第86話 魔法剣士同士の戦い
どうも、ヌマサンです。
今回はハルがキヨと戦うことになります!
そんなキヨも魔法剣士なわけですが、魔法剣士同士の戦いがどうなるのか、見守ってもらえればと思います。
それでは、第86話「魔法剣士同士の戦い」をお楽しみください!
「ハァッ!」
私の間近ですさまじい金属音がふたつ。それはキヨさんの斬撃と、それを私がバックラーと剣で受け止めたことによるものです!
「やっぱり簡単にはいかないか……!」
キヨさんは何やら呟いておられますが、私だってそう簡単にやられるつもりはありません!というか、やられるつもり自体ありません!
そんなキヨさんのいでたちは見ていて面白いです。剣と兜、グリーブは銀色で、金色で何やら模様が描かれています。そして、鎧と篭手は真っ黒で金色の模様が描かれているのです。そんな銀と黒の装備で統一されているのが特徴的なのです。
「嬢ちゃん、考えごとをしている余裕はないぞ!」
キヨさんからの容赦ない斬撃。ですが、私は防御ではなく『回避』という形で応じました。
「おおっ、嬢ちゃん。速いな……!なぜ、今まで回避しなかったんだ?最初から避ければ良かっただろう」
「……確かにそうですね」
キヨさんのおっしゃる通り、何十回も攻撃を受ける必要はありませんでした!痛恨のミスです!
「いや、確かにって……じゃなくて、今は倒すことに集中!」
キヨさんは二刀流による圧倒的な手数で私へと斬りかかってきます。ですが、これまでの攻撃から攻撃パターンは何となく読めてきたので、それを活かして回避、回避、回避です!
「チッ、全然当たらねぇ……!これだけ速いなら、どうしてオレはアヤへの突撃に割って入れたんだ……?」
キヨさんは色々と考えているようですが、この隙に私も反撃することにします!得意の氷魔法で!
「やぁっ!」
「ぬおっ、氷魔法か!?だったら、こっちも使わせてもらおうか……!」
私が氷魔法を連射してキヨさんの体力ゲージを4分の1ほど削った頃、キヨさんから雷魔法が雨あられと撃ち込まれました。
しかも、手慣れているご様子で、随分と発動までの速度が速いです!
さすがに防御が間に合わず、一割強も体力ゲージが削られてしまったのは痛いです……!そんなキヨさんのメインの魔法は雷魔法といったところでしょうか。
「ハァッ!」
「負けません!」
雷魔法での砲撃と、氷魔法による砲撃。お互いレベル10まで極めているのは明白。
ですが、魔力量で上回る私が競り勝ち、キヨさんの体力ゲージをまたしても削ることができたのです。これはラッキーと言わざるを得ません!
「魔法で勝てないなら、剣で勝負するしかないか!」
そう言って突進してくるキヨさん。私は接近される前に氷魔法を速射しますが、掠る程度で大したダメージを与えられませんでした。
そのうえ、魔法を撃っていたことで回避も間に合わず、剣による物理攻撃が直撃してしまったのでした。
キヨさん、本当にお強いです……!ですが、何としても負けるわけにはいかないのですよ!
第86話「魔法剣士同士の戦い」はいかがでしたでしょうか?
今回はハルとキヨの戦いが繰り広げられてましたが、なかなか決着がつく気配のない感じでした。
とはいえ、そんなハルとキヨの戦いの中でのやり取りもクスッと笑えた人もいるんじゃないでしょうか……?
次回の話ではカズの方の話に移ります!
――次回「戦士同士の戦い①」
更新は明日、朝8時になりますので、お楽しみに!




