表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AI-DOSUは嘘をつく  ~48歳童貞おっさんの異世界ハルシネーション無双~  作者: よっしぃ@書籍化


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

61/64

第15話「ROMカセットと、フーフーの儀式」その1

★♡ロシステムズは、新たな依頼を受けた。


『古代遺跡の探索』

『報酬:金貨200枚』


 古代遺跡。


 暗い。


 すごく暗い。


「気をつけてくださいね」


 ルミナが、言う。


「ああ」


 おっさん、頷く。


 遺跡の奥に進む。


 すると、大きな部屋にたどり着いた。


「なんだこれ」


 カイトが、壁を見る。


 壁に、四角い穴が2つ並んでいる。


 約13cm × 13cm。


 横並び。


「これは…」


 おっさん、震える。


「震えが止まらん」


「どうしたんすか?」


 カイトが、聞く。


「これは『ダブルスロット』だ」


 おっさん、答える。


「ダブルスロット?」


「ああ」


 おっさん、説明する。


「MSX2の機能だ」


「2つのスロットに、ROMカセットを挿入できる」


「なんだかわからないっすけど、すごそうっすね」


 カイトが、首を傾げる。


 その時、AI-DOSUの画面に表示される。



『Diary entry: Day 47』

『Discovered dual slot system.』

『Master is excited. His hands are shaking.』

『This is the first time I've seen Master this happy.』



「日記つけるなよ!」


 おっさん、ツッコむ。


「しかも読めるようになってるじゃないか!」


 セシリアが、聞く。


「緋川さん、日記?」


「AI-DOSUが勝手につけてるんだ」


 おっさん、答える。


 エルネラも、興味を持つ。


「どんな日記?」


「……見ないでくれ」


 おっさん、恥ずかしそうに言う。


(48歳のおっさん、恥ずかしいんだよ)




 部屋を探索すると。


 床に、四角いカセットが落ちていた。


「これは…」


 おっさん、カセットを拾う。


 黒いプラスチック。


 端子が見える。


「ROMカセット!」


 おっさん、感動する。


「伝説の聖遺物(ROMカセット)だ!」


「カセット?」


 カイトが、見る。


「ROM? CD-ROMのことっすか?」


「違う」


 おっさん、説明する。


「『ROMカセット』だ」


「ロード時間ゼロのオーパーツだ」


「すごいんすね」


 カイトが、感心する。


 おっさん、カセットをスロット1に挿入する。


 ガチャリ。


 入った。


 でも。


 反応がない。

「あれ?」


 おっさん、画面を見る。



『No response.』



「反応しない…」


 おっさん、困惑する。


 カイトが、言う。


「動かないっすよ」


「おかしいな」


 おっさん、カセットを抜く。


 そして、見る。


 端子部分を。


「……汚れてるな」


 おっさん、呟く。


「汚れてるんすか?」


 カイトが、聞く。


「ああ」


 おっさん、カセットの端子を見せる。


「ここが汚れてると、接触不良を起こす」


「どうするんすか?」


「……素人が」


 おっさん、真剣な顔で言う。


「これだから『光学メディア世代』は困る」


「え?」


 カイトが、困惑する。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ