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AI-DOSUは嘘をつく  ~48歳童貞おっさんの異世界ハルシネーション無双~  作者: よっしぃ@書籍化


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第7話「古代遺跡と、10分間の希望」その3


『New party member detected.』

『Analyzing equipment...』



「来た!」


 おっさん、叫ぶ。


「カイト! 逃げろ!」


「え?」


 カイトが、戸惑う。



『Optimization required.』



「逃げろカイト! 逃げろ!」


 おっさん、必死に叫ぶ。


「なんすか?」


 カイトが、笑う。


「俺のシステム、最新型っすから大丈夫っすよ」


 シュインッ。


 カイトが、光に包まれる。


「!?」


 カイトが、驚く。


 光が収まると。


「……」


「……」


 沈黙。


 カイトの装備が、変わっていた。


 いや、正確には。


 ほとんど変わってない。


 でも、何かがおかしい。


 セシリアが、顔を赤くする。


「きゃああああ!」


 エルネラが、目を背ける。


「見ちゃダメ!」


 ルミナが、目を閉じる。


「主よ…」


 ソフィアが、優雅に言う。


「まあ、斬新な装備ですわね」


(この人、本当にズレてる)


 おっさん、AI-DOSUの画面を確認する。



『Smart-System (Optimized)』

『Loading ads...』

『Free version: Ad supported』



「広告!?」


 おっさん、驚く。


 カイトの視界に、広告が表示されている。


『今すぐプレミアムに!』

『月額500ゴールド!』


「え?」


 カイトが、戸惑う。


「なんで広告が!?」


「キャンセル! キャンセル!」


 カイトが、必死にタップする。


 でも、広告は消えない。


『5秒後にスキップできます』


「5秒!?」


 カイトが、叫ぶ。


「戦闘中だぞ! 5秒も待てるか!」


 おっさん、AI-DOSUに向かって叫ぶ。


「AI-DOSU! なんで広告なんだよ!」



『無料版のため、広告が表示されます』



「無料版!?」



『高度な演算の結果、これが最適解と導き出されました』



「最適じゃねえよ!」


 その時、魔物が現れた。


 ゴーレム。


 巨大な石の魔物。


「敵だ!」


 セシリアが、剣を構える。


(あ、剣だ)


 おっさん、気づく。


(まだ元の装備のままだ)


「行くわよ!」


 セシリアが、突撃する。


 斬撃。


 ゴーレムが、ひるむ。


(強い)


 エルネラも、詠唱する。


「我が名において、天地を統べる炎の精霊よ…」


 ゴオオオオ!


 炎が、ゴーレムを包む。


(普通の詠唱だ)


 ルミナも、支援魔法を唱える。


「主よ、我らに力を…」


 ピー音なし。


(良かった)


 ソフィアの胸が、戻っている。


(あ、胸も戻ってる)


 でも、カイトは。


「くそっ! 広告が邪魔で何も見えねぇ!」


 カイトが、必死にタップする。


「スキップ! スキップ!」


 やっと広告が消える。


「よし!」


 カイトが、アイコンをタップしようとする。


 その時。


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