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2日目 正午

「ほら、着いたぞ」

昨日と同じく車で映画館のあるショッピングモールまで来た。

「ふぅ。良かったです。昨日ほど遠くなくて」

「まぁ、この辺にはこのくらいしかないな」

「でもショッピングモールで良かったじゃないですか。これがただ映画館だけならこの辺の学生はみんな映画に飽きちゃいます」

「そうだな」

そんなことを話しながら映画のチケットを買いに行く。

「3時から上映のやつしかないな」

「じゃあ、とりあえずお昼を食べませんか?」

そう言えば朝を食べてない。

そう思った途端に俺の腹がなった。

「ほら、お腹も空いてるみたいですし、フフッ」

「…そうだな」

俺は琉唯にからかわれた不満を感じつつ、モール内のファミレスで昼飯を食べる。

向かいの琉唯は自分の頼んだハンバーグを見つめている。

「私、ハンバーグ食べるのも初めてです」

「昨日もそんなこと言ってたな」

「これまではサプリメントで済ませてましたし」

「味気ないな」

「確かに1度きちんとした食事を摂ると物足りなくなりそうですね」

「食べたくなったらいつでも作ってやるよ」

「城山さん料理できるんですか?」

「こう見えて料理は得意なほうなんだ。俺が死ぬまでならいつでも作ってやるよ」

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