊いのだ!

 いろいろと別枠なのだ!


 でもヤれるならヤる。

 だって、男の子だもん。


 ユノも元は男?

 そんなの関係無い。

 俺にそのケはないけど、ユノは別枠だから。



「責任、取ってね」


 内心でいろいろと葛藤していると、ついにユノが口を開いた。


 それは、多くの男性を戦慄させてきた言葉だ。


 もちろん、俺とユノはそういう関係ではない――今はまだ。


 当然、子供ができるようなことはヤってないので、認知とかそういうことじゃない。

 むしろ、事実なら喜んで認知したい。


 だったら責任とは一体――もしかして、私を本気にさせた責任を取れと――いやいや、そんな美味い話があるわけが――でももし――。



「いきなり何の話だよ? ってか、そんなはっきりしない感じはらしくないな」


「う……。心当たりはないの?」


 何だ?

 こんなに自信が無さそうなユノを見るのは珍しい――ってか、初めてかも。


 心当たりも何も、マジで何のことか分からない。

 朔が話してるわけでもないみたいだし、交渉ではないようだけど――まさか、キスしたりおっぱい揉んだりした苦情――いや、それは無いか。

 ユノの性格なら、その場の沙汰以上のことはないはずだ。


 とにかく、理性では色っぽい話ではないと分かっているけど、こいつを見てると、欲望のままに流されそうになるから困る。


 ユノは、自分が可愛いことは認識している。

 だけど、それがどの程度のものなのか、それを見た人がどう思うかはあまり気にしていない。

 恐らく、個性のひとつ程度にしか思っていないんだろうな。


 みんな違ってみんな良い――確かにそのとおりだ。

 だが違うのだ!


 万人を――いや、万物を魅了するのがただの個性とか、感覚がずれているってレベルじゃない。

 それをお前が言えば、お前と比べりゃ確かにみんな誤差だよなとか、ただしお前は除く――別枠だという話になるのだ。


 誰かがそれを教えてやらなきゃいけない。



「分かった」


 俺がそう答えると、ユノは嬉しそうな顔で俺を見上げてきた。

 花が綻ぶような笑顔――ってか、ユノの感情に反応してか、本当に世界樹の花が満開になった。

 何かいろいろ反則だろ。


 これからすることは、勘違いとか、情欲に流されてのことではない。

 ユノにもっと自分のことを知ってもらうための――そう、彼女のための聖戦なのだ!


 ってことで、やってやるぜ――と、ユノの細い腰に手を回して抱き寄せ、きょとんとしている彼女の頬にもう片方の手を添える――イケる!


 そして、ゆっくりと顔を近づける。


「あだだだ!?」


 アイアンクローされた。

 めっちゃ痛い――というか、聞こえちゃいけない音が聞こえ――。


 い、逝けそう!

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