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AI-DOSUは嘘をつく  ~48歳童貞おっさんの異世界ハルシネーション無双~  作者: よっしぃ@書籍化


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第6話「王女の胸と、ズレた常識」その1

 おっさんのパーティーは、もはやカオスだった。


 セシリア:白い肌着+三徳包丁

 エルネラ:ピンクの魔法少女コス+「どかーん♡」

 ルミナ:白ビキニ風聖女コス+18禁聖典+ピー音祈り


 見た目は完全に終わってる。


 でも、性能は最強。


 分かる?


 この矛盾。


(もう慣れた)


 おっさん、思う。


 でも、慣れちゃダメな気もする。



 ◆



 王都からの依頼を受けて、王城に向かった。


『第二王女ソフィアの護衛』


 なぜ俺たちが選ばれたのか。


 分からない。


 でも、金貨10枚は魅力的。


(行くしかない)


 王城の謁見の間。


 豪華。

 すごく豪華。


 赤い絨毯。

 金色の装飾。

 巨大なシャンデリア。


(場違いだ)


 おっさん、思う。


 セシリアは白い肌着姿。

 エルネラはピンクの魔法少女。

 ルミナは白ビキニ風の聖女。


(完全に場違いだ)


 でも、仕方ない。


 そして、玉座に座る人物が現れた。


「お待ちしておりましたわ」


 優雅な声。


 金色の髪。

 青い瞳。

 白いドレス。


 そして、豊かな胸。


(姫だ)


 第二王女ソフィア。


 22歳。


 上品で、気品がある。


「第二王女ソフィアですわ」


 ソフィアが、優雅に微笑む。


「今回、貴方たちに護衛を依頼しましたの」


「光栄です」


 おっさん、丁寧に答える。


「ところで」


 ソフィアが、セシリアを見る。


「その装備…斬新ですわね」


「え?」


 セシリアが、顔を赤くする。


「肌着での戦闘、実に興味深いですわ」


「興味深くないです!」


(この人、ズレてる)


 おっさん、直感する。


 ソフィアが、エルネラを見る。


「まあ、魔法少女のコスチューム」


「素敵ですわ」


「素敵じゃないわ!」


 エルネラが、顔を赤くする。


 ソフィアが、ルミナを見る。


「聖女様も…踊り子のような装いで」


「神聖ですわね」


「神聖じゃないです!」


 ルミナが、真っ赤になる。


(完全にズレてる)


 おっさん、確信する。


 この人、天然だ。


「では、護衛の内容を説明しますわ」


 ソフィアが、優雅に立ち上がる。


「森の奥に、希少な薬草があるそうですの」


「それを採取しに行きたいのですわ」


「分かりました」


 おっさん、頷く。


(護衛か)


(まあ、普通の依頼だな)


 でも、AI-DOSUが黙っているわけがない。



 ◆



 森に到着。


 ソフィアは、白いドレス姿。


 優雅。

 すごく優雅。


 でも、森には不向き。


「姫、歩きにくくないですか?」


 おっさん、心配する。


「大丈夫ですわ」


 ソフィアが、微笑む。


「このドレス、動きやすいように調整してありますの」


「そうですか」


(良かった)


 その時だった。



『New party member detected.』

『Analyzing equipment...』



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