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江戸一番の炭問屋 =塩原太助(たーどん)=

太助ちゃんは小さいころから馬に荷をつけて運ぶ仕事をしていました。

しかし、お母さんが亡くなって、お父さんが新しいお母さんを連れてきます。

新しいお母さんは、太助ちゃんをいじめます。

太助ちゃんも親孝行をするのですが、いじめられます。

そうするうちに新しいお母さんにも子供ができました。


昔は、長男が家の跡を継ぐものでした。

小さな家でしたが、新しいお母さんは自分の子供に家を継がせたくて、

長男の太助ちゃんを浪人を雇って殺そうとします。


浪人に切り殺されそうになった太助は、家にいると母親に殺されてしまうので、

家を出て江戸にいくことにします。


可愛がっていた馬(名前あお)と別れようとしますが、

馬は太助についていこうとします。

こうして泣く泣く馬と別れ、江戸にたどりついた太助でしたが、


知り合いもなく途方に暮れて、隅田川に飛び込もうとします。

そこに通りかかった炭屋の旦那が太助に声をかけ話をきくと、

あまりにかわいそうだから、うちで働くことをすすめます。


太助はいい年でしたが、一から丁稚として働き始めます。

塩原太助は「たーどん」と呼ばれます。

昔は自分の名前を一文字とって「どん」を付けました。


たーどんはよく働き、炭を切ります。

炭を切ると、炭のカスが出ますが、それをもったいないと思って、

お米のとぎ汁をノリにして炭のカスを固めます。

それを炭を買ってくれたお客さんにプレゼントしていました。

たーどんの炭はプレゼントがもらえたので、よく売れました。

プレゼントの炭は、たーどんが作ったので炭団と呼ばれています。


そして、働き者のたーどんは独立して、江戸一番の炭問屋になりました。

江戸一番の炭問屋になったたーどんが最初にやったことは、

自分を切り殺そうとした母親に家を建てることでした。


今の自分があるのは、あの鬼みたいな母親がいたからだと、

普通だったら恨むようなことを、感謝の気持ちに変えたのです。


恨み言を言っているだけでは、何も変わりはしません。

それに聞かされるほうも大変です。


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