旅の想い出
「なあ、やっぱりおかしいだろ?」
旅行先で撮った写真に写る僕の肩に、白いモヤのようなものがかかっていた。
それも一枚だけではない。
どの写真を見てもその白いモヤは僕の肩をぼかし、心なしか旅行の日を追うごとに濃くなっている気もする。
「最初見たときは何とも思わなかったんだけど急に怖くなってきてさ。それでお前を呼び出したわけよ。お祓い行った方がいいかな。」
「確かにおかしい。」
「だろ!?」
「肉眼じゃあはっきり見えてるのに。」
「なあ、やっぱりおかしいだろ?」
旅行先で撮った写真に写る僕の肩に、白いモヤのようなものがかかっていた。
それも一枚だけではない。
どの写真を見てもその白いモヤは僕の肩をぼかし、心なしか旅行の日を追うごとに濃くなっている気もする。
「最初見たときは何とも思わなかったんだけど急に怖くなってきてさ。それでお前を呼び出したわけよ。お祓い行った方がいいかな。」
「確かにおかしい。」
「だろ!?」
「肉眼じゃあはっきり見えてるのに。」
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