恋バナ
「すびばへん」
「はぁはぁ、誕生日だから甘く見てやったんだからな」
「さ、3人も入る?」
「何に?」
「恋バナ」
「入るー」
みんなで恋バナをすることになった。
「華凛最初に言ってよ」
僕は聞きたくなかった・・・もし他の人の名前が出たらどうしようか
「え?私は・・・」
華凛は黙ってこっちを見つめていた。
「いなーい!」
よかった。いないのか。でも僕の名前出るかなとは思っちゃうよね。うん。
「えーつまんない!」
僕も同じ意見だぞ葵。
「いないんだからしょうがないでしょ」
「次は葵!」
「俺はC組の小桜はなちゃん!」
「えっ」
まさかここで僕の苦手なやつの名前が出るとは。
「どした恋?」
「俺幼馴染だよ」
「まじで?恋協力してよ〜」
まぁあいつ、そこそこ可愛い、、、くはないか。
「あいつやめたほうがいいよ?」
「なんでよ」
「小さい頃何回殴られたことか・・・」
僕は必死にはなとの思い出を探ってみたが、、、いやな音楽とともにはなの拳が僕のみぞおちに直撃する映像が流れてくる。
「それは小さい頃だろ?」
僕は三日間戦闘不能になったよ。
「まぁ応援してるよ」
「絶対付き合うぞー!」
この二人が一年後付き合っているのはまた、別の話である。
「まって・・・」
「どうした?渚」
「みんな時計をみて」
「12時・・・」
絵里奈がしおりを開いて言った。
「明日広場集合6時半」
「え」
その瞬間みんな布団を広げ、寝た。
この旅館の人々はみんな寝静まり小鳥のさえずりだけが響き渡る夜中僕はトイレに行きたくて目が覚めた。
すると部屋に小さな光があった。華凛だ。
「華凛起きてたんだ」
僕はあくびをした。
「ごめん起こしちゃった?」
「いやトイレ行きたくて。トイレってどこだっけ?」
ポンッ
なにか音がしたが眠くて気になりもしなかった。
華凛は地図を開き、
「ここだよ」といった。
僕は華凛の指が光っていることに気づいたが不思議には思わなかった。ていうか眠すぎ、、、
「ありがと・・・」
僕は睡魔により今日という日の幕を下ろした。
「どうしたの?早く行ってきな。ってもう寝てんのかい!」
「さすが私の好きな人」
意識が薄れていく中唐突に聞こえたその言葉は華凛が言ったのか、それとも僕の幻聴なのか、それは僕にはわからない。




