百っ合百合にしてやんよ!
私には誰にもいない秘密がある。それは幼馴染が好きだ。ふふ、何故誰にもいないか。それは彼女である。所謂、百合である。ちなみにそれとなく彼女に話を振ると?と全然伝わない。つまり、ノーマルちゃんなのである。なので心で血涙を流しながらズッ友で誤魔化した。ちなみに私はガチの方であった。その身体を……(^^)不適切な表現が入り規制が入りました。
お砂糖菓子の様なふわふわした幼馴染はそれはもう人気であり可愛い。目はぱっちりの軽くウェーブのかかった(天然)で背が小さい。ウサギの様な可愛いらしい子である。
対して、私はキリッとした目付きの高身長真っ直ぐのストレート、今はポニーにしている。よくお姉様なんて言われる。むふん、可愛い女の子は良い。
ごほん、まぁ彼女との妄想を書けば10万文字になってしまうので今は置いておく。しかし、ここで一大事。そう、クソ……ではなく、イケメソから告白されてしかも満更ではない様子。
「ねぇねぇ、りーん、どうしようかな?」
ケッ、幸せそうにしやがって!可愛いな!……ごほん!しかーし、認めるわけにはいかない。何とそのイケメソは年上の彼女がいると妹(有志)からのリークがあったのだ。
「ダメだよ?だって彼は年上彼女がいるから」
「えっ、嘘……」
ふふ、そうだろうそうだろう。今までは私が全ておはなしして、私の目を掻い潜り彼女は初めての告白が二股と言うのは乙女の彼女にはショックであろう。そして、
「ねぇ、私、初めての告白って知ってるよね」
「勿論だよ。本当にヒドイ話よね。サイテー」
ありがとう、イケメソ。貴方は私の役に立ったよ。だって、あの甘々で優しい彼女が不快そうにするなんて相当なのだ。
「ねぇ、返事を聞かせてくれないか(キリッ」
うわー、アレ。断られる事を一切考えてない渾身のドヤ顔である。ふふ、甘い甘い。
「はい、お断りです(ニコ)」
へっへっへっ、最高の笑顔だよ。今すぐ押し倒して……ふぅ、大変良い。そして、イケメソは情けない芋虫はぱっくりと大口を開けていてパクパクと金魚みたいになっていた。あっ、持ち直した。
「ど、どうしてかな?この前は結構乗り気だったと思うんだけど」
「ええ、私、二股する様な人、大っ嫌いなんです(ニコ)」
「なっ、なんでそれを?!」
あー!イケメソが狼狽る姿は気持ちいいな!心が洗われるようだ!
「ちっ、予定変更だ。来い!」
「きゃっ!」
おーっと、これはいけません。彼女の為のに助ける事にした。音もなく彼の背後に立ち皆大好き金的をかましてあげた。本気で(^^)
「あ……ぅぅ……ぁぁぁ」
本当に芋虫になった。せーの、ざまぁ!めっちゃいい気味だわ!そして、私は高らかに宣言した。
「ねぇ、私の大切な幼馴染に手を出したんだからさ。これで許してあげるよ。でもさ、次は……ないからね?」
そして、彼女の手を取り後にしたのだ。
「ねぇ、私、もう、男の人って、信じられそうにないよ」
きた!イケメソ、ナイス!彼女に触れたのは業腹であるがここは彼女を癒す(意味深)のは私の仕事だ。私はそっと強く彼女を抱きしめる。
「大丈夫、私が一緒にいてあげる。お義父様ならわかってくれるよ」
と言うよりももう申請した。最初は渋っていたが彼女が告白された時の事を伝えると涙を流してありがとうと感謝されてしまった。クソな男に捕まるくらいならそんな心配のない私の方が良いと言質も取りました。
そして、私はしゃがみ彼女の手を取りキスをした。顔をあげると彼女は潤んだ瞳で私を見ていて、我慢出来ず、彼女と目線を合わせて顎を持って、
ちゅっ、と
キスをして耳元で囁いてあげたのだ。
「これからもキミを守るからね」
ちなみにこの後偶々家に親がいない日だったので一緒に仲良くセッ○◯した。
「ゴメンね、こんなにも満たされるなら早く彼女さんにして貰えば良かった」
そう、少し乱れた髪を揺らしながら笑う。余りも可愛くて私はキスをする。
「ホントだね。昔から大事な人だと思ったけど前より愛しいかな」
ちなみに、彼女は耳で愛を囁かれるとどうしようなく気持ちがいいらしく顔を真っ赤にしてそれを隠すように私の胸をグリグリとする。可愛い。
「耳元で囁くの禁止。ズルい」
「えー、だって、もう本当にこう、愛しさが溢れててさ。ね?これまでも、これからも愛してるよ」
「うー!うー!うー!」
彼女はぽかほかと私を叩くが余計可愛いよ!しかも、少し潤んだ瞳で顔を真っ赤に上目遣いってもう、これは合意と見做してもよろしかと。
もちろん、連れ込んだのは言うまでもない。
「ねえ、どうしてそんなに私の事好きなの?」
「それはね……」
そして、私が何故彼女を好きなったか。それは私が小さい頃、その時は背も小さく彼女と同じくらいだったのだ。そして、活発な私は男に混じってよく遊んだ。
その時は何にも考えずにただ楽しく遊んでいたのだ。しかし、少し少しと時が経つにつれて男の反応は変わってくる。何というか露骨に避けるようになった。
親に相談して、そしたら、こんな格好はどうとスカートで登校したのだ。そしたら、
「うわ!男女が色気づいてる!女装だ!」
それからはずっと絡まれてスカートをめくられたり嫌な気持ちになり1人交換でブランコに乗っていた時。
「あれ、こんなとこで何してるの?」
そう声をかけてくれたそして今起こってることを伝えると、
「あー、仕方ないよ。だって、元々綺麗で格好良くて素敵なのにスカートはいたらめっちゃ可愛いんだもん。どっちも良いね」
そう、私の活発でヤンチャな所も女の子としても大丈夫と認めてくれてすごく嬉しかった。その頃から好きになり段々と親愛から愛情になっていたんだ。
そう伝えると、
「えっ、それって結構前の話だよね?そんなに昔から?」
やはり気付いてなかったみたいだ。流石、マイヒロイン。鈍感属性持ちは。
「もう、ホントに鈍いよねー。好きでもないのに一緒にいるわけないじゃない」
「うぐ、たしかにね。最近は変だなーと思って、告白もあったから一旦距離取ろうと思ったんだけどね」
「どうしようかと思ったよ。まぁ相手はダメな奴だったから排除したけど、何も無ければ付き合うだろうから観察するつもりだったかな?」
「へえー、意外。てっきり強引に排除するかと思った」
失敬な。もう。そこまで性格悪くないよ!それに、
「嫌われたくないから。大嫌いでしょ?そういうの」
「うん、えへへ、めっ!ってしたくなる」
うん、可愛い言い方だが、これマジで洒落ならないくらい怖いから。一度、お義父さんにめっ!してるとかを見たが怖かった。
どうしてこんな事したのか、それをどう思ったか、そんな事する人は大嫌いですとめっちゃ笑顔で言われるんだ。お義父さん、ガチ泣きしてたから。ちなみにそれをお義母さんがよしよしとして夜中、ホテル街に行くのを見た。ほっこりとしたお義母さんとげっそりしたお義父さんと一月後に子供が出来たよ。
「うん、だけど、万が一付き合ってたら前と同じ仲のいい幼馴染でいたと思う。だから付き合えて嬉しい。大好きだよ」
そう言ってキスをする。甘いミルク足がした気がした。
百合が読みたかった。故に百合を書いてしまった。反省はしていません。百合よ!もっと増えろ!