1/3
プロローグ
私は死んだ。多くの人に見送られたのだ。良い人生だったのだろう。
私の名前は齋藤 一
30代で起業し、色々な事にチャレンジしてきた。カリスマだの神だのともてはやされ総資産は
10兆円を超えていた。初めての快挙だったらしい。金融会社や貿易会社を始めとし様々な会社を
運営していたのだからそれくらいあってもおかしくはないだろう。
しかし私の心が満たされる事はなかった。何かが足りない。そんな気持ちをずっと抱いていた。
70歳で引退してからは児童養護施設の設立やカンボジアなどの発展途上国で学校を作ったりと
精力的に活動していた。これだ!私が満たされていないと感じたのはこれなんだ!
そこからは年齢など感じることも感じさせることもないくらいがむしゃらに動き回った。
この頃はマザー・テレサの生まれ変わりだとか売名だとかで有名になったがどうでも良かった。
そんな私も90歳を越えどうやらお迎えがきてしまった。充実していた?満足はしている。
だけど..まだ..
?「STEP1お疲れさまでした!」
ここは...天国..なのか?
?「ちょっと!聞いてます?」