#14
本日3話目!!
・・・ちょっとした通貨の説明があるだけなので、内容としては短いです。
・・・ネファリアン学校の入学試験は、筆記と実技の二つがあるようであった。
まず、筆記は単純な計算やある程度の常識の問題だった。
計算問題は前世の地球と同じようなものなので特に問題はない。
常識のところは・・・・・
「・・・『この国でやばい家』としてシグマ家を回答に出す問題ってどうなのだろうか」
まじで何をしているんだろうかうちの一族は。
というか、それを常識問題に盛り込まれるって何!?本当に何をしているんだよ!!
「悪徳貴族の毛根を断絶、領地で土壌をはぎ取って荒れ地に変える、迂闊に触れてはいけない家・・・・」
結構本格的にやばそうである。
一応、国にとって害のある相手を対象にしているようだからまだいいけど、それでも怖いもんは怖い。
「通貨に関しての問題・・・・これは微妙なところだな」
何しろ、基準はどうも前世の地球の日本円に近いところがあるからな・・・・
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一円=小銅貨
十円=銅貨
百円=小銀貨
千円=銀貨
一万円=小金貨
百万円=金貨
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と大体このような具合だが、この世界の金属価値を考えると微妙である。
あ、一億とかはまた別の硬貨があるらしいけど、さすがにそこまでのモノだと紙幣もあるそうでちょっとややこしい。
・・・まあ、硬貨のサイズとその色で区別しているようで、本当にその金属を使用しているのかがわからんが、偽造防止策が一応できているらしい。
どういうのかはまだわからないけどね。一応万国共通のというのはいいけどさ。
その他の問題も解いていくけど、これと言った間違いとかなく回答できたような気がする。
一応、現在アンナが収納された状態で見ているだろうし、後で確かめてみるのも良いな。
着々と解いていき、難なく筆記試験を終えた。
「あとは、実技だっけな」
実技の方の試験会場へと向かう。
魔法と剣術があるので、両方とも受けないとね。
『あ、試験終了後にきちんと筆記の答え合わせを教えますよ。もうすでに結果を分かってますので』
「やっぱわかるんだ」
『はい、ついでに言うなれば2名ほどカンニングしてましたね』
・・・・やっぱカンニングする人いるのか。
通貨に関してはまだまだ改善の余地あり。
貨幣として、硬貨と紙幣の分け方がきちんとできるようにしたい。