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僕の初恋相手は魔女だった。  作者: おっちー
20/30

武者震い

赤く充血した目。獲物を前に、襲うタイミングを見計らっている猛獣のように滴るヨダレ。なぜか四足歩行。そして手足ともに長く伸びた爪。なにより、獲物を食い殺す為だけにあると言っても過言ではない鋭い牙。

ちょっと?子供泣くビジュアルしてるよ?

「ガああぁぁ」

まずい!早すぎる!どうする恋!対抗できないぞ、、、そうだ!

「お前たちブスだな!」

「・・・」

よし!昔父さんに言われたんだ。女は全員ブスって言われたら怒るって!

「お前たちは女としてのプライドを捨てた! よって、今からお前たちを女としてみない!」

「・・・」

いいよね父さん。もうこいつらは女じゃない。僕は全力で殴るよ。

「こい!バケモノ!僕が全力で相手する!」

「ガあああぁ」

そんな同時に雄叫び挙げられても怖いでしょ。華凛助けてぇ!

ま、華凛は来ないんだけどね。とりあえず作戦はこうだ。この前習ったのはまだ習得できていないから今は他の方法で対時するしかない。相手は何も考えずに向かってくるだろう、そこを全力で、アッパー!

まぁ口で言うのは簡単か、、、

「さぁ来い!あ、あのできれば1人ずつで!」

5人同時に来られたらアッパーなんて出来ないからね!まぁそんなこと言ったけど、どうせ一気に来るんだろ?

「がああっああ?(誰から行く?)」

「があぁあああ!(私が行く!)」

「があああああ?(本当か紗奈?)」

「がぁ!(うん!)」

うん。本当に1人ずつにしてくれた。

「よし!さぁ来いバケモノ!」

「がああぁああ!」

やっぱり何も考えずにきた!顔は真直ぐ向けたまま、ひざを若干曲げ、ひざのバネを使って伸び上がると同時に腕を下から上へ突き上げる。 腰と踏み出す足のつま先も連動させて回転させる!

「アッパー!」

その時僕は気づいた。右手がないことを。

「は?」

その瞬間痛みが一気に来た。

「うわぁぁぁ!」

いつだ?いつ喰われた?僕の腕は、、、

「悪いな少年。カーランマイルの首と同時に其方の腕も落としてしまった」

おいおい。誰だよこいつ。ってかバケモノが全滅してる?!

「おっさん誰だよ」

「わっはっは!おっさんだと?こう見えて私は36歳なんだぞ!あれ?もうおっさんか!わっはっは!」

本当にこいつが倒したのか?

「なんだその目は?私と戦うか?」

多分こいつは、いや絶対にこいつは僕の街を危険に晒す。華凛のことも。だから僕がここで

「お前を殺す」

正直めちゃめちゃ怖い。勝てる確率は0%に近い。だが勝てないからなんだ。逃げるのか?男には引くに引けない時があるんだ。

僕の1人になった左手は戦闘体系に入る。

「震えてるぞ」

当たり前だろ!怖いに決まってる!でもこっちだって守るものがあるんだよ!

「そうか?武者震いだ!」

その言葉で自分を鼓舞する。

「わっはっは!やはりお前は面白いなレン!」

「なんで僕の名前を?!」

「最期に会えて良かった。カリンちゃん絶対救えよ。応援してるぞ」

男は僕の右肩に手を乗せてそう言った。

『エレクトロヒーリング』

その瞬間なくなったはずの右手がニョキニョキ生えてきた。すると男は

「アルマンとアルベンも久しぶりだな。怒るなアルマン!少しの間落としただけだ」

僕の腕に話しかけてきた。

「もうそろそろ時間だ。会えて良かったレンよ」

「腕ありがとうございました!落としたのもあなただけど。あの!名前は!」

「アルバンだ」

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