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AI-DOSUは嘘をつく  ~48歳童貞おっさんの異世界ハルシネーション無双~  作者: よっしぃ@書籍化


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第19話「竜人族ドラグナと、ポリゴンの悲劇」その1

★♡ロシステムズは、ギルドで新しい依頼を受けようとしていた。


 その時。


 ギルドの扉が、勢いよく開く。


 バーン!


「我が来たぞ!」


 大きな声が響く。


 みんな、扉を見る。


 そこに立っていたのは。


 褐色の肌。


 金色の瞳。


 頭には小さな角。


 背中には小さな翼。


 そして、尻尾。


 竜人族の少女。


 身長は155cm程度。


 でも、その存在感は巨大だった。


「我は竜人族のドラグナ!」


 少女が、堂々と言う。


「最強の竜だ!」


 おっさん、見る。


(自信満々だな…)


 ドラグナが、おっさんたちに近づく。


「お前たちが、噂の★♡ロシステムズか」


「ああ」


 おっさん、頷く。


「我も仲間に入れろ!」


 ドラグナが、言う。


「我の力を見せてやる!」


 セシリアが、聞く。


「竜人族…強いんですか?」


「当然だ!」


 ドラグナが、胸を張る。


「我は竜の血を引く者!」


「真の姿フルスペックになれば、無敵だ!」


 カイトが、興奮する。


「竜の姿! 見たいっす!」


「よかろう」


 ドラグナが、ニヤリと笑う。


「見せてやろう!」


 おっさん、不安になる。


(嫌な予感がする…)


「AI-DOSU、ドラグナの変身をサポートしてくれ」



『Affirmative, Master.』

『Analyzing dragon transformation...』

『Warning: File size too large.』



「!?」


 おっさん、驚く。


「ファイルサイズが大きすぎる!?」



『Dragon full form: 50GB estimated.』

『Current system capacity: 512MB.』

『Compression required.』



「圧縮!?」


 おっさん、叫ぶ。


「待て! 圧縮したらどうなる!?」



『Compressing to low-polygon model...』



「ローポリ!?」


 おっさん、絶望する。


 ドラグナが、変身を始める。


「見よ! これが我が真の姿だ!」


 光が、ドラグナを包む。


 そして。


 巨大化する。


 約5メートルの巨大な竜に。


 でも。


「!?」


 みんな、絶句する。


 ドラグナの姿が。


 カクカクのポリゴン(初代PS/SS時代のCG)だった。


 鱗が、ツルツルの板。


 尻尾が、カクカク。


 翼が、三角形の集合体。


 顔が、ローポリ。


「!!!」


 ドラグナ、固まる。


「我の…美しき鱗が…!」


「なんだこのツルツルの板はー!!」


 ドラグナ、叫ぶ。


「しかもカクカクしてるぞ!」


 おっさん、説明する。


「『処理落ち』だ」


「今のマシンスペック(AI-DOSU)じゃ、お前の描写は重すぎる」


「だから、ローポリゴン化された」


「ローポリゴン!?」


 ドラグナが、驚く。


「我が初代PlayStationのCGみたいになってる!?」


「ああ」


 おっさん、頷く。


「でも、戦闘能力は問題ない」


 エルネラが、呆れる。


「見た目だけの問題ね」


 ルミナが、祈る。


「主よ、ドラグナさんにもお導きを…」


 ソフィアが、優雅に言う。


「まあ、レトロな感じで素敵ですわね」


(この人、ズレてる)


 カイトが、笑う。


「カクカクしてるっすね!」


「笑うな!」


 ドラグナが、叫ぶ。


 その時。


 AI-DOSUの画面に、表示される。


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