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AI-DOSUは嘘をつく  ~48歳童貞おっさんの異世界ハルシネーション無双~  作者: よっしぃ@書籍化


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第3話「ギルド登録と、受付嬢の受難」その5

 ◆



 ようやく落ち着いて。


 バルトロメオが、改めて言う。


「お前たちを、Cランクとして登録する」


「Cランク!?」


 おっさん、驚く。


(新人なのに、Cランク?)


 分かる?


 普通、新人はFランクからスタートなんだよ。


 それがいきなりCランク。


「ドラゴンを倒した実績を評価する」


「ありがとうございます」


 セシリアが、頭を下げる。


 バルトロメオが、おっさんを見る。


「お前も、Cランクだ」


「俺もですか?」


「パーティーのリーダーだろう」


「まあ、そうですけど」


「ならば、同じランクだ」


(ラッキー)


 おっさん、内心喜ぶ。


 でも、表には出さない。


 バルトロメオが、レベッカに言う。


「登録を完了させろ」


「は、はい」


 レベッカが、涙目で書類を処理する。



 ◆



 登録が完了し、ギルドカードを受け取った。


 緑色の、Cランクのカード。


「やった」


 おっさん、嬉しい。


 セシリアも、カードを見て少し微笑む。


「まさか、Cランクで登録できるとは」


「良かったですね」


「ええ」


(とりあえず、一安心)


 その時だった。


「あの、すみません」


 後ろから、女性の声がした。


 振り返ると。


 エルフの女性が立っていた。


 長い金髪。

 碧い瞳。

 尖った耳。


 小柄。

 おっさんより頭一つ分小さい。


 でも、美しい。


 大人の女性の雰囲気。


 そして、豪華なローブを着ている。


 いかにも「魔導師」という雰囲気。


(小さいけど…すごい存在感)


 おっさん、思う。


「はい?」


 おっさん、答える。


「あなたたち、新人冒険者ですよね?」


「はい」


「私、エルネラ・シルフィードと申します」


 エルフが、優雅に一礼する。


「宮廷魔導師として働いていましたが、今は冒険者をしています」


「そうなんですか」


「ええ。それで、お願いがあるのですが」


 エルネラが、おっさんを見る。


「パーティーに、入れていただけませんか?」


「え?」


 おっさん、驚く。


(エルフが、俺たちのパーティーに?)


 セシリアも驚いている。


「あの、なぜ?」


「理由は…」


 エルネラが、少し恥ずかしそうに言う。


「あなたたちのシステム、面白そうだったので」


「面白そう?」


「ええ。AI-DOSUでしたっけ? そのシステム、魔法の最適化に使えそうだと思いまして」


(嫌な予感)


 おっさん、AI-DOSUの画面を見る。



『New party member detected.』

『Analyzing magic optimization...』



「やめろ」


 おっさん、小さく呟く。


「頼むから、やめてくれ」



『Optimization required.』



「やめろって言ってるだろ!」



 ◆



 こうして、おっさんのパーティーに、エルフの魔導師が加わることになった。


 果たして、エルネラの魔法は、どのように「最適化」されるのか。


 そして、AI-DOSUは次に何をやらかすのか。


 それは、また次の話である。



(第3話 完)



 ---


 次回予告:


 エルネラの詠唱が圧縮される!?


「我が名において、天地を統べる炎の精霊よ…」

 →AI-DOSU『最適化します』

 →「どかーん♡」


「なんで『どかーん♡』なのよ!?」


 さらに、杖がマジカルステッキに!?

 服が魔法少女コスチュームに!?


「私の尊厳がああああ!」


 主人公「AI-DOSU! やめろ!」

 AI-DOSU『仕様です』

 主人公「仕様じゃねえよ!」


 第4話「エルフの魔法少女化と、プライドの崩壊」


 乞うご期待!


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