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知多星ゴヨウ  作者: MIROKU
二年
66/100

帝都を覆う混沌25 ~隻眼の剣士、無明を断つ~



   ******



 世界を覆う病魔を相手に、戦乙女の新たな精鋭ーー


 グレース、フォンテーヌ、スパークルの三人は立ち向かう。


 「善き癒し」の彼女達が、このタイミングで現れたのは、決して偶然ではあるまい。


 宇宙の意思ーー宇宙を創造したのは女神であるーーを反映したプリティーでキュアな彼女達もまた、概念や存在の意義を守る「守護者ガーディアン」なのだ。


 また、日曜朝のスーパーヒーロータイムの「剣隊シリーズ」と「柳生十兵衛シリーズ」も忘れてはいけない。


 時代を越えて語り継がれる彼らもまた「守護者ガーディアン」なのだ。


 そして十兵衛も混沌カオスの渦に身を投じていく。





「是非もなし」


 混沌カオスの闇を前にして、十兵衛は愛刀である三池典太を抜いた。


「お相手つかまつる」


 閃いた三池典太の刃、それを構える柳生十兵衛。


 八相に構えられた三池典太の鋭い切っ先が天を衝く。


 混沌カオスを見据える柳生十兵衛に、恐れも迷いもない。


 死を覚悟した十兵衛は、無の境地にーー


 菩提の境地へと到っていたのだ。


 ーーオオオ~


 混沌カオスの闇が形を為した。


 人間の心から産まれた悪意が、狂暴な獣のような形を為して十兵衛に襲いかかる。



「ーー無明を断つ!」



 十兵衛は混沌カオスの闇に刃を打ちこんだ。


 閃いた一閃が、混沌カオスの闇を斬り裂いた。


 その果てに現れたのは金色の光ーー


 光と共に速き風が解放され、世界を覆っていく。


「俺は勝った…… だが大局的にはどうであるか…… そして魔性は必ず甦る!」

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