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忘却花葬  作者: 涙紫月
26/26

26.終わりと始まり

これで完結となります。

活動報告を書きます!!


完結設定にしましたが、もしかしたら番外編があるかもです。書きたいとは思いますが、今のところ未定です。


1年後、冬。

春のように暖かい日。


塗色は、もうすぐ高校2年生になろうとしていた。

ふわり、と風が吹く。

塗色は、校庭の真ん中でふと、顔を上げた。

立ち止まり、空を見る。


美しい青。

塗色はゆっくりと息を吸いこみ、深呼吸をした。


(飛彗ばあちゃん、聞こえますか?俺は、ちゃんと生きてるよ。

辛いことはあるけど、それを乗り越えて頑張ってる。これからも、ずっと見守っていて……)


もう一度、美しい空を目に焼き付ける。

目を閉じて、開けて。


足を、踏み出す。

「とーいーろ!!おはよ!」

塗色はまた歩きだそうとするが、後から声をかけられた。

振り返る。

「遥か……。おはよう」

見ると、塗色の友達が微笑んでいた。

一番仲の良い、親友。

今まで他人との距離を一歩置いていた塗色にとって初めての。


塗色の返事を聞いて、遥は笑う。

「そんな迷惑そうな顔するなよ、傷つくだろー」

遥の言葉に、どきりとする塗色。

だが、すぐに気持ちを切り替える。

「悪い、悪い。早く入ろう、遅刻する」

自分も、笑いながら。

「おう。さぁ!今日も頑張るぞー」

朝からテンションの高い遥を見て、頑張らなければ、と思う。

「なんだよ、それ」

笑って返したが、塗色が遥を見つめる瞳には、尊敬も見える。


2人は、歩き出す。






青い空は、どこまでも続いている。

その壮大さを感じるとき、世界の得体の知れない恐怖が伝わってくる。

それでも、私達は生きるの。

日常の、些細な幸せを楽しみとして。


一だって記憶は、大切な『思い出』なのよ?

読んでくださった方、ありがとうございます!


最後までお付き合い頂き、本当に感謝です。

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