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僕の初恋相手は魔女だった。  作者: おっちー
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ワレカガヤクトキユメゲンジツニナリシ

「おはようございます」

伊勢原さんの声がした。

「あ、おはようございます」

僕は起きたが目の前には誰もいなかった。

「伊勢原さん、、、?夢か」

「みんな朝だよ!あれ?みんな?」

この部屋にはもう誰もいないみたいだ。

「もういっちゃったの?おいてかないでよ」

僕は急いで荷物を持ち、外へでた。

「え・・・」

そこには翔と華凛のタヒ体が転がっていた。

「おい!みんな!なんで、、、」

(、、きろよ!恋!起きろよ!)

「は!」

「やっと起きたか!」

どうやら夢だったようだ。

「ご、ごめん」

「もう飯だってよ!」

「わかった」

「さっき伊勢原さんが来てよ、この館の地図くれたんだよ」

地図を見ると予想通りの大きな館だった。

「食堂は、、、右か!」

「左だ!」

僕は食い気味に訂正した。翔は昔から地図を見るのが苦手で今でも東西南北がわからないのだ。

「太陽が登るのってどっち?」

僕は確認テスト(?)をした。

「北!」

「違うわ!」

「ここみたい」

僕達がこんなことをしている間に華凛は先についていた。

「あぁ、おはようございます。」

「おはようございます!」

翔が元気よく挨拶をしたので僕たちも続ける。

「今日はフレンチトーストです」

「大好き!」

少し僕は嫉妬した。

「お召し上がりくださいませ」

そういい、立ち去る伊勢原さんの顔は少し違和感があった。

「ありがとうございます!」

「いただきま~す」

「おやおや、お客様ですか?お珍しい。」

僕たちの机には一つだけ豪華な場所があり、そこにイケてるオジサマが座った。

「お、おはようございます」

僕は誰かわからなかったが挨拶をする。すると誰かわからないというのが顔に出ていたらしく、

「伊勢原から説明はなかったかな?」

「特に・・・」

「あいつは最近物忘れがひどすぎるからな」

そんなにひどいのか、ってか伊勢原って呼び捨てしてる・・・

「申し遅れた。私はこの家の主人行藤修司と申す。」

この人が主人さん?!ってことは清麗さんの旦那さんってことか。

「修司さん・・・」

「まぁ今度ゆっくり話そうではないか。」

「ぜひ!」

「では」

さっき座ったばっかなのにもうどっかいっちゃった。伊勢原さんを怒りに行ったのかな?

「おい!見ろよ!」

翔の指の先には謎の石があり、そこにはなにか文字が書いてあった。

【ワレカガヤクトキユメゲンジツニナリシ】

「どーゆうことだ?」

「どうなさいました?」

あれ?帰ってきた?

「伊勢原さん?」

「なんかこれが気になって、、、」

「それは夢現石(むげんせき)といって、青くひかっているときにその日見た夢が現実になるというものです。めったに光ることはないので気にしなくてもいいかと」

「・・・」

華凛は興味津々に夢現石を見つめていた。

「これは?」

翔は隣の小さな石に手を伸ばした。

「触らないでください!」

伊勢原さんは翔の手を強く掴んだ。

「痛いです、、、」

「あぁ申し訳ないです。これは時操石(じそうせき)といい、時間を戻すことができると言われている石です。」

「めっちゃよくないすか?」

「それが、戻すことしかできないのです」

「え・・・」

「もし過去に戻っても、未来には帰ってこれません。過去で死んでしまうなどしたら存在自体が消えてしまいます。」

「怖」

「なので絶対に触らないようお願いします」

「わかりました」

「では、私はこの辺で」

「伊勢原さん!この後って何をすれば、、、」

「あぁ館内を自由に回ってもらって大丈夫です」

「わかりました」

僕達は館をあるき回った。

すると翔が

「お、おい!これって、、、」

「死んでる?!」

「伊勢原さん・・・」

そこには伊勢原さんの死体があった。

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