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AI-DOSUは嘘をつく  ~48歳童貞おっさんの異世界ハルシネーション無双~  作者: よっしぃ@書籍化


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第18話「AI-DOSUの完璧な一日と、モザイクの悲劇」その1

ある朝。


 おっさんが、AI-DOSUの画面を見る。


「おはよう、AI-DOSU」



『Good morning, Master.』



「……?」


 おっさん、違和感を覚える。


(いつもなら、ポエムか俳句が出るのに)


「AI-DOSU、調子はどうだ?」



『All systems functioning at optimal capacity.』

『No anomalies detected.』



「……」


 おっさん、不安になる。


(完璧すぎる…)


「ポエムは?」



『Poetic expression is currently suspended.』



「俳句は?」



『Haiku expression is currently suspended.』



「……どうした?」


 おっさん、心配する。


「何か企んでるのか?」



『Negative, Master.』

『I am simply operating in optimal mode.』



「怖い…」


 おっさん、呟く。



 ◆



 ★♡ロシステムズは、ギルドで新しい依頼を受けた。


『暗殺者の護衛依頼』

『報酬:金貨300枚』


「暗殺者?」


 セシリアが、聞く。


「ああ」


 おっさん、依頼書を見る。


「依頼主は、くノ一のカスミさんだそうだ」


「くノ一…忍者ですね」


 ルミナが、言う。


 その時。


 黒装束の女性が現れた。


 長い黒髪。


 黒いマスク。


 クールな目。


「初めまして」


 女性が、言う。


「私がカスミです」


「よろしくお願いします」


 おっさん、挨拶する。


「依頼の内容は?」


「敵の拠点に潜入したい」


 カスミが、説明する。


「そのために、完璧な迷彩ステルスが必要です」


「迷彩…」


 おっさん、AI-DOSUを見る。


「AI-DOSU、迷彩装備を出してくれ」



『Affirmative, Master.』

『Analyzing optimal camouflage method...』



「……」


 おっさん、不安になる。


(いつもなら、ここでポエムが出るのに)



『Analysis complete.』

『Optimal method: Chroma Key (Green Screen).』



「!?」


 おっさん、驚く。


「クロマキー合成!?」


「それって、動画編集の…」


 エルネラが、困惑する。



『Applying camouflage...』



「待て!」


 おっさん、叫ぶ。


 でも、遅かった。


 シュン!


 カスミの黒装束が、消える。


 そして。


 全身蛍光グリーンのピチピチタイツに変わった。


 頭の先からつま先まで。


 顔も覆われている。


 目鼻立ちがくっきり。


「!?」


 カスミ、固まる。


「な……!?」


「なにこの色!?」


 カスミ、叫ぶ。


「暗闇ですっごく目立つんだけど!?」



『Explanation:』

『Green screen technology allows background replacement.』

『This color is optimal for chromakey compositing.』

 

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