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嵌められて異世界  作者: 池沼鯰
第四章:信賞必罰
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032 騎士のホコリ


 モギュの街を出て、一路南南東へ。

 移動手段は―――空路だ。【風防】、【重力操作】、そして【念動力】を発動。【重力操作】を使わないと、【念動力】発動の際に掛かる加速度で、気絶しかねない。時速は460kmにする。

 目標のバダの町まで160kmなので、30分もしない内に見えて来る。やはり空を飛ぶのは便利だ。【念動力】の操作に神経を使うが、それを補って余りある。


 バダは4,5千人程度の人口で、そこそこ賑わってはいるが、出入り口の門番は二人だけだった。

 サイコロで何やらゲームをしているらしく、オレが飛び降りて来ても視線を向けて唖然とするだけだった。


「よぉ。ここはバダの町であってるか?」

「……あ、ああ」

「じゃ、入らせて貰うぞ」

「あ、ああ。……じゃねえ! 何で飛んで来てるの!? て言うか人って飛べるのか!?」


 人差し指を横に振って、チッチッチと舌打ちの音を立てる。


「オレが、人類初めての飛んだ人間、かも知れない。ちなみに魔法だ」


 兵士の二人は顔を見合わせて、相談を始めた。


「おい、どうする?」

「どうするって、別に盗賊や他国の兵士って訳でも無いから、通行自由だろ」

「いや、でも。何か空飛んでて怪しいし」

「じゃあ、お前が責任持って対応しろよ」

「やだよ! あ、そうだ、俺に賭けで負けた分があったろ。チャラにしてやるから何とか……」


 オレへの対応、どうなるんだ?


「あのな、単に酒買いに来ただけだぞ。ちなみにギルドカードはこれな」


 そう言って、ランクBの表示されたギルドカードを見せる。

 それを見て、態度を改める二人の兵士。


「ランクBでしたか!」

「どうぞ、お入り下さい」


 即効性が高いな。小さな町や村だと、知り合いがほとんどだろうから、ギルドカードの提示なんかも形骸化してしまうのかも知れないな。


「……見たか? ミツルって」

「ああ。噂の……」


 町の中へと入って行ったオレは、二人の小声の話には気付かなかった。




 町のかなりの部分が酒造に関係していることもあり、すぐに酒造所で酒を購入出来た。

 バダの町ではラム酒を、キュッカの町ではメスカルを、それぞれ2樽ずつ。味見はさせて貰ったが、生憎どっちも強い酒で、そんなに好きな味では無かった。他人用だな。

 ちなみに、キュッカはバダより更にもう少し小さな規模だった。飛んで来た際には、門の近くの駐在所みたいなところから兵士が走って来たが、ギルドカードを見せれば騒ぎも収まった。……収まったよな? 飛んで来たってことで、住民たちは浮足立ったままな気がする。




 買い物が終わったので、王都ゴア・ロクトへと【瞬間移動】する。

 【瞬間移動】には目印が必要だけど、消費魔力量的には飛行よりも効率的だ。




 王都は、モギュの街の10倍ほどの30万弱の人口があり、それに応じた広さもある。

 モギュなら端から端まで歩いて1時間掛からない程度だが、王都では2時間は掛かる。小さい? いやいや、日本と比べてはイケナイ。特に東京首都圏は、世界的にも随一の人口密集地帯だからね。アレは異常で、特殊な場所だ。比べるなら……そう、砂丘のある所とかかな。

 王都の壁の東西と南の三方には出入り口が2つずつあり、毎日農家の人が壁の外の農作地帯で仕事をしている。壁の中以上の面積があるその場所は、戦争になれば放棄してしまう。壁の中の農地では、少量の野菜が作られている程度だ。

 安全な壁があったとしても、壁の中だけで生活が完結出来る訳では無いってことだ。昼は兵士が農作地帯を頻繁に見張ってはいるものの、夜は壁まで警備は後退してしまう。実質的に、壁とその付近の農地こそが、人と魔物の最前線と言える。2メートル程度の簡易のさくは、倒されて立て直されてのイタチごっこと聞く。




 そんな危険地帯に立てていた6号店のテントから出て行くと、陽射しが眩しかった。

 王都の南側の壁の外で、きびに近い穀物が辺り一面に育てられている。乾燥に強く、気温と日光と少々の水があれば、簡単に育つらしい。収穫量はかなりの低さみたいだが。救荒作物の場合、単位面積当たりの収量は米などの半分から1/4程度だと、戒の蘊蓄うんちく講座で聞き流した覚えがある。

 ここからだと、門を抜けて王都の北側海沿いの王城と貴族街近くまで歩くとなると、1時間以上掛かるか。少し脚力を強化して、時間を短縮することにする。

 途中、農作業中の人に挨拶をしたら、見掛けない人間だからか大分驚かれた。




 ギルドカードを提示して貴族街に入った後は、衛兵にボーマン伯爵の屋敷の場所を訊ねて、そこへと向かった。

 伯爵、と言うのはそこそこ偉かったはずだが、屋敷の規模は小さめだ。まあ、そもそもロークト王国自体が大きくは無い国だ。爵位での偉さも、国自体の大きさに影響される。原始的な生活をしている中の男爵と、銀河全域を治める中での男爵だと、文字通り桁が違うだろう。前述のは一つの村、領主も普通の一軒家程度だが、後述のだと惑星丸ごと一個を治めているとかも有り得る。

 玄関のドアノッカーを叩くと、すぐに年配のハウスメイドさんが出て来た。うーん、この世界に来てから、メイドの年齢分布が大分高齢寄りな気がするんだが……。


「どなたですか?」

「あ、申し遅れました。オレ……ワタシはミツル・高坂と言う者です」

「あらあら! まあまあマァマァ! さあ、どうぞ、入って! アナター! あの(、、)ミツル様がお目見えよ~!」


 名乗った途端に、歓迎ムード。

 そもそもボーマン伯爵自身が、オレの為に何か怒ってるっぽいしな。その関係者も事情は知っているのだろう。


「どうぞ、どうぞ。執事兼家令のギルビットと申します。先ほどのメイドは、わたくしの妻・ネリです。以後良しなに」

「ねえ、アナタ。折角だから、作り立てのムーンゲイジーパイ、食べて貰ったらどうかしら?」

「それは良い! 伯爵様は今は王城でね。夕刻にならないと帰って来ないかと。それまで手持無沙汰でしょうから、どうぞ食べて言って下さい。ここの名物なんですよ! あ、そうそう。礼儀作法や言葉遣いは、普段通りで構いませんよ。伯爵様も、王様に謁見する時以外は常時アレですから」


 アレ、なんだぁ。通じてしまうところが、もうアレだな。


「ところで、ムーンゲイジーパイとは?」

「おお、御存知ではない? 良いですか、今を去ること300年ほど前……」


 長くなったのでカット。要約すると、『不漁で困っていた時に、嵐の中漁に出て大漁の成果を持ち帰った英雄的漁師をたたえて作ったパイ』らしい。大きめのイワシを主材とした、個性的な味が特徴だった。

 一番印象的だったのは、魚の頭がパイから飛び出していた点だけどな!




 夕方には、肩を落として意気消沈したボーマン伯爵様が帰って来た。

 が、オレを見るなり元気を取り戻し、ハグをして来たのは苦しかった。密かに【肉体強化】して、引き剥がしたけど。むさ苦しい男の抱擁なんぞ、誰が嬉しがるか。

 色々と理由を付けて引き留められそうになったが、明日の朝9時頃に、この屋敷で待ち合わせの約束をさせられ、何とか退散させて貰えた。




 翌日10時少し前、ボーマン伯爵と一緒に登城。

 城門前の騎士たちが、オレを厳しい視線で見て来る。ぶっちゃけ、喧嘩売って来てるレベルだ。


「あ゛あ゛ん゛?」


 こっちも負けじと、メンチを切り返してあげた。倍返しだ!

 相手も引かないので睨み合いが続いてしまったが、適当なところで伯爵様が「行くぞ」と言って仲裁してくれた。


 待合室では、聞いていた規定通りに30分ほど待たされてから、王様への謁見となった。平民だけで謁見に臨む場合は、最低1時間は待たされるのが通例らしい。何と無駄なことを……。




おもてを上げ、楽にして良い」


 畏まった状態から、何とか許しが出て息を抜いた。


「して、ボーマン伯爵よ。昨日に引き続いて、また同じ陳情か?」

「はっ。内容は同じですが、状況は異なってます」

「ふむ?」


 近衛兵が20人程居て、何か偉そうな文官っぽいのが数人居る。謁見の間そのものは、それほど広くない。ギュウギュウに詰めても100人が限度だろう。


「好い加減にして貰いたいですな。伯爵殿のせいで、政務が滞ってしまうのですぞ」


 文官の一人が、偉そうにボーマン伯爵を対等であるかのように扱う。ってことは、実際偉いんだろうな。


「それはそれは、申し訳ない。だが、もしベラスティア皇国の10万もの軍勢がこの首都を攻め立てていたら、今頃政務などと悠長なことは言ってられなかったでしょう」

「ふんっ、実際には来なかったのだ。見間違えだったのではないか? 1,000の軍勢を過大評価して10万と申告してしまって、後に引けず……」

「ですが、今日はその10万の軍勢の過半数を殺した、血塗れ(スプラッター)荒野ウィルダーネス・ミツルがここに来ております」

「何だと!?」

「何!?」

「ヘァッ!」


 一人、素っ頓狂な声を上げているのが居たが、皆の注目がオレに集まる。


「初めまして。ミツル・高坂です」


 自己紹介終わり。帰って良い?


「ほ、ほぉ。お主が……報告にあった戦果に、偽りは無いのか?」


 王様が、興味津々と言った風体で訊ねて来る。


「報告自体を知りませんが……」

「お前、無礼だぞ! 王と直々に話をするなど、平民風情が!」

「良い。余が許す。良い」

「しかし……」

「余の決定に、不服があると?」

「……いえ」


 出しゃばりな近衛兵の一人が、王様に叱られてた。いい気味だ。


「実際に7,8万人は、オレの魔法で殺したかと」

「…………」

「マジで?」


 周りが沈黙した中、王様が思わずと言った感じでフランクに聞いて来た。本当のことなので頷く。

 謁見の間が更なる沈黙に包まれた。


「嘘だッ!!」

「そんな話、有り得ん!」

「王よ、騙されてはイケませんぞ? そ奴は詐欺師、人を欺くのが得意な悪人にございます」


 さっきの出しゃばり近衛兵とその仲間二人が、オレを悪人認定して剣を抜いて来た。


「やめぬか! もし実力に疑問があるのなら、見せれば良い。な? ミツル」


 ボーマン伯爵ェ……。想定通りってこと? 嫌だよ、疲れるし。


「ちょ、ちょっと待てい! ミツル、ここまで来て見せるの嫌だとか、言わんよな? な?」


 お、ボーマン隊長、焦ってるぅ。でもね、オレに利益無いでしょ?


「いや、ちゃんと褒賞ぶんどるから! もぎ取るから! 例え国庫が傾いても、搾り取るから!」


 フルフル。首を横に振って、要らんと意思表示する。


「当人も、褒賞は要らないと言っている以上、無理には……」


 ボーマン伯爵とタメ口の文官が、口を挟んで来た。


「どうせ数万の敵軍を殺しても、この国は褒賞の一つも与えられない。そう認識してる」


 オレの言葉は、現状を表した的確な物だ。だが、それに異を唱える人が居た。


「……そんなこと、あってはならん! あってはならんのじゃああああああ!!」


 玉座に座って居たロークト王国の王様が、叫びながら立ち上がった。


「皆の者も、聞いておったか? 窮地を救ってくれた恩人に、何も礼をしないのが当然のやからだと、我々は言われておるのじゃぞ!? こんな侮辱があってたまるか!」


 斜め上の方向に憤ってるようだ。


「それはともかく、ミツル。ちょっとだけ実力を皆に見せつけて欲しいんだが」


 ボーマン伯爵は相変わらず押しが強い。


「……魔法1回だけなら」

「本当だな!? 言質取ったぞ? おっし! おっし!」


 凄い喜んでるけど、近衛兵三人はまだ抜剣してるからな?




 結局王様が直々に近衛兵や文官たちと取り成し、オレが騎士たちの練習場で魔法を見せるのを、大勢で見学することになった。

 城内に併設されていた近衛兵用の場所は、小さ過ぎて不適切だった。150メートル四方くらいはあったんだけど、それでも破砕した小石が見学者に飛んで行く可能性が結構ありそうだからな。断った。

 騎士たちは明らかに不満そうだ。


「あれほどの広さがあるのに、何が不足なんだ?」

「言い掛かりを付けて、時間稼ぎでもしてるんだろうよ」

「きっと後に引けず、今頃顔を真っ青にしてるんだろうさ。詐欺がバレた暁には、縛り首か打ち首か。楽しみだ」


 王都の南側にある、王国騎士団の練習場は、300メートル四方あったので十分だろう。

 それでも危険があると言って、念の為かなり壁際ギリギリに寄ってもらい、なるべく被害が出ないようにしてもらった。

 練習場自体への損壊については、国王と騎士団長二人に、賠償する必要は一切無いことを3回くらい認めさせた。

 そこまでやってから、ようやく【巨岩大砲】の魔法を使うことにする。


「『硬き大地を砲弾とし、敵を穿て。StoneCannon【巨岩大砲】』!」


 上空100メートルに、重さ13トンもの球状の岩が出現し、秒速2kmの超音速で200メートル先の地面へとぶつかる。

 岩は砕けて飛び散って、周囲100メートル前後にまで被害を出した。中心には、深さ3メートルを超え、広さは半径20メートルを優に超えるクレーターが出来上がっている。

 風で土煙が立ち上がり、1分ほどは視界が晴れなかった。だが、結果は一目瞭然だ。

 騎士の練習場には、オレとボーマン伯爵以外の唖然とした顔が並んでいた。




「こ、攻撃魔法が無ければ、何てことはない!」


 そう言い放つ近衛兵の一人に、オレは乗っかってあげた。


「じゃあ、近接戦闘で模擬戦するか?」

「へ? ……良いのか?」

「勿論。模擬戦とは言え、骨の1,2本は覚悟して貰うことになるが」


 王様に直接叱られた奴が、悪い笑みを浮かべていた。


「それはこちらのセリフだがな。くっくっく、魔法使いが近接戦を嗜むか。鼻っ柱を折ってやろう」




 先ほどの練習場は、【巨岩大砲】を放った惨状で使えないので、王城に戻り、近衛兵用の練習場で、1対1の勝負を3回することになった。

 王様は呆れ顔で、一応見届けるみたいだ。

 攻撃魔法じゃないから、【肉体強化】の100倍は問題ない。<臨界突破>で槍と回避の練度を上げるのもルールに反してない。




「いざ、四天王が一人、紫電のアルマニアス! 参る!!」


 剣術で素早い突きを放って来たが、十文字槍の切っ先を合わせて、拮抗状態を作り出してみる。時間魔法で自分を30倍加速してみたんだけど、それでも凄い難しかった。曲芸だな、コレ。

 一度弾いた後、槍の柄の方を振り回して胴に直撃させ、壁まで吹っ飛ばす。結果、意識不明になって決着した。




「四天王、圧壊のゴンタコス」


 ゴンさんは、重厚な大盾とメイスのような鈍器で武装している。

 動きが余りに遅かったので、脚を1万3千倍に強化して、盾ごと蹴り飛ばしてあげた。練習場の壁をブチ抜き、分厚い城壁にめり込む。

 内臓がやられたのか吐血してたので、治癒魔法を掛けてあげた。お代は結構です。




「四天王の一人、巧緻のウィルバス。いざ、勝負」


 槍と盾の使い手で、自己紹介通りに非常に上手い。相手は防御重視で、こちらが攻めあぐねた所に、隙を見てチクチクと攻撃して来る。

 力任せに槍を吹き飛ばそうとしても、上手く流してやらせてくれない。

 イラッとして来たので、腕力を1万3千倍に強化して、槍の石突きで盾を思いっ切り叩き、壁まで飛ばす。

 相手の力が弛んだ隙に、槍を絡めるようにして手離させ、首筋にオレの槍の穂先を当てることで勝負が決まった。

 地味に盾を持ってた腕を骨折させてしまっていたので、治癒しておく。




「いやはや、凄まじかったの!」


 王様は御機嫌だ。


「ええ。ええ、そうですね」


 この伯爵とタメ口だった文官は、ロークト王国の宰相らしく、クインシア・グラックと言うらしい。名誉侯爵と言う地位だけど、世襲の伯爵地位であるボーマン伯爵とはほぼ同位みたいだ。

 オレへの褒賞を考える必要が出て来たので、極めて渋い顔をしている。


「では、満場一致で、ミツルへの褒賞の必要性を認めて貰えますね?」


 ボーマン伯爵が得意顔で胸を張っていた。


「別に要らないけどなぁ」

「そうは行かんと言ってるだろうに。何か希望は無いのか? 爵位か?」


 王様が、『今晩のおかず何にする?』くらいの軽さで聞いて来る。


「爵位は全力でお断りします」


 そう言うと、周りから呆れたような溜め息が、多数発せられた。


「我が国の爵位を、そんな風に嫌がるとは……! 不敬ですぞ!」

「良いから、良いから」


 宰相が立腹し、国王が宥める。


「まあ、強いて言えば『廃鉱になった金鉱山』でもあれば欲しいとは思ってるけど、無いよねぇ」

「……え?」


 ん? 宰相が変なリアクションを返して来た。


「なんだ、お主。変なモノを欲しがるの?」


 王様は普通だ。


「まあ、ちょっと試したいこともあって。廃鉱で良いんで、権利関連全部ひっくるめた元・金鉱山が欲しいなと」

「……実は昔、ルールー・ルルール連合国との国境近くに金山があったのだが、150年ほど前に目ぼしいのは掘り尽くしてしまったと言う経緯がある」


 ありゃ。宰相から意外な情報が出て来た。つーか、変な名前の隣国だな。


「しかし、今更価値など無いぞ? 良いのか? そんなので」

「あ、じゃあ、ロークト王国国内の貴族からの干渉を禁止するのと、敬語苦手なんで色々タメ口とかでも許可して貰うってのは?」

「ぶわっはっは! そんなので良いのか? 良いんじゃな? グラック宰相、これはもう認めるしかないのぉ?」


 宰相が、疲れた表情で首を振っていた。


「仕方ないですね。国の財政を圧迫せずに、英雄殿の要望を叶えられるとあれば、是非も無し」


 翌日、権利書関連を全て譲られ、正式にユスカ鉱山付近の土地と採掘権などを入手した。

 地図を見たらユスカ鉱山は、メスカルの酒を買ったキュッカの町から、30kmしか離れて無かった。






高坂こうさかミツル 年齢:25

精神11 魔力982 魔力量106,075


所持現金:4億4781万円相当



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