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AI-DOSUは嘘をつく  ~48歳童貞おっさんの異世界ハルシネーション無双~  作者: よっしぃ@書籍化


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第15話「ROMカセットと、フーフーの儀式」その2

おっさん、カセットの端子部分を口元に持っていく。


 そして。


 フーッ…


 息を吹きかける。


 フーッ…


 フーッ…


「!?」


 カイトが、驚く。


「何してるんすか!?」


「『接触不良直し』の儀式だ」


 おっさん、答える。


「これで9割の問題は解決する」


「息吹きかけてるだけじゃないすか!」


 カイトが、叫ぶ。


「それが全てだ」


 おっさん、真剣に答える。


 セシリアも、困惑している。


「緋川さん、本当にそれで直るの?」


「ああ」


 おっさん、頷く。


「ファミコン世代の常識だ」


 エルネラが、呆れる。


「…息を吹きかけるだけで?」


「ああ」


 おっさん、自信を持って答える。


 ルミナが、心配そうに言う。


「主よ、この儀式は正しいのでしょうか…」


 ソフィアが、優雅に言う。


「まあ、神聖な儀式ですわね」


(この人、ズレてる)


 おっさん、再びカセットをスロットに挿入する。


 ガチャリ。


 その瞬間。



『ROM cartridge detected.』

『Loading...』



「動いた!」


 カイトが、驚く。


「息吹きかけただけなのに!」


「だから言っただろう」


 おっさん、ドヤ顔で答える。


「これで9割の問題は解決する」


 AI-DOSUの画面に、表示される。



『Diary entry: Day 47 (continued)』

『Master performed ancient ritual.』

『He blew air on the ROM cartridge.』

『It worked. I don't understand why, but it worked.』

『This is magic, not science.』



「日記に書くなよ!」


 おっさん、ツッコむ。


「しかも『魔法』って言うな!」


「科学だよ!」



 ROMカセットが起動すると。


 部屋の奥の扉が開いた。


「開いた!」


 セシリアが、言う。


「行こう」


 おっさん、先に進む。


 奥の部屋には、宝箱があった。


「宝箱だ!」


 カイトが、喜ぶ。


 宝箱を開ける。


 中には、もう1つのROMカセットがあった。


「もう1つカセットがある」


 おっさん、カセットを拾う。


「スロット2に挿入するのか?」


 セシリアが、聞く。


「そうだな」


 おっさん、頷く。


 でも、このカセットも端子が汚れている。


「……また儀式だな」


 おっさん、カセットの端子に息を吹きかける。


 フーッ…


 フーッ…


 カイトが、呆れる。


「また吹いてるっす…」


「これが正しい作法だ」


 おっさん、答える。


 そして、スロット2に挿入する。


 ガチャリ。



『ROM cartridge 2 detected.』

『Dual slot activated.』



 その瞬間。


 部屋全体が光った。


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