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1.

ご覧いただきありがとうございます。


只今、今までの話を書き直し中です。

一話一話短いなと常々思っていたので表現を変えながら、リメイクしてます。

サブタイトルに『新』とついていれば書き直したものになります。


終わるまで昔のも残しておくので見づらいですが見てくださると幸いです。よろしくお願いします。

 

「くそくそくそっ!」


 一人の少年は近くにある物を手当たり次第、我武者羅に投げつける。

 怒りまかせに放ったコップの割れる音で我に返り手を止める。肩で息をしながら部屋を見渡すと悲惨な状況で後で片付けないといけないと思うと気が重い。


「サミュエル!なんの音!」

「なんでもない!」


 下の階から母親が声をかけられる。苛立ちまかせに返事をし、部屋の壁にかけられている鏡を覗き込む。

 そこに映るは自分の姿。銀色の髪に紺碧の目、そして幼い()()の俺。


「は、ははは…っ、なんだよこの姿!」


 頭に浮かぶ。威厳があった長身で漆黒の長い髪、魔族特有の赤である紅緋の目を持った『昔の俺』。

『俺』は俺に苛立ち、目の前を殴りつける。


「こんなの失敗だ!」

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