Double ~未必の終末論 必然性の否定かつ不可能性の否定~
「終末が来る」
そう信じた組織の「ママ」に誘拐され、「僕」と「姉」は地下シェルターに閉じ込められていた。
二人は光の力を秘めた存在で、悪魔を撃退するための鍵なのだという。
あるとき「姉」は告げた。
「世界の壊れる夢を見たわ」
その言葉通り、世界は本当に壊れてしまう。
混乱に乗じ、地上へ脱出する「僕」。
すでに悪魔の姿はなかった。
代わりに待ち受けていたのは破壊された東京。
自分勝手な人間たち。
「僕」は得体の知れない力を抱えながら、目的もなく世界をさまようことになる。
誰かを殺してもいいし、殺さなくてもいい。
誰かを救済してもいいし、見捨ててもいい。
力を使うたび、空間の裂け目からなにかの存在が語りかけてくる。それは本来、悪魔と戦うための力。しかし正体が分からない。
やがて組織の手先がやってきて、「僕」を連れ戻そうとする。
「僕」は人生に倦んでいた。
なにもかもを力で切り裂いてしまうことができる。
「僕」にはそれをしない「理由」が必要だった。
※不定期更新です
そう信じた組織の「ママ」に誘拐され、「僕」と「姉」は地下シェルターに閉じ込められていた。
二人は光の力を秘めた存在で、悪魔を撃退するための鍵なのだという。
あるとき「姉」は告げた。
「世界の壊れる夢を見たわ」
その言葉通り、世界は本当に壊れてしまう。
混乱に乗じ、地上へ脱出する「僕」。
すでに悪魔の姿はなかった。
代わりに待ち受けていたのは破壊された東京。
自分勝手な人間たち。
「僕」は得体の知れない力を抱えながら、目的もなく世界をさまようことになる。
誰かを殺してもいいし、殺さなくてもいい。
誰かを救済してもいいし、見捨ててもいい。
力を使うたび、空間の裂け目からなにかの存在が語りかけてくる。それは本来、悪魔と戦うための力。しかし正体が分からない。
やがて組織の手先がやってきて、「僕」を連れ戻そうとする。
「僕」は人生に倦んでいた。
なにもかもを力で切り裂いてしまうことができる。
「僕」にはそれをしない「理由」が必要だった。
※不定期更新です
本編
世界は壊れたよ
2020/09/18 23:20
海が見たくなっちゃった
2020/09/20 21:30
(改)
簡単に死んじゃう
2020/09/23 21:00
(改)
私がもらったっていい
2020/09/24 21:00
(改)
季節外れのサマータイム
2020/09/25 21:00
(改)
友達
2020/09/26 21:00
なにがあっても
2020/09/27 21:00
死んだくせに
2020/09/28 21:00
(改)
勘違い
2020/09/29 21:00
(改)
世田谷の壁
2020/09/30 21:00
文明
2020/10/01 21:00
さよなら、おじさん
2020/10/02 21:00
(改)
壁ドン
2020/10/03 21:00
ビジネスの街
2020/10/04 21:00
(改)
泣いちゃった
2020/10/05 21:00
バニラ
2020/10/06 21:00
(改)
アレがないと眠れない
2020/10/07 21:00
(改)
メイド
2020/10/08 21:00
(改)
電波障害
2020/10/09 21:00
死に際のセミみたい
2020/10/11 21:00
(改)
仲間になればいい
2020/10/16 21:00
(改)
レモンちゃん
2020/10/17 21:00
ダメなのに
2020/10/18 21:00
(改)
心も同じくらい強くならなきゃ
2020/10/19 21:00
もっと優しく
2020/10/24 21:00
人生で一番
2020/10/25 21:00
(改)
ぜんぶ魔法で解決しちゃう
2020/10/28 21:00
(改)
ガーン
2020/10/29 21:00
法と秩序
2020/10/30 21:00
(改)
選択肢
2020/10/31 21:00
(改)
確信させるのに十分
2020/11/01 21:00
怪物であること
2020/11/02 21:00
(改)
争いはもうたくさん
2020/11/03 21:00
(改)
スニーカー
2020/11/04 21:00
(改)
大きな収穫
2020/11/05 21:00
(改)