第16話「レベッカのバニーガール化と、嫉妬の芽生え」その2
◆
その時。
セシリアたちが、反応する。
「レベッカさん、バニーガールなのね」
セシリアが、言う。
「ええ(棒読み)」
「緋川さんのAIの仕業です(棒読み)」
レベッカが、答える。
セシリアが、レベッカを見る。
「レベッカさんも被害に遭ったのね」
「私たちと同じ…」
「……」
セシリアが、少し考える。
「でも、バニーガールって…」
セシリアが、チラッとおっさんを見る。
「緋川さん、喜んでないわよね?」
「喜んでない!」
おっさん、即答する。
「……そう」
セシリアが、少し安心した顔をする。
エルネラも、反応する。
「レベッカさん、バニーガールなのね」
「まあ、私の『羞★♡破壊ドレス』ほどじゃないけど」
「……」
エルネラが、少し考える。
「って、なんで私、張り合ってるのよ!」
エルネラが、慌てる。
カイトが、笑う。
「エルネラさん、嫉妬してるんすか?」
「してないわよ!」
エルネラが、顔を赤くする。
ルミナも、反応する。
「レベッカさんも大変ですね…」
「私たちと同じ被害者…」
「……」
ルミナが、少し考える。
「でも、緋川さんの近くにいる時間が増えるのは…」
「主よ、この想いは罪でしょうか…」
ルミナが、祈る。
ソフィアが、優雅に言う。
「まあ、レベッカさん、可愛いですわね」
「緋川さんもそう思いますわよね?」
「え、あ、まあ…」
おっさん、困惑する。
「緋川さん!」
セシリアが、ツンとする。
「おっさん!」
エルネラが、怒る。
「主よ…」
ルミナが、目を伏せる。
「あら、みなさんどうしたんですの?」
ソフィアが、天然に聞く。
「……」
みんな、沈黙する。
◆
その後。
受付に冒険者たちが集まる。
「レベッカさん、バニーガール!?」
「可愛い!」
「依頼出したい!」
受付に長蛇の列ができる。
「……」
レベッカ、無表情で業務をこなす。
「依頼書を受け取ります(棒読み)」
「報酬をお渡しします(棒読み)」
でも、耳は真っ赤。
ギルドマスターが通りかかる。
「レベッカ、その格好は…」
「AI-DOSUの仕業です(棒読み)」
「緋川さんの管理不行き届きです(棒読み)」
「ポンコツAIを持ってる緋川さんが悪いです(棒読み)」
レベッカが、答える。
「俺のせいじゃない!」
おっさん、叫ぶ。
「緋川さんは責任感がありませんね(棒読み)」
「最低です(棒読み)」
レベッカが、毒舌を吐く。
「ひどい…」
おっさん、ショックを受ける。
「まあ、売上が上がってるからいいか」
ギルドマスターが、言う。
「……」
レベッカ、ギルドマスターを見る。
「ギルドマスターも最低ですね(棒読み)」
「えっ」
ギルドマスターが、驚く。
「私の恥ずかしさより売上優先ですか(棒読み)」
「人でなしですね(棒読み)」
「……すまん」
ギルドマスターが、謝る。




