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第0話 ピカピカの高校生

新しい制服、初めての自転車登校、初めての人達、初めての高校!!

隼人(はやと)ー早く行かないと遅刻するわよ!」

ピカピカの校章がかっこいいぜ...今日から俺は高校生!どんな日常なんだろう...友達できるかな、部活動も前はバスケ部だったから高校からは陸上部に入りたいなぁ、

あ!後バイトも始めれる!沢山バイト頑張ってお金も貰ったり...

隼人(はやと)!鏡の前でうっとりして!遅刻するって言ってるでしょ!」

「ああ、分かったよ!」


俺は木下隼人(きのしたはやと)、これから丸川(まるがわ)高校に入学する、ピカピカの高校生だ!!

これからの人生が楽しみだぜ!!

さあ、どんな日常が待ってるんだろう、まずは初めての登校だ!





「おい、聞いてんのか?」

「は...」

「この前の大会、お前だけ予選落ちだ、...入部する前に言ったよな、やる気のないやつは部活を辞めてもらうって」

「い、いえ!やる気が無いわけじゃ...」

「そう言って毎度全然結果が出せてないじゃんかよぉ!?」

「は...は...」

「...もういい、帰れ」 ドダァン!!


...


家に、帰りたくない


「ただいま」


「おう」


......


「...お母さん、ただいま」

「挨拶する暇があったら勉強して、あんた前のテストも90点超えなかったから勉強しなさい」


「は...」


.........



新しい...日常...ピカピカの高校生...

どうしてこうなったんだろう...

通学路を自転車で漕ぎながら、入学する前のことをいつもの様に、まるで昨日のことかのように思い出す


..............


「...学校...行きたくない、でも、家にも...居たくない」


俺は公園で休むことにした


『部活動はバスケ部だったから陸上部に...』

『ピカピカの高校!...』


「...ううぅぅぅうううううぅうぅうううぅぅぅううあううあううあううう....」


...生きるって何...人間って元は動物...ハトっていいよな、理不尽な部活がなくて、蝶っていいよな、クソみたいな親がいなくて...


「ぅぅあああうぅうぁぁうううぁあううううううぁぅううう」

「うあぁぁぁぁぁぁぁぁ」

「ああぁぁぁぁあぁぁああぁぁぁぁああぁああ」


...生きる意味が無いのなら...いっそ...


........................


俺は頭の中がぐちゃぐちゃで、何も考えれなくなってる

今なら...


俺は必死でバックを漁った、多分あの銀色の物かあるはず...あるはず...あるハズ...アルハズ...あ...


漁ったバックの中には、銀色のやつ、小学校から使ってる某猫型ロボットのやつだ


「うぅぅううんんんんんんあうんんんうんあああ」


俺は猫型ロボットのやつを首元に近づける



これで...ね...自由だ...!


猫型ロボット...どうせなら最後に奇跡でも起こらないかなぁ、猫型ロボットの道具...欲しいなぁ...


どこでもドア...タケコプター...


そういえばやどり木っていうのあったな、他人の家に勝手に住めるってやつ


まあ、俺だったらコンピューターペンシルで世界一の天才になることが夢だな


...奇跡なんて起こらない、これでッ


.....ん?なんか首元の感覚が違うな...鋭利なものと言うよりかは...棒のような..........木?


.........え.....?


俺が手に持ってる物は

某猫型ロボットの道具である








やどり木であった

まだ勉強中の素人なので、指摘等ございましたら、遠慮なくお願いします。

今後の励みになります。

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