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僕の初恋相手は魔女だった。  作者: おっちー
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一目惚れ

中学校で友達に読んでもらうために書いた物語が好評だったので当サイトに掲載させていただきます。

 僕は恋人を作らない。裏切られたときつらいからだ。

キーンコーンカーンコーン×2

僕の名前は落羽おちば れん。今日から高校生になった。中学校の先生によると、高校生は恋愛がたくさんできるらしい。ちなみに僕は一度も恋をしたことがない。

中学の頃、とある女の子に告白されたが僕自身その子のことを恋愛として好んでいなかったため、OKしなかった。

同じクラスに可愛い子いるかな〜?とその時、誰もが見惚れる美人が横を通った。僕は勇気を振り絞り

「....おはよ〜」

「・・・」

驚いた表情は見せたものの返事は帰ってこなかった。

(あの人は先輩かな〜?もう会うことはないのか)

少し悲しい気分で教室へ向かった。

 クラスに入り、席に座るやいなや本を読んだ。僕は本を読むのが大好きだ。 これは昔から変わらない。 そのとき隣の席に誰か来た。

女子だということはわかったが、もし朝の人だったらと考えると顔が見れない。まあそんなことはないだろうと思っていたがなんとその人だったのだ。

(や、やべえ。めっっっちゃ気まずい!!!)

これはきっと彼女も同じだろう。僕は恐る恐る「よろしく...!」といってみると今度は返してくれたのだ。これ以上気まずくなるのは避けたかったらしい。

声が可愛らしく見た目は大人びたというのが第一印象だ。

その時僕は恋に落ちていたのかもしれない。

その後先生の紹介はあったものの彼女のことで頭がいっぱいで内容が全く入ってこなかった。自己紹介はなかったがクラスの雰囲気は良さそうだ。

 彼女にどうやって話しかけよう。あの子はどんなことが好きなんだろう次第にあの子を

観察する日が続いた。

ある日の夜クラスのグループラインができた。

そこで僕は彼女の名前を初めて知った。神野かみの 華凜かりん

名が体を表しているのかそれとも体が名を表しているのかどちらにしろ彼女にぴったりな名前だ。

そんなことを考えながら僕は彼女のLINEを追加しようかどうしようかとニヤニヤしていた。だが今LINEを追加しても下心のある奴と思われてしまうかもしれない。

そんなことを考えていると嫌われたくないという一心で追加するのをやめた。それでも追加したい. でも恥ずかしい。そんな事を考えているうちに目をつぶってしまった。

それもそのはず今の時間は11時、寝てしまっても仕方がない。


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