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僕の初恋相手は魔女だった。  作者: おっちー
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運命?

その日の次の日は彼女のことが気になりすぎて早く起きてしまった。

時計で時間を確認すると今の時間は5時だ。時間は確認できたがまだ寝ぼけている。

ケータイを開いて適当にいじっていると、かりん♡ 彼女のLINEが追加されている。

彼女が追加したのか。いや寝ぼけて追加してしまったに違いない。

そんなことを考えているが内心嬉しさとドキドキで胸がいっぱいだ。

早く学校に行きたかったがまだ行くには早すぎる。二度寝しようとも考えたが

目がギンギンだ。そこで朝から珍しくランニングすることにした。

 走っているとまだ朝早いのに誰かが走っている。特に気にしていなかったが、その誰かが同じ信号で止まった。そこで顔をのぞいてみるとなんということか...!?

神野 華凜だった。

これは夢かと思った。そこでほっぺをつねってみることにした。

「いてえええええええええええ!!!!」

これは夢なんかじゃない現実だ。  

朝6時26分に近所に声が響いた。

すると彼女がこちらをヤバいやつと認識してきたため誤解を解くために話しかけた。

彼女に話しかけてみると意外にも話しやすい。しかも顔と名前を覚えてくれていた。

嬉しい、これに尽きる。彼女と話ができるなんて僕死ぬのかな?

「なんでこんな時間に?」と僕。

「こっちのセリフよ」と彼女。

「なんか目が覚めちゃって。」

「そうなんだ。」

「私は毎日走ってるんだ」

「朝から走るってなんかいいな〜僕も毎日走ろうかな〜ww」

「もしよければ一緒に走らない?」

そんなことを彼女が言ってきた。

「まじで?」

「恋が良ければ。」

僕は驚いた。

急に恋なんて呼ばれるとは思ってもいなかった。

「え、、、いいの?逆に」

「全然いいよ」

そう彼女が言ってくれた

「それとさ、」

「嫌ならやめるけど華凜って呼んでいい?」

「いいよ全然」

「え、ガチ?」

「うん。ガチ」

「やった~~~!」

その後何分か華凛と話をした。

僕は内心二度目の死を遂げてしまうのかと思った。

僕の顔は真っ赤になった。好きな人とこんなに話せるなんて夢みたいだ、しかも一緒に毎朝走れるなんて。

いやちょっと待て、時間がヤバい。もう7時20分だ。家に早く帰らなきゃ。


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