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自覚の足りない邪神さんは、いつもどこかで迷走しています  作者: デブ(小)
第七章 邪神さん、デビューする
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06 擦れ違い

 なぜか勇者さんに絡まれた。

 反社会的勢力のチンピラさんだってもう少し絡み方に気を遣うのに、公的機関のお墨付きというのは厄介だね。


 とにかく、いろいろとお世話になっているホテルの人たちに迷惑を掛けるわけにもいかないので、これ見よがしに溜息を吐いて立ち上がると、「ついてこい」と仕草で促してホテルを出る。


 しかし、事の発端となったヒカルさんやユウジさんたちだけでなく、ホテルの従業員さんたちまでついてきているのはどういうことだろう。


(ごめん、こんな展開になるとは思わなかった)


 珍しく朔が素直に謝ってきたけれど、別段責めるつもりはない。



 そもそも、そういうリスクも含めて、朔に自由に話させている――その方がマシだと判断しているのだ。

 何もしていない――止めもしなかった私が責めるのはお門違いである。

 それに、私が話していても、同じ結果になったような気もする。

 ヒカルさんへの対応を間違えてまで、勇者さんに忖度する理由も無いし。


 とにかく、起きてしまったことは仕方ない。



 とはいえ、子供の癇癪(かんしゃく)に真面目に付き合う気などない。

 適当に発散させて、決着を有耶無耶にする方向で進めようと思う。


 ……ついさっきも同じことを考えていたはずなのだけれど。

 今度は大魔王とか攻めてこないよね?



 しかし、戦争前に、作戦の要である勇者さんに怪我をさせたりすると、面倒なことになるのは間違いない。

 とはいえ、負けてあげるだけなら構わないのだけれど、大勢に素顔を見せるのは、ここ以外の活動にも支障をきたすので論外だ。


 そうなると、やはり三十六計逃げるにしかず――とできればいいのだけれど、それも今後の展開が読めなくなるので、ここでこれ以上評判を下げるようなことは避けたい。


 やはり、あまり気は進まないけれど、持久戦に持ち込んで、時間切れとかスタミナ切れを狙うくらいしか思い浮かばない。


◇◇◇


「逃げ出さなかったことは褒めてやる。でも、手は抜かない」


「それはどうも。それより――」


 町外れの広場に辿り着いた頃には、どこで聞きつけたのか、多くの野次馬さんが集まっていた。

 それ自体は別に構わない――というか、彼らが大規模な能力の行使ができなくなるので好都合だ。 


「お構いなく」


「私たちは勇者様の手足ですので」


「本当は止めたいところなんですが……。こうなってしまうと、勇者様は止められませんから」


「貴女に恨みはありませんが――」


「死んでもらいます」


 問題は、勇者さんの後ろで武器を構えている従者さんたちだ。


 というか、ひとり目的が謝罪要求から殺害に変わっているし、それ以上に、肝心のヒカルさんが置いてけぼりになっている。


 もっとも、従者さんは勇者さんの意向を無視できなのだろうし、やはり勇者さんのお節介な性格が問題か。

 というか、これを「正義」だとか思っているのだろう。


 悪を倒すのが正義ではない。


 少なくとも、暴力を用いてのものは、それは悪を倒す悪だろう。

 正義を標榜するなら、悪も含めて救ってみせないと。


 それが簡単なことではないから、みんないろいろなことに折り合いをつけてやっているのだ。

 日本でも、自由だとか多様性だといって、ちょっとあれな人もいっぱいいたけれど、共生していたよね?



「ユノさん、分かってると思いますけど、殺しちゃダメですよ!」


「たかがBランクの冒険者が、SSランクの勇者様を殺すなど不可能です」


「言うだけならタダですが、後で恥をかくことになりますよ?」


「ですが、不愉快ですね……」


「みんなで身の程を教えてやりましょう」


「死すべし」


 ユウジさんの余計なアドバイスが、従者さんたちの怒りに火をつける結果になった。


 というか、ユウジさんが言ったことなのに、なぜ私に憎悪が向けられているのか。

 やはり、最も恐ろしいのは、無能な味方なのか。



「今更怖気づいたなんて言わせないぞ。さっさと武器を構えろ」


「勇者様が信念に基づいて行動しているのなら、私が武器を持っているかどうかなんて関係無いはずでしょう? それとも、相手に抵抗を許したという免罪符でも欲しいのですか? もっとご自身の信念に自信を持ってください。信念があるのならね」


 さすがにここまで拗れると、もう取り繕っても仕方がない気がするので、皮肉を込めて挑発してやった。


 もちろん、感情的な報復とかそういうものではない。

 まあ、彼らの表情が歪んだのは面白かったけれど、本当の目的は手っ取り早く済ませるためだ。

 怒りに任せて無駄に体力を消耗してくれれば早く終わるだろうし、若しくは野次馬に被害が出そうになれば、多少きつめに反撃しても大義名分も立つかもしれない。



「――っ!」


 勇者さんは、顔を紅潮させて言葉に詰まっていた。

 そんな態度だと、信念なんて無いといっているも同義なのだけれど。

 信念があるなら、相手がどうとか気にせずにそれを貫けばいい。


 そういう意味では、勇者さんの葛藤を払拭するためか、攻撃態勢に入った従者さんたちの方が覚悟が決まっている。



「《詠唱短縮》! ――《雷よ》! 《招雷》!」


 従者さんのひとり、魔法使いらしき少女が、私の十メートルほど前方に大きな雷を落とした。


 威嚇のつもりか、合図なのかは分からないけれど――ミーティアはともかく、アルの魔法と比べても可愛らしい威力のものだったので、恐らく後者だと思う。

 どちらにしても、狙って当てなかったのはわざとだろう。


 当てようとしたところで当たってあげるつもりはないのだけれど。


 大方、勇者ともあろうお方が、武器を持たない人に先制攻撃を仕掛けるのは外聞が悪いとかそういう葛藤をしていたのだろう。


 きっと彼女は、それを自身が汚名を被ることで有耶無耶にするために、戦端を開いたのだ。


 ……あれ? 勇者ともあろうお方が、徒党を組んで個人を襲うのはいいのか?


 いやいや、常識的に考えてそんな莫迦なことがあるはずがない。


 ということは、従者さんたちも、立場的に勇者さんに従う以外の選択肢は無いけれど、内心では私闘に巻き込まれるのは本意ではなくて――つまり、私と同じように落としどころを探しているのかもしれない。



「くらえ! 《魔法剣―雷刃―》!」


 などと考えている間に、勇者さんが飛びかかってきた。

 どうでもいいけれど、「くらえ」とか言われても困るよね。


 ひとまず、それを、盾――というかミーティアの鱗というか、元はミーティアの鱗だった物に私が魂を吹き込んで、よく分からない生命体となったもので受け流す。



「くっ、硬い! なら魔法で――」


 技術で受け流したので、硬さは関係無いと思うのだけれど。


 この勇者さんも、高い能力任せで、強いスキルを撃つのが強いと思い込んでいるタイプかな。

 スキルや魔法の扱いには慣れているけれど、喧嘩には慣れていない感じがする。



 そんな勇者さんの隙を打ち消すかのように、無数の矢が飛んできたり、斧の付いた槍のようなもので牽制されたりする。

 少なくとも、従者さんたちの方がスキルや魔法の使い方が上手い。

 私にも、勇者さんを軸にして連携しようとしているのが分かるし。


 ただ、従者さん同士の連携は今ひとつなので、そこは改善した方がいいと思う。



 さて、一見すると、私は数的不利に苦戦していて、袋叩きにされているようにも見えるかもしれない。

 しかし、この程度の手数や連携では、技術の差は埋められない。

 制圧するのは簡単だけれど、それでは問題解決にならないので困っているだけで。


 それは、きっと従者さんたちも同じだろう。

 従者さんたちの攻撃には威力など無いに等しく、それがまた彼女たちもこの騒ぎの落としどころを探していることを裏付けているように思える。


 本気ではないものの、万が一にも勇者さんが怪我をしたりすると、落としどころを見失ってしまうよ――と、警告するのが精いっぱいといったところか。



 だとすると、いたずらに騒動を長引かせると、思惑が入り乱れて収拾がつかなくなることも考えられる。


(だったら、それなりに力のある第三者に止めてもらえばよくない?)


 なるほど。

 やはり朔がいると安心だ。

 朔のせいで始まった騒動といえなくもないけれど、何だかんだでこうやって解決策を示してくれることも多い――というか、トータルで見ると助けられていることの方が多いような気がする。


 特に、こうやって勇者さんたちの攻撃を捌きながらだと――たとえ取るに足りないものだったとしても、マルチタスクとかいうものが苦手な私では、気が散って考えがまとまらない。

 分業できるだけでも大助かりなのだ。




 勇者さんたちの攻撃を、彼らの罵声を浴びつつのらりくらりと躱し続けながら、同時に、この場にいる私の関係者――残念ながらユウジさんたちくらいしかいないのだけれど、彼らに向けて必死でアピールを送る。


 頭だけでなく、勘も悪い彼らが気づくかどうかは分の悪い賭けである。


 それでも、かなりの時間が経ってから、ユウジさんが私のサインに気づいたのか、ハッとした表情をした後、サヤさんたちを連れて市街の方へ走り去っていった。

 その際、私の良すぎる耳が、「憲兵を連れてこよう」と言っているのを捉えたので、私の意図には気づいてくれたと思う。



 町の治安を守る憲兵さんなら、さすがにこの騒ぎを放置できないだろう。


 もちろん、私も当事者として怒られると思うけれど、この町の冒険者さんやギルド職員さん、それに憲兵さんの約半数くらいにはお酒を差し入れたりして根回し済み――いや、友好関係を築いている。


 いくら私が世間知らずだからといっても、私が目立っていることは認識しているし、余所者が好き勝手に行動していれば、地元の人にどう思われるかくらいは想像がつく。


 この世界の人たちは、基本的に余所者を警戒する。

 それに、頭は悪くて喧嘩っ早い。

 しかし、一度信頼を得れば、面倒見が良かったり、人情に篤かったり、そう悪い人たちではないことが分かる。


 もっとも、そのせいで湯の川があんなことになっていると思うと、いきすぎている気もするけれど。

 とにかく、礼儀正しく謙虚に、そこにお酒も入れば、友好関係を結べる人は少なくない。


 断っておくけれど、決して賄賂のつもりなどなく、ただ日々頑張っている彼らへの気遣いというか、そんな感じのものである。



 残念ながら、パーティー全滅事件などで、私を避けている人も多いのが実情だ。

 それでも、取り調べを担当した憲兵さんやギルド職員さん、その中でも私の素顔を見た人たちが、都合の良い解釈をしてくれているだけでなく、擁護までしてくれている。


 そんなわけで、味方が来る確率は低くない。

 とりあえずは、彼らが介入してくれるまで耐えていればいい。


 勇者さんたちも、憲兵の制止を振り切ってまで暴れたりはしないだろうし、防御に徹しているだけの私は怒られる程度で済むだろう。


 日本にいた時も、これくらい要領が良ければ――と思うものの、日本にいた時の失敗を教訓にしているので、それが役に立ってよかったと思うべきなのだろう。




「くそっ! ちょこまかちょこまかと……! 逃げてばかりじゃなくて、正々堂々と戦え!」


 別に何を言われても痛くも痒くもないのだけれど、彼に卑怯者呼ばわりされるのはあまりおもしろくない。

 もっとも、一般論では私闘を繰り広げている時点でアウトなので、その中で正々堂々か卑怯かなどという議論は不毛なのかもしれない(※現代日本では、暴行罪や決闘罪などに抵触するおそれがあります)。


「私たちのコンビネーションに手も足も出ないのですよ!」


「このままいけば押し切れます!」


「もうひと息です!」


 従者さんたちの言動が、演技なのか本気なのかが分からなくなってきた。

 演技だとすれば、何かの賞が貰えそうなほど迫真のものだけれど、本気だとすれば今度は大根すぎる。


 比較対象として相応しいのかどうかは分からないけれど、アルの奥さんたちは、もっとパーティーとして機能していたと思う。

 お互いを信頼していて、最適なタイミングで必要な行動を起こす。

 当然、余計なことをしない。

 これ大事。


 彼女たちのコンビネーションは、パーティーでの戦い方を知らない私にも、「パーティーとはこういうものだ」と納得させる説得感のようなものがあった。



「ちょっと! 射線を塞がないでよ! そいつ殺せない!」


「勇者様見てて。私が止め刺すから」


 しかし、目の前の彼女たちは、決して連携していないわけではないけれど、やはり勇者さんを中心にしつつも、個々で動いている感が強い。

 それ以前に、私より勇者さんの方に意識がいっているように思う。

 いや、それは従者としては当然なのか?


 でも、それだと言動がちぐはぐで、落としどころが全く見えてこないのだけれど、やはり演技なのだろうか。


 それに、演技にしても「、殺す」とか口にするのはどうかと思う。

 この世界にも「言霊(ことだま)」という言葉もあるように、多少とはいえ、言葉には力が宿る――言葉にも、魔素とか魔力は宿るのだ。


 そして、それは大抵の場合、自分にも返ってくる。



 それはともかく、数分程度のことだとしても、私が淡々と攻撃を捌いていると、勇者さんの顔色も変わってきた。


 適度な運動で、頭に上っていた血が下がって、冷静さを取り戻したのかもしれない。

 とはいえ、上手く頭が回っていないのか、どうすればいいのかも分からなくなっているようだけれど。



 そんなところへ、息を切らせたユウジさんたちが、結構な数の憲兵さんと、冒険者さんやギルド職員さんまで連れて戻ってきた。 


 予想よりかなり早い。

 鈍感といったのは撤回しなければならないかもしれない。



「お前ら何をやっているんだ!」


 憲兵さんの登場に、勇者さんたちの攻撃の手も止まった。

 顔に焦りの色が浮かんでいる。


 うん、予定どおりだ。



「こら! そんなに近くで観戦してたら、ユノちゃんの邪魔になるだろうが!」


「ほら、もっと下がれ! 巻き込まれたいってんなら別だがな! それもご褒美だしな!」


「ユノちゃん、待たせたな! 野次馬に被害が出ないように手を出さなかったんだよな! 偉いぞ、よく耐えた!」


 しかし、なぜか憲兵さんたちは、争いを止めずに野次馬さんの整理を始めた。


「そうだったのか!? 済まなかったな、ユノちゃん!」


「俺たちのことは気にせず、思い切りやってくれ!」


「むしろ、俺を盾に使ってくれてよかったんだぜ!」


 素直に従う野次馬さんたち。

 そして、どこにでもいる変な人。



「ユノさん、これで思う存分戦えますよ!」


 そして、ユウジさんたちは、これ以上ないくらいの良い笑顔でサムズアップしている。


 予定と違う……。



「貴方たち、帝国臣民でありながら、帝国の勇者様ではなく、そんな得体のしれない冒険者なんかに肩入れするとは……!」


「これは(れっき)とした反逆罪ですよ!? 分かっているのですか!?」


 従者さんたちも、これで止めてもらる――落としどころが見つかったと思っていただろう。

 なのに、職務を全うしない憲兵さんに、落胆の色は隠せない――を通り越してか、怒りを露にしている。


「自分たちは、誇り高き帝国臣民として、公平な決闘の場を整えているだけでありますが」


「勇者様とその従者ともあろう方々が、よもや自分たちに有利な場でなければ戦えない、なんてこともないでしょう?」


「ユノちゃん、もう我慢しなくていいんだぜ!」


 ああ言えばこう言うとでっもいうのだろうか。

 そんな余計な気遣いはいいから、さっさと止めてほしい――いや、もしかすると、それなりに友好関係を築けたと思っていたのは私だけで、実は嫌われていたのだろうか?



「くっ、憲兵たちまで味方につけているとは、なんと卑怯な……!」


 誤解です。


「貴方たち、誰のおかげで平和に暮らせていると思っているの!」


「そりゃあ、俺らギルドの冒険者と、軍に使い捨てにされてるガキどものおかげだろ」


「少なくとも、ここ何十年も勇者に世話になった覚えはねえなあ。そもそも、この先の町だって、勇者がしっかりしてりゃ、陥落してなかったんじゃねえか!? それを今になって掻き回すとか、それなりに平和に暮らしてる俺たちからしてみりゃ、いい迷惑だぜ!」


「ぐぬぬ……、ギルドまで抱き込んでるとは……! このビッチめ、性格の悪さが顔に出てる――あ、バケツで見えなかった」


「ははは! 従者様の目はバケツ以上に塞がっているようですな」


「嬢ちゃんも確かに見た目は悪くねえがな、上には上がいるもんだぜ」


「あぁん!? 死ぬか?」


 喧嘩は止めて!

 せめて、私をダシにするのは止めて!


「くそっ、こんな屈辱は、勇者になってから初めてだ!」


「まさか帝国内にアウェーが存在するなんて……」


「これもそれも、全てあの女のせい」


「勇者様を敬わない愚か者たちにも、思い知らせてやらなければなりませんね」


「皆殺し」


 そして、再び――前以上に、勇者さんたちのやる気に火が付いてしまった。



(予想外すぎる)


 朔が困惑するのも無理はない。

 憲兵さんが私闘を幇助(ほうじょ)するとか、勇者さんはこの町では歓迎されていないとか、ことごとくといっていいほど前提が違っていたのだ。


 今になって思うと、従者の彼女たちも――ひとり物騒なことばかり言っている子もいるけれど、本当は、何にでも首を突っ込む勇者さんにお灸を据えてほしかったのかもしれない。

 そう考えると辻褄が合うような気がする。


 ただ、それが分かったとしても、解決策なんてものは全く思い浮かばない。


 適度に勇者さんを叩き伏せるにしても、事が大きくなりすぎた。


 朔がまた何か妙なことを考えているようだけれど、今日の朔は全然駄目みたいだしどうしたものか。

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