第六章─相棒?
なんか…話を重ねるごとに、作者の文章力のなさに絶望させられます…
自覚している部分では、台詞と回想の切り替えとか…
なんか指摘お願いします
次に目が覚めた時、なんか以前も同じ事があった気がするが、
今回は状況が違う
まず、前回と違い、辺りには何も無いわけではない、
見渡す限り、一面草原、草原、草原だ
そして、今回は一人じゃない、
隣には、馬鹿みたいな顔して寝ている響がいる、
そして、なによりの違い、というか問題は…僕の目の前に巨大なリス?みたいな化物がいる
「ああ、なるほど、これが魔物か…
って落ち着いてる場合じゃねえよ!!」
とっさに僕はそばにいる響を抱えて逃げ出そうとした、が、瞬間、違和感に気がついた
「襲ってこない?」
そう、その化物は襲ってくるどころか身動き一つとらなかった
混乱中の僕、爆睡中の響、これほど簡単に殺せるやつもいないだろうに
「ああ、そうか、襲わないタイプの友好的な魔物もいるんだろうか」
と、僕がこれ以上無いだろうレベルの希望的観測を言った瞬間
「んなわけねえだろうが」
と、第一声、
「あ、響、起きたのか」
と、僕は振り返って響をみたが、彼はまだ絶賛爆睡中だ
じゃ、一体だれが?…まさか
「そいつじゃねえよ、俺だよ俺、お前の目の前にいる、この俺」
「えええええええええええええええ!?
魔物ってしゃべるの!?」
過去、今異常の大声を上げた事があっただろうか?いやない。
それほどの大音量で、僕は叫んだ
「うるさいなあ…人が気持ちよく寝てるってのに…
ってなんだこりゃああああああああああああ!!」
「あ、起きたか響、ってかお前のほうがうるさいからな」
「いやいやいや、何なんだよあれ」
「多分…魔物?」
「魔物じゃねえよ」
「うわっ喋った!?魔物ってしゃべるのか!?」
「だから…魔物じゃねえっていってんだろうが!!踏み潰すぞ!」
と、この自称、非魔物は言うが、どこからどうみても、まともな生物じゃない
「俺はラタトスク、れっきとした普通のリスだ!」
「いやいやいや、どこからどうみても普通じゃねえよ、百歩譲ってリスだとしても、普通じゃねえよ!」
「…いやまあ、確かに普通じゃねえけどよ…」
「あ、思い出した」
上から、響、ラタトスク、僕である
「ん?何をだよ」
ここで僕の発言でようやく響が落ち着いたらしい
「ラタトスクって、確か北欧神話のリスだよ、世界樹、ユグドラシルの周りを走り回るリス」
「そーそーそれが俺だよ」
「なんか、鷲と蛇の話の仲介をして、喧嘩させたって言う、性格悪いやつだったと思う」
「性格悪いは余計だ」
「えっと、つまりなんだ?こいつは神話に出てくるリスで、だからこんな人知を超越した異常な生物ってわけか?」
「異常ってなんだよ!」
「たぶんだけどそうだな。
で?ラタトスクともあろう奴が、僕達に何の用なんだ?」
「あ?聞いてねえのか?オーディンとかから」
「何の事だ?」
「あいつら…適当な仕事しやがって…
ちょっと待ってろ、あいつらを呼ぶ」
とか言って、ラタトスクは目を閉じた、こころなしか、怒っているように見える
「よし、今からお前らにテレパシーで話しかけるってよ」
『やあ、悠君また会ったね』
会った、というが当然声しか聞こえない
「また、というかさっき目が覚めた所ですから、体感的には、一時間もありませんよ」
『ああ、そりゃそっか、ところで、悪いね、説明忘れててさ』
「いえ、別にそれはいいんですけど、どう言うことなんですか?」
『うん、異世界で、勝手も分からない君達だけじゃ大変だろうと思ってね、
旅のパートナーをつける事にしたんだよ、それがそいつ
本当はボクが行きたかったんだけどね、さすがに神ともあろう者がそうそう職務放棄はできないからさ』
「はあ…つまり、僕達はこれからこのリスと旅をする、と言うことですか?」
『うん、そういうこと、まあ、旅をすると決まった訳じゃ無いけどね、それでもいないよりいるほうがいいだろう』
「了解です」
『こっちでの過ごし方とか、そういった事はこいつが教えてくれるはずだからね』
「分かりました」
『あ、あとその刀なんだけどね、その刀も神特別製だから、君が念じれば、刀に限らず、銃にでも何にでも変化するから
当然、物理法則を無視した物でもね』
「こいつもチートなんですか!?」
『うん、おめでとう、これで君は晴れて体中余すところ無くチートだよ』
「うれしく無いですよ…」
『それじゃあまあ、がんばってね』
「はい」
そして彼の声は聞こえなくなった
「終わったか?」
「ああ、響もか?」
「ああ」
「んじゃ、事情は理解したんだな、俺がお前達についていく事について」
「ああ、よろしくなラタトスク」
と僕
「不本意だけどな」
とラタトスク
こうして、2人と1匹?の異世界での生活は幕を開けた
さて、第6話、いかがでしたでしょうか?
前書きにも書きましたが、文章がなあ…
指摘、ホントにお願いします