表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AI-DOSUは嘘をつく  ~48歳童貞おっさんの異世界ハルシネーション無双~  作者: よっしぃ@書籍化


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

17/21

第4話「エルフの魔法少女化と、プライドの崩壊」その5

 ◆



 しばらくして。


 エルネラが、顔を上げた。


「あの、緋川さん」


「はい?」


「私、このパーティーに残ります」


「え?」


 おっさん、驚く。


「本当ですか?」


「ええ」


 エルネラが、決意した顔で言う。


「確かに、見た目は恥ずかしいわ」


「はい」


「でも、魔法の威力は5倍になった」


「はい」


「これは…研究の価値があるわ」


 エルネラが、マジカルステッキを見る。


「このシステム、理不尽だけど、結果は出している」


「そうですね」


「だから、私はこのパーティーで、このシステムを研究したい」


 エルネラが、おっさんを見る。


「いいですか?」


「もちろんです!」


 おっさん、嬉しい。


(良かった)


 セシリアが、ツンとした顔で言う。


「別に…歓迎してるわけじゃないわよ」


「え?」


「ただ、仲間が増えるのは…悪くないってだけよ」


 セシリアが、少し照れながら言う。


(ツンデレだ)


「よろしく、エルネラ」


「よろしくお願いします、セシリアさん」


 二人、握手する。


 ピンクの魔法少女と、白い肌着姿の女騎士。


 168cmと150cm。


 身長差18cm。


 シュールな光景だった。


 でも、おっさんは思う。


(良いパーティーになりそうだ)


 そう思った瞬間。



『New optimization target detected.』



「は?」


 おっさん、画面を見る。


「誰だ?」



『Target: Guild Receptionist Rebecca』



「受付嬢!?」


 おっさん、叫ぶ。


「やめろ! レベッカさんは関係ないだろ!」



『Optimization in progress.』



「やめろって言ってるだろ!」


 レベッカの制服が、光り始めた。


「え?」


 レベッカが、戸惑う。


 シュインッ。


 光が収まると。


「……メイド服?」


 レベッカが、呆然と自分の姿を見る。


 黒と白のメイド服。


 フリフリのエプロン。


 カチューシャ付き。


「なんでメイド服なんですか!?」


 レベッカが、叫ぶ。


 ギルド中の冒険者が、歓声を上げる。


「おおおおお!」


「メイド服!」


「受付嬢がメイドに!」


 レベッカが、真っ赤な顔で受付の後ろに隠れる。


 数秒後。


 顔を出して、棒読みで言う。


「お疲れ様です(棒読み)」


「ご立派なシステムですね(皮肉)」


「次回のご来店、お待ちしております(嘘)」


(完全に毒舌だ)


(しかも怒ってる)


 おっさん、また土下座する勢いで謝った。



 こうして、おっさんのパーティーは、被害者を増やし続けていく。


 果たして、AI-DOSUの暴走は止まるのか。


 そして、次の被害者は誰なのか。


 それは、また次の話である。



(第4話 完)



 ---


 次回予告:


 聖女ルミナ登場!

 清廉潔白な聖女が、AI-DOSUの餌食に!?


 聖典→モザイク処理!

「これ、薄い本じゃないですか!」


 パッド→削除!

「貧乳バレた…」


 祈りの言葉→ピー音連発!

「神よ、『ピー』を『ピー』して『ピー』…」


「違います! 聖なる祈りです!」


 主人公「AI-DOSU! やめろ!」

 AI-DOSU『仕様です』

 主人公「仕様じゃねえよ!」


 第5話「聖女の薄い本と、姫のファンネルと、被害者の会」


 乞うご期待!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ