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反重力

作者: 尚文産商堂

世界はゆるやかに衰退している。

そのゆるやかのスピードは人によってさまざまだろうが、衰退しているという認識は誰もが持っているだろう。

4度の世界大戦、2度の星系大戦、3度の銀河大戦を経て、知りうるすべての領域は散り散りになり始めていた。

そこに、ある技術が導入されることとなり、さらに世界は変わり続けることとなる。

それが反重力装置だ。


今までの航行は通常の重力下であることを前提としていた。

しかし、反重力装置を導入することにより、それらがすべて過去のものとなってしまった。

もちろん、長距離、たとえば惑星から惑星、恒星から恒星といった長距離の移動には今まで通りの航行が為される。

ワープ航行だ。

だが、もっと近距離、惑星から衛星や、近所へのお使い程度ならばこの反重力装置が使われることとなった。


それらがさらに発展していき、ついに銀河から銀河の単位まで反重力が使われるようになると、人類はあっという間にあちこちの銀河へと飛び回るようになった。

これで中心となっていた天の川銀河は人口が激減。

そしてゆるやかに衰退へと向かうこととなった。

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