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第9話


君たちとは違って、僕は何をしても上手くいかない。君たちならできるのだろうけれど。

君たちとは違って、僕は書くこともできない。君たちならできるのだろうけれど。

君たちとは違って、僕は何もできない。君たちならできるのだろうけれど。

僕は一度だって作品を作り上げられたことがない。でも、君たちは一発で作り上げられる。

日本のWikipediaで調べたら、僕と同じ年月日に生まれた日本の芸能人を見つけたんだ。間違いでなければ、彼は僕たちが中学2年生の時から俳優をやっている。君たちとは違って、僕はこれから先どうすればいいのかさえ分からない。でも、君たちは分かっているのだろう。

本当は、やりたい仕事があるんだ。ウルトラマンやゴジラの脚本を書くこと。特撮映画の監督や特撮監督をすること。でも、君たちとは違って、僕にはなれっこないんだろうな。君たちとは違って、どうすればなれるのかさえ分からない。でも、君たちならできるのだろう。

君たちとは違って、僕は夢を信じていない。でも、君たちは信じている。

君たちとは違って、僕は夢が嫌いだ。でも、君たちは嫌っていない。

君たちとは違って、僕の人生のすべては立ち止まったままで、どこにも辿り着けない。でも、君たちはもう目的地に辿り着いたのだろう。僕は時間を無駄にしたけれど、君たちは無駄にしていない。

君たちとは違って、僕には恋人が一人もいない。初恋の相手と付き合ったことさえない。でも、君たちにはいる。

君たちとは違って、僕には実績(作品)が一度もない。でも、君たちは一発でそれを持てる。

君たちとは違って、僕には誕生日を祝ってくれる友達が一人もいない。もう二度といない。でも、君たちにはいる。

君たちとは違って、僕は時間を巻き戻そうと試みて時間を無駄にした。でも、君たちは違う。

君たちとは違って、僕は怪獣を作ることに時間を無駄にした。でも、君たちは違う。

君たちとは違って、僕は復讐に時間を無駄にした。でも、君たちは違う。

君たちとは違って、僕の作品はそれ自体で何の役割も果たせていない。でも、君たちの作品は果たしている。

君たちとは違って、僕の作品はゴミクズだ。でも、君たちの作品は違う。

君たちとは違って、僕には何の資格(素質)もない。でも、君たちにはたくさんある。

君たちとは違って、僕には資格(素質)がない。でも、君たちにはある。

君たちとは違って、僕には存在(居場所)がない。でも、君たちにはある。

君たちとは違って、僕には何のアイデアもない。でも、君たちには溢れている。

君たちとは違って、僕は自分の作品が嫌いだ。でも、君たちは違う。

君たちとは違って、僕には強みがない。でも、君たちにはたくさんある。

君たちとは違って、僕には弱点しかない。でも、君たちには弱点なんて一つもない。

君たちとは違って、僕には欠点しかない。でも、君たちには欠点なんて一つもない。

君たちとは違って、僕には何の取り柄もない。君たちは取り柄に満ち溢れているのに。

君たちとは違って、僕には際立った特徴がない。君たち自身が『主役(際立つ存在)』なのに。

君たちとは違って、僕は愛が嫌いだ。でも、君たちは愛に恵まれている。

君たちとは違って、僕は自分ができると、優秀だと信じ込んでいた。だけど、いざやってみると、自分には何もできず、全く優秀ではないと気づかされた。でも、君たちならできるのだろう。君たちとは違って、僕には何の才能もない。実力もない。でも、君たちには才能がある。君たちとは違って、僕は賢くない。でも、君たちは賢い。君たちとは違って、僕は何も優れていない。でも、君たちは優れている。君たちとは違って、僕には0.01%の能力もない。でも、君たちは100%の能力に満ちている。君たちとは違って、僕にはできない。僕はただの、自己評価が無駄に高かった愚かで無能な人間にすぎない。でも、君たちは愚かじゃない。君たちには能力がある。そして、君たちは僕のように肥大化したプライド(エゴ)を持ってはいない。

君たちとは違って、僕には実績(作品)がない。でも、君たちにはたくさんある。

君たちとは違って、僕の作品には何の特徴もない。でも、君たちの作品は魅力に満ち溢れている。

君たちとは違って、僕は自分が一番優れていると思い込んでいた。君たちはそんなこと思わなかっただろう。君たちとは違って、僕は自分が最も大きな影響力を持ち、世間に衝撃を与える存在になると思い込んでいた。君たちはそんなこと思わなかっただろう。君たちとは違って、生きている間だけでなく、死んでから何千年も語り継がれる存在になると思い込んでいた。君たちはそんなこと思わなかっただろう。君たちとは違って、自分のやり方がすべて正しいと思い込んでいた。君たちはそんなこと思わなかっただろう。君たちとは違って、自分の行いがすべて正しいと思い込んでいた。君たちはそんなこと思わなかっただろう。君たちとは違って、自分がすべて正しいと思い込んでいた。君たちはそんなこと思わなかっただろう。君たちとは違って、自分のすべてが正しいと思い込んでいた。君たちはそんなこと思わなかっただろう。

だけど、すべて僕の勘違いだったと今は分かっている。

誰一人、僕の作品になんて興味を持たない。僕は一度だって新しいものを生み出せていない。他の誰かが、とっくにやり尽くしていることばかりだ。僕には、あらゆるものに影響を与えるほどの才能はない。僕には、あらゆるものを動かすほどの才能はない。生きている今この瞬間でさえ、僕は忘れ去られている。

君たちとは違って、僕は自分自身が他人より特別だと思い込んでいた。君たちはそんなこと思わなかっただろう。現実世界に、予言の『選ばれし者』なんて存在しない。君たちとは違って、僕は自分が予言の『選ばれし者』だと思い込んでいた。君たちはそんなこと思わなかっただろう。この世界に、特別な人間なんていない。誰も、他の誰より特別なんてことはないんだ。

君たちとは違って、僕はあの人たちや、すべての人に対して、自分がすべて正しいと証明することばかり考えていた。君たちはそんなこと思わなかっただろう。自分がこの世界で一番賢いと思い込んでいた。自分が他人より賢いと思い込んでいた。自分が天才だと思い込んでいた。天才でもないのに。この世界で一番賢いわけでもないのに。他の誰よりも賢いわけでもないのに。

僕のやり方はすべて間違っていたと知った。自分の行いはすべて間違いだったと知った。自分がすべて間違っていたと知った。僕のすべてが、間違いだったんだ。

君たちとは違って、僕は使い物にならない。僕は敗北者ろくでなしだ。僕は狂っている。僕はウスノロだ。僕はバカだ。君たちはそんなことないだろうけれど。

君たちとは違って、僕は利口ぶっているだけだ。君たちはそんなことないだろうけれど。

君たちとは違って、僕はプライド(エゴ)が肥大化している。君たちはそんなことないだろうけれど。

[闇の魔法少女の日記 第9話より]

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