幼なじみはちょっと怖い。
初投稿!いえぇぇぇい!!
もうたぶん投稿しないかもしれません。すみません。
「今日もいつも通りの日常。」...だと思い、口に出してしまった自分に今全力でツッコミたい。
「そういうのって、フラグって言うんだよぉ!!」
ってな。
取り敢えず、今の状況を確認してみる。今の僕の持ち物は、通っている私立高校のバック(教科書が入ってて重い)と、財布、スマホ、あとは...。
「え!?な、何が起こってるの!?お、教えてよ俊ちゃん!!」
あ、あともう一つあったわ。幼なじみがいた。ってちょっと待って欲しい。今日、僕とその幼なじみはバスで一緒に帰っていた。もちろんバスなんだから、他にも乗っている人はいた(5人くらい?)。そこで僕は疑問に思った。
「え、なんで僕ら二人だけ、転移しちゃったの!?他の人たちはどうしたんだよ!!」
「しゅ、俊ちゃん!一回落ち着こう!私も今の状況が理解出来ないけど!」
「おかしいだろ!神様!なんで僕ら二人を選択したんですがぁぁ(泣)!?」
「しゅ、俊ちゃん、大丈夫!お姉ちゃんがついてるから!!だから、一回落ち着こう?ね?」
そう言われ、僕は幼なじみの鈴姉の胸に抱きしめられた。 未だかつてない、その柔らかさに、僕は冷静さを取り戻し、恥ずかしくなってすぐに離れた。
「鈴姉...。その抱きつき癖は直そうって言ったじゃん!」
僕は顔を赤らめながらそう言った。鈴姉もそう言われ、自分がとっさに何をしたかに気付き、顔を赤らめた。
「うぅ、ごめんなさい。つい、俊ちゃんが可愛くて...。」
「それ言い訳になってないからね!?僕は男なんだから可愛いって言われても嬉しくないよ!」
僕はそう言いながら、顔をプイッと逸らした。でも、否定出来ないことが悲しい...。でも、今は取り敢えず、
「周りを探索しよう、鈴姉!」
「あ、うん、そうしよう!」
かくして、僕と幼なじみの異世界転移物語が始まった。
ご覧になってもらい、実にありがとうございました!