表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/25

第十八章─入団?

新年、明けましておめでとう御座います。

更新もお久しぶりですね、毎度おなじみ、冬期講習の煽りを受けました。

ので、今回は微妙なところで途切れます。

まあ、あんまり長くなっても仕方がないから切った、というのもありますが。

※視点は再び悠君に移ります

僕のも響の試練も無事に終わって…

「では、ルー、デュオ、この者達は試練合格なのだな?」

「ええ、力量を見る限り問題はないでしょう。」

「よかろう、では、この場を以って、ユウ、ヒビキ、二名をシャルライン直属、近衛騎士に任命する

 これからは王国に尽くし、更に精進するように。」

こうして、僕達は正式に、近衛騎士になったのだった。

「それでは、姫様、ユウさん、ヒビキさん、着いて来て下さい。今からお二方を近衛騎士の仲間に紹介しますので。」

「あ、はい。わかりました。」

「え?私もですか?」

「ええ、私ごときの言葉では彼らは納得しないでしょうからね、彼らを説得していただきたいのです」

…あれ?ルーさんって近衛騎士の隊長じゃなかったっけ?

上司の言葉で納得しないって、どういう事だ?

「ああ、彼らは皆、特徴的な人物でしてね、姫様の近衛騎士には、上下関係と言うものがほとんど皆無なんですよ。

 姫様が唯一の上司、と言ったところでしょうか。」

そんなところに今から僕達は入るのか…前途多難だな

まあ、いいさ、どうせ悩んだっていまさらどうしようもないし、こっちの世界での目的を果たすには、

この方法が一番良いんだから。

「着きましたよ、ここが、近衛騎士の集会場です」

そんな事を悩んでいる間についたらしい…これまた大きな部屋…っていうか塔だ

………ん?塔?部屋じゃなくて?塔?しかも中庭っぽいとこに建ってるし…、十二階建てのビルぐらいの高さだ

直径は大体…100m位か…でかいな…

「驚かれているようですね、まあ、無理もありませんが、

 この塔は、全部で十二個のフロアに分かれていまして、それぞれのフロアが、個人の部屋となっています。

 今の所、近衛騎士は、六人、お二方で八人です」

「六人…意外と少ないんですね」

近衛騎士、なんて大層な名前だから、人も多いもんだと思ってた。

「ルーとデュオの試練が厳しすぎて、滅多に入団できないんですよ」

シャルが小声で教えてくれた。やっぱりあの2人って強いんだな…

ま、それはともかくとして

「とりあえず入りましょうか」

そう、とりあえず自分達の紹介をしなきゃいけないらしい、当然だけども

はあ…めんどくさいな…

と、またもやマイナスな事を考えている内に、ルーさんが扉を開けていた。

その瞬間、塔の中から、なんとも言えない…爆発音?衝撃?まあ、なんかいろんなものが流れ込んできた、

いや、正確に言うのならば、流れ出てきた、と言ったところだろうか。

「ああ、言い忘れていましたが、この塔は、防音、防衝撃魔法がかかっていまして、

 内側でいくら暴れても、外には伝わらないし、外には何の被害も出ません。

 だから、こうしてたまに中で戦ったりするんですよ。」

…言うのが遅いですよ、ルーさん…寿命が縮むでしょうが。いや、寿命ぐらいいくらでも増やせるんだろうけども

「まあ、それでは入りましょうか」

あーまだドンパチ鳴ってるよ…

「はい!皆さんお静かに!姫様が来られていますよ!」

と、その瞬間、轟音が収まった

「あれ?姫様じゃないですか、どうしたんですか?急に」

「え?姫様?どこどこ?」

「おー姫様だ、なんか久々だな」

と、まあ、多くの声が塔の中から届いてきた。

「えっと、今日、私が来た用件は、ただ一つです。この近衛騎士隊に、2人、新たに加わる事となりました」

「…え?新入り?」

「まじで?」

「2人の試練は?」

「当然合格しています。」

「え、マジ?隊長」

「ええ、マジも大マジ、どころか2人とも負けてしまいましたよ。」

と、その瞬間、塔の中がざわめきだした。

ルーさんが負けた、って言った瞬間からだから、よっぽど予想外だったんだろうな

「はい、お静かに、まあ、そんなわけで、2人がその新入り、ユウとヒビキです」

その瞬間、全員の目がこっちに向いた。

結構緊張するもんだな、こうやって、前に立つのって

響は平気見たいだけど

「それでは、簡単に自己紹介でもしてもらいましょうか、それではヒビキさん」

「ん?ああ、了解、」

コホン、と咳払いを一つして、

「俺の名前はヒビキ、武器はナイフ、特技は投擲とうてきと奇襲だ、ま、よろしく」

あ、こんなんで良いのか

「ではユウさん」

「ええと、僕の名前はユウと言います。武器は基本的になんでも使います。特技も…剣技と魔法、基本どちらも使えます

 新規叙任なので、分からないことしかありませんが、よろしくお願いします。」

「はい、と言う事で、ユウさんとヒビキさんです。過度の期待はしませんが、仲良くしてくださいね。皆さん

 それでは、皆さんからも、自己紹介をお願いします。ではまず…アニルから、」

「はいはーい」

と、呼ばれて出てきたのは、小さな女の子だった

こんな小さい子でもなれるのか?近衛騎士って

「こらそこ、心の中で人を小さいとか思わない、私はこれでも立派に成人してるんだからね

 まあ、いいけど、とりあえず、アタシはアニル、アニル=ティンバーだよ、武器は杖、特技は魔法全般、てか魔法しか無理

 あとは、さっきもやったみたいに人の心が読めるんだよ、意図的にね。ま、そんなわけでよろしくー」

なるほど…迂闊な事は思えないってわけだ

「では、次に…ガレル。」

「おう」

次に出てきたのは、屈強な男って感じだった、デュオさん以上だろうか?

「俺はガレル、ガレル=レンターだ。武器はハンマー特技は見てのとおり力技だ。よろしくな」

…やっぱすごい筋肉だ

そんなわけで、次回は自己紹介の続きです。

では今年もよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ