表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
27/40

26.鬼畜……?


「魔力の流れを意識して……違う。

もっと全身に行き渡らせるんだ」


「は、はひ」


ルシアン様の厳しい声が飛んでくる。


朝からずっとこれの繰り返しで、もう体が

ガチガチだ。


ルシアン様に言われた通りにしようと頑張ってはいるんだけど、まず魔力の流れって何?


「あー、右手側にもう少し送って……

そう!完璧だ!」


必死で魔力を全身に流し続けていると、

やっと合格になった。


私は肩の力を抜いて地面に座り込む。


すると、ルシアン様がふと我に返ったように駆け寄ってきた。


「イザベラ!?大丈夫か?

すまない、少し厳しくしすぎたな」


さっきまでの鬼教官ぶりが嘘のように優しい。


「だ、大丈夫です……。ルシアン様は凄いですね。あそこまで魔力の流れを意識していたなんて……」


「まぁ、昔から魔力が見えたからな」


なんでもないことのようにルシアン様が答える。


「へえ、そうなんです……はい?」


一瞬、頷きかけた後におかしいことに気がつく。


「魔力が見えるって、なんですか!?」


「あぁ、言ってなかったか?」


そう言って、ルシアン様が竜人族が代々持つ力について教えてくれる。

 

「へぇ、凄いですね」


便利そうだけど、大変なこともあるのかもしれないな。


「と、いうことでもう一回やってみるぞ」


ルシアン様が満面の笑みで話しかけてくる。


私も笑顔で頷きかけて……


「も、もう一回?」


「あぁ、忘れないうちに早くやろう!」


やばい……ルシアン様って、結構厳しいカモ……。



読んで頂きありがとうございました!

これからも頑張っていきます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ