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農業戦士1
真夏の炎天下の中、俺ゆきひさと同僚のマサカズは気温47℃のビニールハウスの中にいた。
俺「47℃って普段浸かる風呂よりも熱いじゃんか」
そうやって文句を言いながら作業していると、同僚のマサカズが不機嫌そうに俺を見て言ってくる。
マサ「喋る元気あるなら手をうごかせよ。あちぃのはみんな一緒なんだぞ」
俺「お前はクラスにいる真面目キャラかよ。あとみんなっていっても俺とお前だけだぞ。」
マサ「本当だ。暑すぎてお前が4人にみえてたわ。こりゃさっさとこの肥料まき終わんなぇと死ぬな(笑)」
俺「まきおわるわけねぇだろこんな面積。あと20a(20アール)もあるんだぞ。ドラ〇もんでも連れてこいよ」
マサ「ちょっと休憩でもしようぜ。」
俺「それもそうだな」
そう思い俺たちはハウスの外に出た。
俺、マサ「どうなってんだ・・・?」
ハウスの外には見たことのない世界が広がっていた。
-続く-