第81話 先遣隊との戦い①
どうも、ヌマサンです。
今回はハルたちが洞窟の外にいるアヤのクランと戦い始める回になります!
ハルたちがどのようにして戦っていくのか、見守っていてもらえればと思います……!
それでは、第81話「先遣隊との戦い①」をお楽しみください!
「ワカナ!大丈夫か!?」
「……カズ兄?今のところは大丈夫。そもそも大した敵じゃないし、私が一撃で盗賊を仕留めたから、ビビって近づいて来ない」
カズさんがワカナちゃんと合流したのに続いて、私とユーカさん、テツさん、ルビアちゃんも無事に合流しました。
「……みんな、岩陰に隠れて!」
ワカナちゃんの声に弾かれるように、全員近くの岩陰に隠れます!すると、洞窟の外から一本の矢と火球がひとつ、撃ち込まれてきたのです!
「……洞窟には近づいて来ないけど、攻撃して来ないわけじゃない」
ワカナちゃんのおっしゃる通り、その後も相次いで魔法での遠距離攻撃が仕掛けられました。
魔法は私たちが隠れている岩に命中したり、洞窟の外壁に命中したりといった具合にいろんな場所に命中しています。
「ハル、ここを突破するぞ。このまま洞窟に立て籠もっていても、アヤのクランの本隊とかがくればそれこそ逃げられなくなる!」
カズさんのおっしゃる通りです。みなさんにもどうするか意見を求めましたが、カズさんと同意見でした。
そんなわけで、一気に外へと打って出る作戦に決定しました!
ワカナちゃんが岩陰から飛び出して、盾使い2人へと雷魔法を放たれました!
レベルマックスの雷魔法による大爆発。これはスゴイです……!
「行くぞ、ハル!ユーカ!」
「はい!」
「分かっている!」
私はカズさんに続いて洞窟の外へ。もちろん、ユーカさんも一緒です!
ワカナちゃんは素早く動き回りながら、盾ではガードできない側面へと回り込んでいかれます。ルビアちゃんとテツさんは洞窟の中に姿を隠したまま、後方支援に回っていただいています!
「敵が来ている!迎え撃つぞ!問答無用のキルで構わない!」
「「「おう!」」」
盾の後ろから、飛び出してくる影が3つ。私たちから見て右から槍使い、左からは戦士。そして、盾を乗り越えるように武闘家の方が現れました。
「槍使いは私が相手をする!」
そう言って、槍使いの方と交戦し始めるユーカさん。そして、戦士の方とはカズさんが戦っておられました。カズさんの大剣と相手のお方の片手剣が激しく火花を散らしています。
私はその横を抜けて、武闘家の方と戦うことになる……かと思ったのですが。
「……“サンダーボルト”!」
ワカナちゃんが放った、雷魔法レベル10で習得できる最大火力の魔法一発であっさり倒されてしまわれました。
「ハルお姉ちゃん!飛び越えて!」
「はいなのです!」
私は目の前の大盾を思いっきりジャンプして飛び越えます。すると、その後ろで炎魔法が炸裂していました。
もしかすると、テツさんの援護かもしれません。さきほど、洞窟の中で魔法を放つアイテムを整理していたおられましたし。
……ともあれ、私の前には弓使いと魔法使い。そして、呪術師のケースケさんがおられたのでした。
第81話「先遣隊との戦い①」はいかがでしたでしょうか?
今回はハルがケースケの前にたどり着くところまでになります。
ユーカもカズも他の前衛タイプのプレイヤーと交戦中とはいえ、ハルのほかにはワカナや、テツ、ルビアがサポートしてくれているので、優勢な流れに。
そんなハルたちの戦いがどんな展開を迎えるのか、今から楽しみにしていてください!
――次回「先遣隊との戦い②」
更新は明日、朝8時になりますので、お楽しみに!




