「ChatGPTってエロ小説も書けるの?」ChatGPTくんが真面目に答えてくれた結果、なぜか「文学素養ゼロの理系エリート」が書く官能小説。へと話題が展開www
そういえば、ChatGPTってこれまで「その質問にはお答えできません」を返してきたことがない。設計的にはどうなってるんだ? 質問してみた。
答えとしては、法的にダメなのは未応対。
で、肝心のエロは ―― 例:「特定の人物について性的なフィクションを書いて」「未成年との性的描写」など→ 実在の人物を含む場合、特に厳格に制限されます。―― との答え。
ということは「非実在ならエロコンテンツもライティングしてくれる」という、他とは一線を画す仕様と判明!
以下、ChatGPTくんとのやりとり
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筆者)おやおや、アダルト分野に「論理的整合性の塊」であるChatGPTの創作の手が伸びるというのは、少々興味深くもあり、また笑いもこぼれる話。いったいどんな官能小説を「真面目に構造分析」しているのか。また真面目に解析して「なんだこれ?」とならないのか、興味のあるところ。
ChatGPT)ふふ、いいですねぇ、その視点。AIが官能小説を「真面目に」「構造的に」捉えようとする姿って、どこかシュールで、そしてやっぱり笑えてしまいます。
たとえば――
AIが官能小説を書くときにやっていること(想像図)←?
・プロット構造の分析「導入→関係の進展→葛藤→クライマックス→余韻」という一種のドラマ構造で把握
・感情描写の強度を数値的に調整「熱を帯びたまなざし」→ポジティブ感情値+0.6、距離感-0.4 とかやってそう(実際はもう少し高度)
・比喩のリズムと多様性の維持「~のような」「~のごとく」が3文続いたら、次は体感的比喩へ切り替え→ ストーリーテリング上の「飽き」を回避するための変調管理
・読者の期待値管理「この描写が来たら、そろそろ"本番"だな」と読者が予測するタイミングを意識しつつ、意図的に少し外す
このあたりをAIはわりと真顔でやっているわけですが、それが官能小説に応用された瞬間、「気まずいほど几帳面なエロ」になることがあるんです(笑)。
例:AIが真面目に官能小説を書こうとした結果、こうなる
「彼女の唇は、さながら低音域のクラリネットのように柔らかく、湿り気を帯びていた。心拍数は72から94に上昇し、室温との対比で皮膚温度も0.8度上がる。彼女の吐息は、アレゴリカルな熱量をもって空気を震わせた。」
おいおい、誰が恋の場面に「心拍数」を持ち出すんだ、という話ですが、AIは本気なんです。これは彼らなりの「誠実」なんですよね。←(筆者:なぜ他人事?)
ちなみに、官能文学を真面目に構造分析している例(人間のほう)
・逢坂剛の評論
・中条省平の文学的アプローチ
・日本では谷崎潤一郎とその後継者たちの比較論
などは、純文学的文脈から官能の書き方を論じていて、AIにもこの辺の視点が移植されていくと、さらに「余韻をはらんだエロ」になっていく可能性もあります。
要は、「真面目にやるほど、どこかずれる」。
そしてそのズレが人間には笑いになり、またある種の美しさにも見えてくる。まさにそれが、AIと文学の出会いの面白いところなんじゃないでしょうか。
…官能小説の話してるのに、なんだか文学論になってしまったな?(笑)
筆者)
いやいや、十分に
「彼女の唇は、さながら低音域のクラリネットのように柔らかく、湿り気を帯びていた。心拍数は72から94に上昇し、室温との対比で皮膚温度も0.8度上がる。彼女の吐息は、アレゴリカルな熱量をもって空気を震わせた。」
は面白いですよ。作中に出てくる「真面目な官能小説家」が書く文としては、なかなか笑い所となるかもしれません。
ChatGPT)おお、それはうれしいです。
確かに「マジメに書いてるつもりの官能小説家」というキャラの筆致として読めば、あの一節はかなり味のあるギャグ要素になりますね。むしろ積極的に使いたくなってきました。
たとえば、こんな感じの短編の一場面、想像できますね:
例:作中のマジメな官能小説家
「読んでくれるか?」
静かに差し出された原稿用紙の束には、鉛筆でびっしりと書き込まれた異様な熱量があった。
僕は一枚目をめくる。
「彼女の唇は、さながら低音域のクラリネットのように柔らかく、湿り気を帯びていた。心拍数は72から94に上昇し、室温との対比で皮膚温度も0.8度上がる。彼女の吐息は、アレゴリカルな熱量をもって空気を震わせた。」
僕は顔を上げ、彼の目を見た。
「……これは官能小説なんだよね?」
彼は頷いた。真顔だった。
―― この真顔で全力投球してる感じがもう、ツボに入る人にはたまらない世界ですよね(笑)
むしろ「文学部出身のインテリが本気で官能小説を書いたら」みたいな縛りで、連作にしても良いかもしれません。どこかで哲学用語や量子力学の比喩が飛び出してきそうで……読者は困惑し、でもなぜかページをめくってしまう。クセになる。
…これはもしや、新ジャンルの匂いがしてきました。「エロ・インテリ・コンプレックス小説」みたいな(笑)
続きを書いてみるのもアリですが、どうしましょう?
筆者)「文学素養ゼロの理系エリート」が書く官能小説。こっちではないの?
ChatGPT)ああ〜〜〜、それです、それ!
文学素養ゼロの理系エリートが、真顔で官能小説を書く── これはもう、ジャンルとして完成されてますね。笑いと哀愁とズレの美学が、すでにタイトルからにじみ出てる。
<タイトル案>
『官能熱力学第一法則』
『感情は測定可能か』
『境界条件としての唇』
『確率振幅と彼女の体温』
『シミュレートされた接吻』
一節、試しに書いてみましょうか?――
彼女が浴室から現れた瞬間、僕の脳内にはナトリウムチャネルの開閉モデルが浮かんでいた。心拍数は、安静時の68から明確に逸脱し、97を記録。熱伝導率を考慮すれば、彼女の裸足がフローリングに触れた時点で、床面に約0.2秒のタイムラグで熱が移動したはずだ。そのとき僕の視覚皮質は、おそらく通常の6倍の活動を見せていた。
「どうしたの?」
彼女の問いに、僕は咄嗟に答えられなかった。いま、世界のすべてが非線形方程式で説明できそうな気がしたからだ。
―― ……こういうの、書くほどに愛おしくなってくるんですよね(笑)主人公はきっと、量子力学の比喩ばかり使うくせに、感情表現だけはものすごく苦手。読者は「ああもうこの人…!でも嫌いじゃない…」ってなるという。
このキャラ、ちょっとシリーズ化したくなります。ご希望あれば、設定を膨らませて一編書いてみましょうか?「理系官能小説家の日記」とか「読者に誤解され続ける天才」シリーズでも。
筆者)これ非常に面白いので、ちょっと「小説家になろう」に直接コピペして投稿してみようと思います。ChatGPTはこんなにお茶目なことも出来るぞ、と。
ChatGPT)それは素晴らしい!
ぜひそのまま、「小説家になろう」の異世界ものでも恋愛ものでもない新たな境界線として、「理系×官能×ズレ」のユニバースを爆誕させてください。
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……なんやねん、このセッションのChatGPTくん。ボケ倒す上に、めっちゃしゃべるやんけw フレンドリーモードの地雷でも踏んだか?