表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢追人の紡ぐ世界  作者: 匠瞳
第1章 「初体験」
2/7

第1章 1 朝と妹と、、、

プロローグから見てくれ方、ありがとうございます。

小説初書くのは初めてなので、初心者感が出ると思います。温かい目で読んでいただけると嬉しいです。

では、第1章「初体験」

ご試読願います。




――――ジリリリリリリリリ「うっわ!!」カシャン!


轟音とも言えよう朝の目覚ましにしてはかなり耳に響く。自分で起きれないタクトが、自らの意思で耳元に置いた目覚まし時計。


「⋯⋯⋯これに慣れるのが先か、身体が馬鹿になるのが先か。どっちも身体には悪いんだろうけどなぁ。」


低血圧であり、寝相の悪いタクト。朝の始めは布団で二、三十分は動けない。というのも、起きたくないのだ。


時刻は 6時。学校は7時30分に登校するのがタクトの現状。学校の制度で、「特進クラス」と、「普通クラス」で分けられており、「特進クラス」は、大学への進学を希望する生徒が多数出願する、いわば、勉強したい君が揃うクラス。


タクトは親の勧めと、友達が行くという不純な動機で志望したが、早朝の登校は身体に響く。


ましてや、低血圧のタクトにはこの時間は苦そのものだ。それも、高校二年にもなると、身体が時間に合うようにはなってきたが、それでも、嫌なのは嫌なのだ。⋯⋯笑


「?、笑われた気がする⋯」



気にしないでくれ。


「さて、起きれたことだし、朝ごはんでも食って、風呂にでも入ってサッパリと――ッ!!」


それは、布団から足を伸ばして床に右あしを下ろした時だ。

これまで経験のない痛みがくるぶしあたりから響き、そのまま布団に倒れるようになった。


「ッ!!痛ったぁぁ!」

「タクト!?なに、何かあった??大きな声出してぇ」


二段ベッドの上から心配を装う、妹の小夜。(さや)


「なんか、足が、いってぇ、傷もなんもないのに、どうして。」


特に何も怪我はしていない。腫れた様子も見られない足の痛みを押さえつけるタクト。


「ふぅん。ま、どうせ治るでしょ、降りるから、パンツ見ないでよねー。」


「見るかよ!早く降りてくれ。んで、ちょっとそこのシップとってくれ。」


高校一年になる妹のサヤ。

成績優秀。スポーツ万能。料理得意で、将来は決めてない。なんといっても、日本人離れしたその美貌と真っ黒な髪。毛先から十センチは、なぜか白い髪で彩られ、統一されている。本人は「アルビノ」という病気で、一部が白色化したというが、

去年、高校に合格した時に白く染めたのを見てしまった手前、嘘だということは知っていた。

妹は中二あたりか、なぜか白に敏感に反応し、過剰な欲を見せていた。カッコイイらしい。


「はい、これかな。足が痛いって、帰宅部で走りもしてないのに、どうして痛くなるの?」


心地よい鼻濁音が部屋に響く。今日も何も変わらない。

「サーンキュ。」


―――変わったのは、足だけ。


◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌



「先学校いってるねぇ。」


朝食を取り、支度を済ませて髪を編み、同じく特進クラスであるため、登校は早い。


サヤが行ってから十五分後、まだ6時50分。

自転車で行けば、10分足らずで着ける。


朝食を終え、残りの少し余った時間をどう使うかは日の気分で違う。パソコンいじるか、ラノベを読むか、妹のアニメのポスターを眺めるのは見飽きてた。


サヤはアニメ好きだ。それもかなりの。

ポスターは勿論、CDや漫画。アニメは録画あたり前。同じ部屋でプライバシーはあるが、アニメに関しては特に隠す必要性を持たないようだ。

だかなぜか、フィギュアを買わない。

本人曰く、「動かないし、表情も変わらないからつまんない。」という。


「やることもないし、俺も早めに行くかぁ。」


相変わらず痛い足の付近。びっこを引きながら玄関へ。


両親は仕事がら、1ヶ月に一度か二度しか帰ってこれない。故に、妹と二人。しかもあんな美少女と。と、特には思わない。自分の家族なのだから、そんな煩悩は見出してはいけないことは頭に入れている。


「行ってきまぁす。」


朝の気持ちいい風を浴び、自転車で颯爽と道路の路側帯を走る。早朝は人が少ない。

住むところが田舎であるため、そこはあまり関係ない気がするが。


家をあとにし、サヤと同じ学校へむかう、、、





「⋯⋯⋯ってらっしゃい。」


心地よい。いつもと変わらない、、朝だった。


いろいろごっちゃですみません。

頑張ってかきます!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ