表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/9

5

遅くなりました!

毎度のことながら亀ですいません!


レベル表記を追加しました。

称号説明と固有スキルの説明を追加しました。

あのクソバーンめ・・・

初めての死に戻りがログインしてから十分後、しかもアルコール中毒で死ぬとか・・・

早速黒歴史が出来てしまった・・・

しかもなんか気持ちフラフラするし・・・

ま、誰かに知られることもないだろうし・・・


《称号《大酒飲み》・《神酒飲み》を獲得致しました》


いや、要りません!


≪ワールドアナウンス:初の称号取得者が現れました。これによりリスポーンシステムの詳しい説明がメールにて送られます。その者の特徴からその者に、称号《初リスポーン経験者》を送ります≫


もうやめてぇぇぇぇ!

私のライフはもうゼロよ!


・・・はあ。まあ、あいつ(バーン)をぼろ雑巾みたいになるまでにボコすとかそんなことは置いといて。

とりあえず神酒の効果を確認してみようか。

確かあれは主にステータスに影響があったはずだから・・・


***

《名前》メデス【ほろ酔い(常時)】

《種族》酒鬼

《職業》弓士(アーチャー)・Lv0

《称号》・《黒椏流戦闘術師範代》・《大酒飲み》・《神酒飲み》・《初リスポーン経験者》


HP:3000

MP:200

STR:720+2

VIT:90+3

DEX:100

AGI:200

INT:30

MAG:250

LUC:200


SP:0


《種族スキル》

〈神級鑑定〉〈力量鑑定〉〈潜影(せんえい)〉〈影化〉〈神威〉〈神化《不完全》(神酒による効果により強制解放のため不完全である)〉〈変動細胞〉〈豪腕〉

《スキル》

〈隠蔽Lv0〉〈跳躍Lv0〉〈弓術Lv0〉〈ナイフ術Lv0〉〈投擲Lv0〉〈疾走Lv0〉〈格闘Lv0〉〈身体能力補正Lv0〉〈MP回復速度上昇Lv0〉〈闇魔法Lv0〉

《特殊スキル》

〈酔い無効〉〈酔拳〉

《固有スキル》

〈黒椏流戦闘術EX〉


《装備》

武器〈初心者の弓〉STR+1

副武器〈初心者のナイフ〉STR+1

副武器〈神酒入り瓢箪(ひょうたん)

頭防具〈なし〉

胸防具〈初心者の防具・上〉VIT+1

腰防具〈初心者の防具・下〉VIT+1

腕防具〈なし〉

足防具〈初心者の靴〉VIT+1

アクセサリー〈空き〉〈空き〉〈空き〉〈空き〉〈空き〉


***

ってフラフラするのはこのせいか!

とりあえず効果確認!


『ほろ酔い』

酒を飲み少し酔った状態。

この状態異常にかかっている間常に少しだけ平衡感覚を失う。

他にも『素面』『泥酔』『アルコール中毒』がある。


地味にきついヤツだ!

何とかしなければ!

んっ!?酔い無効!?

これは私にとって救世主のようなスキル!

ご都合主義万歳!(おい)

・・・効果は何だろう?


【酔い無効】アクティブ

任意で酔わないようにすることが可能になる。

アルコールによる酔いでなくても、酔いに関することならばすべてに通用する。


キターーーーーー!

発動!

・・・ふぅ。

無事、ほろ酔い状態が解除された~

にしてもこの状態異常は日頃訓練してなきゃ耐えられないレベルだよ・・・

しかもまだこれより強い『泥酔』と『アルコール中毒』がある、なん・・・て・・・アル中?

私の死因って確かアル中・・・はっ!

知らず知らずのうちに私は最上位の状態異常にかかっていたのか!


・・・はぁ、ゴホンッ

それにしてもなんか種族スキル多いな~

種族は酒鬼なのになんで神関連のスキルが多いんだろ?


・・・アホの子ここに極まれり


あとは・・・

・・・・・・ステータスがおかしい。

なんかほとんど2倍だし、HPにいたっては10倍・・・

なんかヤバいの飲んじゃったな・・・

ていうかいつの間にか腰に瓢箪(ひょうたん)ついてるし・・・


とりあえずスキルと称号の効果を見ていこうか・・・


《大酒飲み》

アルコール度数の高い者を大量に飲んだ証。

スキル《酔拳》を取得する。


《神酒飲み》

神酒を大胆にも大量に飲んだ証。

副装備〈神酒入り瓢箪〉を獲得する。


《初リスポーン経験者》

初めて死んだ者の証。

その運の悪さに乾杯。

Lukに+15される。

ただしデメリットとしてレベルアップ時必要経験値倍加。

文句は受け付けません。

何故なら死んだあなたが悪いのだから・・・


【力量鑑定】アクティブ

敵のある程度の力量を見抜く。

鑑定と併用することで更なる効果を発揮する。


潜影(せんえい)】アクティブ

影に潜ることが出来る。

だが、影に潜ると、潜っている間その場から移動できなくなる。

潜っている間は常時MPを消費する。

消費MPはスキルレベルが上がるにつれ少なくなる。

影化との併用で潜影中も移動が可能となる。


【影化】アクティブ

影と同化する。

他人から見えなくなるがその場に身体があるのには変わらないため他人とぶつかると見えるようになる。

あくまで影と同化しているだけなので移動は影が連続していなければならない。

最初は自分より大きい影にしか同化できないが、スキルレベルが上がると自分より小さい影にも同化できるようになる。

潜影(せんえい)との併用で同化中、身体が影の中に入るため見つかりずらくなる。


【神威】アクティブ

敵に向かって神の威圧を放つ。

その威圧を浴びたものに確率で、状態異常『恐怖5』を与える。

スキルレベル×2のレベルまでの敵にのみ効果を発揮する。


『恐怖5』

5段階に分かれるバットステータスの最上位のレベル5。

その中でも致死毒、魅了に次ぐ3番目に厄介なバットステータス。

恐怖により30秒間動けなくなる。

硬直が解けてもしばらくの間、『麻痺4』が付く。

低確率で『即死5』が付く場合がある。

なお、恐怖による硬直時間は相手によって前後する。

他にも『恐怖1』『恐怖2』『恐怖3』『恐怖4』などがある。


『麻痺4』

全身が動かすことが出来なくなる。

麻痺4の場合20秒間動けない。

他にも『麻痺1』『麻痺2』『麻痺3』『麻痺5』などがある。


『即死5』

瞬時にHPがゼロになる。

他にも『即死1』『即死2』『即死3』『即死4』などがある。


【神化《不完全》】アクティブ

一時的に神の姿へ変わる。

不完全なため神化後本来のステータスの2分の1になってしまう。


【変動細胞】アクティブ

自分の細胞を自由に変化させることが可能になる。


【豪腕】パッシブ

STRが常時2倍になる。


【酔拳】

独特な歩幅とステップ(千鳥足)や、完全に力の抜けた超自然体からノーモーションで高威力の攻撃を放つという無拍子(むびょうし)を使いこなすある意味武の極みとも言えるスキル。

酔い系状態異常にかかっている際【体術】や【拳術】の威力が上がる。

また、かかっている状態異常が高位なほど威力が上がる。


【黒亞流戦闘術EX】

あらゆる武術を組み合わせた最強と言っても過言ではない武の極みを表すスキル。


《武器名》・神酒入り瓢箪(ひょうたん)

《レア度》・ユニーク

《製作者》・酒神

《耐久値》・なし

《説明》・称号《神酒飲み》を獲得した特典。

常時HPとMPがそれぞれ最大値の5%回復する。

状態異常を50%の確率で無効化する。

持ち主の判断でパーティーメンバーやレイドメンバー全員に効果を反映させることが出来る。


これ手に入れるとか君どんだけ運いいんだい!?

まぁ、これからもIPOを楽しんでね!



ちょっと待ったーーーーー!

運営貴様ーー!

またやってくれたな・・・

まぁ、強い装備だし使うのは私だからいいんだけどね?

それにしても流石運営。自由だね。


思ってた以上に強そうなスキルが多いね。

潜影(せんえい)と影化はセットで使うでしょ?

神威と神化もセットかな?

他はどっちの時も使えるから問題ないね。

あとは・・・あとでフィールドに出てスキルの確認かな~

・・・・さて、と。

あいつ(アホバーン)のとこに殴り込みに行こうか。

あ、でもその前にレベル上げたほうが今よりずっと威力が高いはずだよね。

なら先にスキルの検証からやっておこうかな。

それじゃあ早速フィールドにレッツゴー!


■◇■


やってきました。南フィールド。

え?どこだよって?

いやですね~町の外に決まってるじゃないですか~

私は北街と東街に城門があるって言ったけどモンスターの湧くフィールドが北と東だけだなんて言ってないよ?

まぁ、それはさておき。

フィールドはポップする敵が弱い順から北、東、南、西となっている・・・らしい。

攻略掲示板を見ただけだからよくわからないんだよね。

とりあえず東から南に向かって進んできたんだけど、東だとそれはもう敵が弱くて弱くて。

だから最初に戦ったスライム3体以外は全部無視して南に来たんだよね。

因みに東にポップするモンスターはスライム、ウルフ、ゴブリンの三種類だ。他にもそれぞれ上位種がいるそうだけど流石にまだ会ってない。


「ん~ちょうどよさそうな相手はいないかな~っと」


探してみるけどモンスターがいない。全くいない。


「なぜ?一応ここは2番目に強い所だよ?なのになんで何もいないんだろう・・・」


う~ん。

・・・こんな時は私の十八番(おはこ)

【超感覚強化Ver気配察知】!


――――――――――――――――――上ッ!


シャキンッ!ズバッ!

ギャアッ!


「え、カラス!?うわ~もしかしてここ飛行系モンスターだけのところだったりする?」


スッと、

メデスのスイッチがほのぼのから戦闘に切り替わり、雰囲気がピリピリした重苦しいものへと変わる


「・・・まぁいいのですけど・・・弓術のレベル上げにいいかもしれませんね」


私が俗に言うシステム外スキルで見つけたのは現実の街中にもいる普通のカラスです。

あまり特徴もあるようには見えませんので早急に弓で片付けましょう・・・ああ、そうでした。

その前にスキルの検証しなくては。

ではまず初めに・・・神級鑑定。


***

《名前》

《種族》クロウ・Lv13

《称号》


HP:1/400

MP:0

STR:20

VIT:10

DEX:10

AGI:40

INT:5

MAG:10


《種族スキル》

〈飛行〉〈群体〉

《スキル》

〈突撃〉〈鳴き声〉

***


おお。

ステータス見放題ですね。

しかしながら一撃で瀕死とは・・・

ああ、そういうことですか。

自分のステータスとクロウのステータスを比べることにより、私はやっと気が付きました。

私、チートレベルで反則級のステータスですね。

それにこの神級鑑定。

こんなのボスの情報丸分かりじゃないですか。

・・・ありがたく使わせてもらいますが。


おや、クロウがまっすぐ飛んできましたね。

スキルにあった突進でしょうか。

まあいいです。

例えスキルを使ってなかったとしても、どちらにせよこれで止めですしね。


「シッ!」


ギァッ


スゥゥ


溶けるように光になりました。

どうやらこれで倒したことになるようですね。


・・・さて。

戦った結果、ここらの強さでも問題なく対処できますね。

相手の速度にもちゃんとついていけてるというかむしろまだ余裕があるぐらいです。


さて、次の獲物は・・・おや、好都合です。自分からこちらに向かって来ているとは。

クロウは倒そうか。

今度こそ弓で攻撃しなくては。

クロウはどのくらいなら避けられるか試してみましょう。

残存弓矢は100本。

距離約90メートル。

1本目、発射(ファイヤ)


ビシュッ


・・・これは避けられるのですね。

では二本では?発射(ファイヤ)


ビシュッビシュッ


・・・一本命中。


では三本では?発射(ファイヤ)


ビシュッビシュッビシュッ


・・・二本命中。


では・・・これならどうでしょうか?


そう言うと、メデスはニヤリと笑った・・・。


ビシュッビシュッビシュッビシュッビシュッビシュッ「ギャアッ」ビシュッビシュッビシュッビシュッビシュッビシュッビシュッ「ギャ・・・」ビシュッ


スゥゥ


これは・・・


予想以上に弱いです。

本当に弱すぎます。


この程度の矢の雨を避けられないなんて弱すぎますね。

ほんと弱い・・・


「グギギャァァァァァァァァァ!」


「・・・?ああ、次がまだ上空に居たのですね。しかし突然何でしょう・・・スキルの鳴き声ですかね?まぁ恐らくデバフでしょうし・・・」


ステータスで下がってるのは・・・はて?ないですね?

では今のはいったい・・・


そのときメデスの脳裏に群体という文字が浮かび上がった。


そうです群体!

効果は何でしたっけ?


【群体】アクティブ

鳴き声で辺りに居る仲間を呼ぶ。

大抵2~10体の仲間を呼ぶ。

その中には徘徊型ボスが混じることもある。


・・・一瞬危険だと思いましたがクロウが何体居ても一緒ですし大丈夫ですね。


フラグが立ちました~(棒)


・・・?今どこかで旗が立ったような?

気のせいですかね?


いえいえ、そんなことよりクロウの群体がやってくるんでした。

しかしどこから来るのか不明ですから全方位警戒しなければ。

全方位警戒など容易いので特に負担にはならないのですけれどね。





















評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ